2016年10月04日

先月の俳句学習 9 月第四週 & 俳書買う 2016


 早や十月に入ってしまいました。
だのに、今日は猛暑 !!
颱風も怪しいし …… 何なんでしょ !?


 さて、去る 9 月 27 日 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室、 “ 2016 年四月期 ”
最終の講座でした。
凡そ一年半の学習の集大成です …… って大袈裟過ぎ !?

 だって実質、結果は “ All 撃沈 ” だった〜 ( ガーン ! ) 。
最近また 「 掴め 」 なくなってる ( 汗 ) 。
あ、そもそも 「 掴め 」 てるとは思ってないけどね、恒常的に。
でも、時にホンネがヒットしたりするから、 「 通じた〜ッ ♪ 」 って実感があった。
 それが近頃ハズれる。 理由が見えない !
まァ、続ける内にそーゆー時期も来るのかな ? …… と 。 


 因みに一句目、



   手加減の欲しき秋暑や円応寺          かいう



 秋暑く “ 灼ける ” 感を、 『 閻魔大王 』 の地獄感に重ねたかったのが …… 。
北鎌倉 『 円応寺 』 の知名度、意外と無かったらしい ( 汗 ) 。
鎌倉エリア限定の独り善がりになってしもうた〜 ? ( 爆 ) 。
 また上五の言い方も、 “ 当然のハナシ ” になってる …… って ?
いゃはゃ !


 次、二句目、



   深爪のしみをることよ茗荷の子          かいう



 「 ── ことよ 」 のフレーズが長過ぎ、字数の無駄遣い ! と苦言。
そーかァ …… フレーズって一つ決まると動かせなくなるからなぁ。
もうソコから見直さぬば !


 また、ホンネを言いたくてコケた三句目は …… 直すことが出来ないので、そのまま封印する
ことにしました。
いつか日の目を見ることもあろう ( 笑 ) 。



 さてそんな先月末でしたが、ギリギリで 『 角川俳句 雑詠 』 投句、及び 『 角川全国
俳句大賞 』 応募を済ませました。
雑詠投句は、ビギナーズ・ラックだった当初ンヶ月以降全く空振りで、 『 大賞 』 も一度
予選をカスった程度だけれど。
執念深く、 “ 参加することに意味がある ! ” って食い下がってます ( 苦笑 ) 。 


 しかしこうして ( 何かの手違いから ? ) 俳句の世界に迷い込み、分不相応なご縁に与った
と思う折は少なからず。
部外者であったらまず辿り着けなかったであろう、俳句の名品にまみえた ── その果報を痛感
するのです !!!

 最新に入手した俳書 = 句集 『 飯能笹 』 。
著者 『 内沼源治 』 氏は、このブログでも幾度か取り上げた名結社 『 鶴 』 の、同人として
活躍された方です。
経歴の詳細は存じ上げませんが、同結社創設主宰の 『 石田波郷 』 先生に続く 『 石塚友二 』
〜 『 星野麦丘人 』 両先生時代を通じて研鑽され、二編の句集を上梓。
その後惜しくも他界されていますが、今夏偶然接した第二句集から、目が離せなくなりました !


 こちら ↓↓↓ 予々 『 鶴 』 繋がりで初めて接した ……



   狐火に遭ひたる顔を洗ひけり          源治



何とも不思議な句です。 狐火 ” とゆーこの世ならざる存在、非現実を、 洗顔 ” なる
あまりに卑近な日常に繋げてゆく。
化かされているのか ? と冷たい水で目を覚まさんとしたか。


 この最巻末に配された一句から遡るように、また巻頭からも、と幾度も読み返しました。
するとそこに漂うのは、氏が長年薫陶を受けた恩師 『 麦丘人 』 先生、そして先輩として兄事
されたかもしれぬ 『 今井杏太郎 』 先生の詩情 !
拙きわたくしメも敬愛す両先生が、あたかもそこに居られるかのようで …… 。
堪りません、切ないです〜〜 ( うるッ ) 。
さすが 『 鶴 』 の名手、源治さん、素晴らしい〜 ☆☆



   凧あげの子に初空の石舞台          源治



 『 明日香村 』 旅吟と思われるこの2頁目の句が印象的で、さらに次々展開される無造作・
融通無碍な詩世界。
惹かれた句はあんまり多過ぎて挙げきれないのですが …… 



