2014年09月26日

コスモスのやうな ……


 嘗て9月26日に ――


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 旧年茶緒パパが、コスモスの花叢を見つけて撮りました。
コスモスは、初代の MIX WAN 『 麗生 』 のイメージ。
優しくさやさやと、風に従い儚げに揺れる …… ような。
脆弱ながらも懸命に生き、そして深く愛された一生。



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   コスモスのやうな犬よと偲びけり          かいう

   亡き犬をコスモスの野に放ちたき

   コスモスや砂の足あと失せ易し



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posted by 美緒ママ at 00:29| Comment(0) | ペット | 更新情報をチェックする

2013年01月25日

『 麗生 』 の日 2013


 予報通りの晴天で明るい陽は射したものの、朝から冷たい強風 !
干したばかりの洗濯物が飛んで、慌てて引っ込める始末となりました。

 十六年前の今朝は、確か小雪ちらつく厳しい寒波。
我が家の初代ムク犬 MIX 『 麗生 ( れお ) 』 が旅立った日です。
その日は傍らに妹分 = ビアディーの 『 美緒 』 が控えていました。


 今は三代目 = 『 茶緒 』 が家族に居ります。
この茶緒は意図せずして、毛色も佇まいも何やら “ 麗生の生まれ変わり ” のごとく似た
雰囲気になって来ました。
春に十三歳を迎えますが、元々弱かった後ろ脚の筋肉がトシのため衰え、蹴り上がる
動作に支障を来しています。
なので階段の上りや、框や車への飛び乗りは見守りが必要。
そのせいか、以前冬には必ず潜り込んで来たベッドへ、入って来ません。

 それが数日前、寒かったのか、珍しく 「 入れて〜 」 と、寝ている茶緒パパにすり
寄って来たのです。
「 いいよ、お入り 」 と布団を捲ると、今度は何故か私の方に来ます。
大抵そうなのです。入る時は私の側から。
で、その晩は手を借りつつ何とか自力で上がり、いつものようにママの枕を半分 ( 以上 ? )
占領して一緒に寝ていました。
暫くして暖まって喉が渇くと、水を飲みに自分で降りて行きます。
 また昨晩も 「 入れて 」 と来ましたが、今度は自分で蹴り上がれません。きっと怖い
気がするのでしょう。
可哀想なので抱き上げてやりました。
するとやはり私の枕で頭をくっつけ暫く寝てから、降りたがったので、また抱き下ろす
羽目に。
跳び降りるのは、確かに以前から躊躇いがちだったし、怪我 …… まして骨折でもされては
却って大ごとになります。

 “ 麗生の身代わり ” のようなコであっても、似た運命は辿って欲しくない …… それは
看取る側のエゴかもしれません。
が、嘗て何年か寝たきりになった麗生のように “ 歩けない・食べられない身の上 ” を、
犬という “ 動物 ” に味わわせたくないのです。
一度でも “ 寝たきりの動物 ” を看た体験者なら、共感されるでしょう。


 麗生の熟年を迎えて初めて、 “ 脚の立たなくなった犬 ” というのを知った思い。
それでも慕い甘えて来る眼差しは、他の誰でもない麗生だったのです。
「 たとえ障害を得ても、それがそのコの個性として受け止めてあげましょう 」 とゆー
考え方を、身を持って体験した日々でした。
本当に数多くの事を学んだ “ 麗生との暮らし ” だった、と毎年懐かしく思い出すこの
季節です。


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posted by 美緒ママ at 21:33| Comment(0) | ペット | 更新情報をチェックする

2012年01月25日

1月25日 『 麗生 』 の日


 美緒ママの “ お宝 ” のひとつに、ターコイズとシルバーで出来たロケット・ペンダントが
あります。
もとよりロケットですから、大切な写真を納めたタリズマン ( 御守り ) のようなもの。