   首塚の入鹿に餅の供へあり

   貨車駅の飯当番が芹摘みに

   片栗や日の斑ちらばる雑木山

   利休忌や赤の極限黒椿

   魚の氷に上がるを待つや尾白鷲

   地吹雪の浜にかたむく捨番屋

   落葉松に日はありながら春の雪

   昨日から雨と決まりし朝寝かな

   茅花野に狸の夜径ありにけり

   入院を隠しおほせず沙羅の花

   天道虫騙しと言はれ飛びにけり

   大那智の御神体より滝こだま

   あきかぜや草薙丸は川の船

   戸沢藩船番所あと草の花

   海牛を海へ帰して夏をはる

   数え日やおよそ数へに鴨二十

   友二忌の風花少しありにけり

   山畑へ矮鶏の遠出や霜日和

   三つにて嬉しくなりぬ蕗の薹

   墓山へ飛んで片栗咲きにけり

   滝の水飲んで涼しくなりにけり

   産土の鴉が啼いて御慶かな

   川船に眠ってをりぬ鴨二三

   乃木坂に男の咳をこぼしけり

   西行のもどりし橋を恋の猫

   集卵の籠に菜の花摘まれけり

   伽羅蕗や中乗さんは木曽の酒

   子狐の跳んで見せたる花野かな

   畳屋に藁の荷が入る師走かな



 どんどんと止められずに読み続け、これもあれもと魅せられていく癒やしの詩。
終盤詩ごころは益々極まり、遂に最終頁の、



   煤逃の駆け落ちまでは行かざりし

   炬燵寝に勿怪の雨の六日かな


そうして巻末、

   狐火に遭ひたる顔を洗ひけり


……… に至るのであります。

 嗚呼、本当に俳句に接していて良かった ♪♪
この極上の出会いに、感謝 !!!




posted by 美緒ママ at 14:51| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年09月26日

今月の俳句学習  通信添削 & 9 月第二週


 荒れ続きだった秋彼岸が明けました。

 今日は俳句学習レポ、今月 = 9 月前編参ります。
まずは先月応募した 『 角川俳句 』 スペシャル企画、結果が返送されて来て。
一回限定の通信添削指導です。
以前は恒常的な企画で、楽しみに勉強させて貰ってました。
それが終了になって久々に、 8 月号限定で募集されたから嬉しくて参加したんです。
 この企画、添削講師の先生を選べない …… ってところがチャレンジング !
担当の先生お二人の内、どちらが見て下さるかな ? …… と。

 結果、 『 若井新一 』 先生でした。 結社 『 狩 』 の同人でいらっしゃいます。
わァ、初接点 …… しかも好感触 ?
「 かなり良いセンスをしています 」 と、のっけにコメントいただきましたッ ☆☆

 ええッ ? マジか〜〜 !? ウソみたいッ ( はぁと ) 。
いゃ、 「 なるべく褒めとくんだろ ? 貶すと読者減るから 」 って、茶緒パパに
言われちゃった ( 苦笑 ) 。
まァね、 『 角川 』 さん、 読者を “ 褒めて育てる ” 商法 ? …… ハハハ。

 けど、取り敢えず能天気に喜ばせて貰っときまーす ♪♪♪


 投句二句の内、 “ 優 ” が一句、



   いくさなき世は無し苧殻重ねをり          かいう



 背景として、 「 いくさ 」 に戦争のみならずオリンピックの ( 今や国家の見栄やエゴに
侵食された ) 闘争をも含め、それらから永劫解放されぬのが人間の定めとしたところ、
面白い感覚と受け止めていただきました。
そして季語 = 「 苧殻 」 の選択の、 不即不離 ” 感もお褒め下さって。
はァ〜良かった、ハナシ通じて ♪

 ちなみに、プチ手直し句は、



   戦さなき世の無し苧殻重ねたる



 …… でした。 ありがとうございます !


 また、 “ 良 ” の方は ……



   みほとけの足裏拝す蓮の午          かいう



 こちらへは、 「 上五〜中七の流れは良いが、季語が如何か ? 」 と。
ちょっと情報過多気味 ! ── とご指摘をいただきました。
んんん …… やはり 言い過ぎ ” てますかね〜 ( 汗 ) 。
「 俳句は目前のスケッチをせよ !! 」 って ── 欠点治らないなァ ( 泣 ) 。
しかし学習させていただき、大感謝です〜 ☆




 一方、恒例の 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室。

 第二週、 9 月 13 日。
前回からの日にちが割とあるから、 「 沢山沢山作って、コレというのを出して下さいね〜 」
と志田千惠先生に発破かけられてたのに !
結果はかなり …… 散々だったかも ( 大汗 ) 。
三句投句中、及第句も無くて ( …… トホホ ) 。



   コスモスや副住職に嫁の来し          かいう



 「 住職でなく副住職の嫁取りである必然性は ? コスモスは何を表す ? ── 副住職 ? 」
…… へ ? まさか、それはナイだろ〜 ? 勿論迎えたお嫁さまですよ !
加えてお寺のイメージ。秋草の揺れるささやかで、親しみある里寺を感じて欲しいから。
そのための 「 コスモス 」 !
この場合、敢えて 「 秋桜 」 をやめたんです。 そのチョイスに 「 ?? 」 であるならば
感覚のズレ、と言うしか ……… ( ため息 ) 。

 また二句目は、



   八朔や茶漬けを啜る根来椀          かいう



 『 根来椀 』 はこの句の眼目だったのに …… 「 通じないのでは ? 」 、と千惠先生・
加藤静夫先生共々、ご指摘ありました。
え、えぇ〜 ? そーなの !?
フツーに知られたアイテムだと信じてたんですよォ、 『 根来塗 』 ( ガク〜 ) 。
そもそも、漆器が各地の名産へと広まる元祖なのにね …… 昔 『 高野山 金剛峯寺 』 様から
袂をわかった新義真言宗の 『 根来寺 ( = 一乗山大傳法院根來寺 ) 』 様にて、寺僧が
什器として作り始めたと伝わりますから。

 …… あ、閑話休題、そーゆー来歴はまぁ兎も角、野趣溢れる器ですもの、 「 啜る 」 感覚
変じゃないよね ?
豪快に啜ってもかっ込んでも、違和感あるとは思えなくて。 殊に俳句だし。
はァ〜、また感覚のズレ ? わっからーん !! 


 そして、三句目、


 
   いちじくのたわわに家人豊満に          かいう



 しょっぱな 「 家人 」 の解釈から躓いた。
その語は自宅 or 他所さま共に主婦・女主人等、主人以外の住人を意味するのでは ?
間違ってるかな ?
…… それじゃ 「 妻 」 とか 「 妻女 」 、でなきゃいっそのこと 「 ワイフ 」 とでも
言い換えますか ?

 そうして、他所の垣のいちじくの枝が熟した実をぶらぶら下げていて、何か気恥ずかしさ
みたいなモノを覚えたこと。
ましてそこの主婦がグラマラスであったりしたら、忽ち善からぬ妄想 ? 善からぬ衝動 ?
いちじくの無骨な樹形と裏腹に、妙に甘ったるい乳のような樹液もまた、むずむず本能を
ざわつかす。
青臭い思春期の、見てはいけなかったタブー …… を連想しちゃうのはアタシだけ !?



 直感、感覚、共感性 ── そこに難あるご指摘ばかり。
どうしても、一番修正の難しいポイントに問題アリ …… かも。
俳句学習の道は遠し !!!




posted by 美緒ママ at 23:44| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年09月01日

先月の俳句学習  8 月第二週 ・ 第四週


 繰り返し颱風に翻弄された八月が過ぎ、早や九月に入りました。
九月と聞いてホッと出来る程、暑さは去ってくれないでしょうが。
まァ …… 疲労と忍耐の季節が 一応 ” 終息に向かうのだ、と思えばせめても救いかな。
思春期以降 夏 ” を殆ど楽しまなかったタチだから、 秋 ( 滅びの季節 ) ” への
落差 = 凋落感にも格別苛まれないし。