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 中の写真は我が家の二代目 “ お嬢ワン ” = 初代ビアディーの 『 美緒ねぇちゃん 』 。
それから、言うまでもなく元祖 “ お嬢ワン ” = Mix の 『 麗生 ( れお ) 大ねぇさま 』
です。
今日1月25日は、15年前9歳で旅立った麗生の、祥月命日なのです。

 そもそも麗生の素性は野良仔犬。
母犬にはぐれたか捨てられたか …… “ 浮浪児 ” しているところを茶緒パパの叔母さんに拾われ、
誠に数奇なシンデレラ・ストーリーが始まりました。
 彼女こそ、まさしく “ 可愛らしさが身を助けた ” 典型かもしれません !
生まれは知れぬながら、獣医師の推測によると 「 おそらくテリアの雑種でしょう 」 。
洋犬然とした淡ベージュのムク毛に、テリアらしい黒い大きな眼 ―― まるでぬいぐるみの愛らしさ。
ひと頃流行った映画の主役犬 『 ベンジー 』 に、とても良く似ていました。

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 斯くてまずは外飼いのペットへ出世した彼女、二歳の時縁あって、我が家の “ お座敷犬 ”
として暮らすことになります。
その経緯も、彼女の人目を引く愛らしさと、あたかも意志を持って訴えかけるような “ 眼ぢから ”
のなせるワザ ?
その眼差しは、 「 どうか私を引き取って ! 」と私たちに縋っているようでした。

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 ところが、いきなり “ 飼い主初心者 ” となった我ら一家には、決して飼いやすい犬では
なかったのです。
幼時の “ 浮浪児体験 ” からか、自ら心を許す相手以外には懐かぬ、臆病な小心者。
 さらに、そんな神経の細さが災いしたのか ? …… ひどく病弱でした。
故に全面的に養育を引き受けた私たち ( = 養父母 ) は、新米飼い主が想像を絶するバブリー
な医者代と、“ 犬学 ” 習得への知力・体力を費やす羽目となりました ( 苦笑 ) 。

 けれど実際、麗生はそうしたデメリットの全てと引きかえても、この上なく大切な存在者でした。
そしてかの美しき生き物をお世話するべく天から選ばれた我が家 ? ―― その誇らしさ !!

 多病と繊細な神経を抱えながらも、なお健気に生きようとする命。それを引き受けたことで、
私たち夫婦は、彼女無しでは決してかなわぬ多くの実践と、共に精神性を学びました。
あるいは自ず定められた成り行きだったのかもしれませんが …… 初めての “ 愛犬 ” と過ごした
時間は私にとって、最も豊かで贅沢だった気がします。

 約7年の長からぬ共同生活中、半分を闘病・入退院・手術・寝たきり …… と、犬らしい活発な
時間を失った麗生。
可愛さや美しさとは裏腹な有りようを思うにつけ、 「 あとどれ程この病身が持ってくれるのか ? 」
と案ぜられる反面、 「 いったいいつまでこんな辛い姿を耐えねばならないのか ? 」 と不憫さも
つのり ( 涙 ) 。

 1997年1月25日、強い寒波が見舞った小雪の朝、私の目の前で麗生は 「 もういいわ 」
というように眠りにつきました。
「 そうだね、もういいよね 」 と私は応え、彼女を引き止めようとは思いませんでした。



 この先私のような人間が取り柄も無く、何ひとつ成し遂げられず終わるとしても …… 。
麗生のことに試行錯誤しながら向き合い、正直な心を尽くし、養い親として全うに見送った事実
―― それだけは唯一の自負と言えましょう。

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 なお、麗生への “ ムク犬 Love ” がこうじて迎えたビアデッド・コリーの美緒 ( 左 ) 。
もしも麗生とのご縁が無ければ、私達は美緒や今の茶緒とも出会うことが無かったに違いあり
ません …… 。




posted by 美緒ママ at 13:20| Comment(0) | ペット | 更新情報をチェックする