 颱風の兆しも絶えないけれど、とにかく被災地の少しでも早い復旧を念ずるのみ。



 その 八 〜 九 月、 ハミダシ ” 俳句学習者 = かいうにとって一番忙しい時期かも。
月二の 『 ランドマーク教室 』 & 月イチの 『 角川俳句 』 誌雑詠投句のルーティンに加え、
駄目モトな 『 俳句大賞 』 へのチャレンジ。
加えて 『 角川俳句 』 の先月号には、ナンと一回こっきりの 『 添削指導 』 の特典付き〜 !
一昨年購読を始めた時期から、楽しく学ばせて貰った企画でした。
が、それが残念にも終了して久しく、今月のスペシャル版は 「 待ってました !! 」 な登場です。
いつまでも初歩を脱しないダメダメ学習者には、ずいぶんと励みになります。 感謝感謝〜 ☆
出来ればまた、定期コーナーにお願〜い ♪



 それでは恒例の 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室レポ ……

第二週目 8 月 9 日 ( 火 )
《 型・その 3 》
「 上五〜中七 」 + 「 下五 ( 〜かな ) 」

 最近の不調続きに漏れず、及第は一句のみ ( 泣 ) 。



   蓮池の弁天堂の美僧かな          かいう



 「 蓮池 」 に 「 弁天堂 」 なんちゅーベタな背景じゃどーもなぁ …… と思わせといて、
架空の 「 美僧 」 を配したポイント ── そこを褒められました。
虚構がバーチャル・リアリティーな詩世界へ導く、俳句の要素を偶然実現しちゃった !?
ラッキ〜〜☆☆

 しかーし、またも他の ボツ ” 二句との落差を言われましたねぇ ( …… ガク ) 。




 さて続いて、

第四回目 8 月 23 日 ( 火 )
《 型・その 4 》 応用編
「 上五〜中七 」 + 「 下五 ( 〜をり、なり、たり ) 」

 この回は実はさらに不調で、提出三句ともモノ言いが付いちゃいました〜 ( 泣 ) 。
一句は、常套的な単語を無自覚に使っていたこと。
もう一句は、伝わりづらい独断的な配合と表現 ! ( ハァ〜、ヤバいな )
三句目は 感情を伝える ” ことは出来たけど、やはり単語の使い方のマチガイ ?



   野良猫の秋のややこに鳴かれをり           かいう



 「 猫に ややこ ” は使わないでしょう ? 」 と 『 志田千惠 』 先生のご指摘。
『 加藤静夫 』 先生も頷かれました。
あーッ、そーなのか !? 認識を改めるのはありがたいコト。
心象 ” は伝えられそうだから、捨てずに工夫してみたい句ではあります。


 とまァ、依然初歩を抜け出せないわたくしメでしたッ !!




posted by 美緒ママ at 14:49| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年08月23日

『 俳句大賞 』 シーズン


 今日は二十四節気の 『 処暑 』 ── 毎度 「 ウッソォー ? 」 な暑さ。
そして今年もやって参りましたか、このシーズン …… 。
やって来た ” にも程があるぞ、 颱風 ” !!
一つ来て、それが異例の北海道直撃 …… 更に来て、北海道上陸 ?
続けて関東地方上陸〜東北地方総ナメの、東海海上をも西行 ?
ナンなんだ、このラ〜ッシュ !??
 幸い別条無かったウチの辺でしたが …… 被災の皆様、心よりお見舞申し上げます。
どうか一日も早い復旧を !!



 そんな折恐縮ながら、今どきは俳句界の 『 大賞 』 シーズンでもあります。
あ、もちろんアタクシ、 “ 受賞 ” にゃ無縁ですけれど ( 苦笑 ) 。

 現在受講中の 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室では、結社 『 鷹 』 で恒例になって
いるらしき 『 毎日俳句大賞 』 への参加を奨励しておられます。
( 主宰の 『 小川軽舟 』 先生が選者の一人故 ? ) 。
 かいう個人的にはずっと前に関わりがあって、毎年応募用紙が送られて来てました。
それを長いこと放っていて、昨年挑戦を再開したのです。
 締切は 8 月 26 日で、 “ 自由題部門 ” と “ 題詠部門 ( 今年のテーマは 『 大地の
俳句 』 ) ” 。
投句数は自由です。

 またもうひとつ、毎月購読中の誼 …… でもないけど ( 笑 ) 、 『 角川俳句 』 社主催の
『 角川全国俳句大賞 』 にも、昨年応募を始めました。
締切は 9 月 30 日。
“ 自由題部門 ” へ 2 句 & “ 題詠部門 ( テーマは 『 生 』 ) ” 1 句でひと組。

 忘れないよう、心掛けましょう。
昨年は奇しくも一句のみが、 『 角川 ……… 』 の予選通過を果たしたような ♪




   夏の詩をキャラメル箱の裏にかな          かいう



一応記念として、覚えておきます。

 果たして今年は ?
── 何れにせよ、出さなきゃ始まりません。
参加するコトに意義あり、でしょう ( オリンピック精神だァ〜 ) 。
精進いたしまする〜〜 ☆☆☆




posted by 美緒ママ at 10:15| Comment(2) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年08月15日

先月の俳句学習  7 月第二週 ・ 第四週


 8 月ももう半ば。
早くしないと月が終わってしまいそうなので、先月の纏めを急ぎます。
『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室、 7 月の首尾 ――


第二週目 7 月 12 日 ( 火 )

《 型・その 4 》
「 上五〜中七 」 + 「 下五 ( 〜切れ字・けり ) 」
一物 or 取り合わせ、どちらでも可。


 いつものように、結社 『 鷹 』 同人 『 志田千惠 』 先生と 『 加藤静夫 』先生の
選評をいただきます。

 この回の成績は、 〇 △ ✕ の全部網羅 !
良い方から挙げると、



   曖昧屋日盛りに嬰泣かせけり          かいう



 旧体験をフィクションに乗っけてみました ( 笑 ) 。
ちょっと妖しげな空気を感知して貰えれば成功〜 ♪♪
静夫先生は面白がっておわかり下さったようです。ビンゴ〜ッ !!
 千恵先生は暑さの温度感に 〇 を下さいましたが、 “ 曖昧屋 ” とゆードラマ仕立に評価が
分かれる ? とのご指摘でした。

 続いて少し手直しにて 〇 なのが、



   どしゃぶりの今宵の硯洗ひけり          かいう



季節感は納得出来る、と千惠先生。
一応 ☓ ではないのだが、措辞がいまひとつ惜しい ?

 で、添削例 ↓↓↓


   どしゃぶりの今宵硯を洗ひけり 


とゆーことでした。
ほぉ〜 ? 微妙ですねッ !
この差に気付くべく、以後良く留意いたしましょう。


 なお “ ボツ句 ” は、



   夜の秋寂庵にバーありにけり          かいう



私的には好きな句でしたが、実感と具体的な景の無さにダメ出しでした〜 ( 泣 ) 。
自分で納得して酔っていても、独りよがりじゃ俳句にならんのだ !!



 続いて第四週目 7 月 23 日 ( 火 )

《 型・その 4 》 続き
「 上五〜中七 」 + 「 下五 ( 〜けり ) 」
一物の形で。

 この回の首尾は、 All △ でしたね。



   住職の上布の肩の痩せにけり          かいう



テーマはよろしいが、下五の “ けり ” が似合わない、と。

添削例 ↓↓↓


   住職の上布の肩の痩せをりぬ



 また、



   青ざめしゆふぐれに蝉生まれけり          かいう



 実景ではあるのですが、 “ 蝉の羽化 “ が朝のものである、とご指摘を受けました。
へぇぇ ? そーゆー限定されているンでしょうか ? …… 疑問 !


 さてお仕舞いに、 並列 ” の工夫を試みまして、



   ゴム長と胡瓜の午と打ち寄せぬ          かいう



  ゴム長 ” に妙な面白みはあるが、 打ち寄せぬ ” とゆー措辞が “ 海辺・川辺 ” を
しっかり想像させ得るか ? が問題とか。
う〜ん、そーかなァ。
じゃ、それ以外の何処に “ 打ち寄せ ” るんだろ〜か ?
ハハハ、難しいなー、俳句 !


 ビールでも飲んで、残暑にメゲず精進あるのみ …… 。




         P9260081.JPG





posted by 美緒ママ at 06:40| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年07月29日

先月の俳句学習  6 月第二週 ・ 第四週


 『 大暑 』 が過ぎ、時ならぬ冷えと猛暑を繰り返しつつ、漸く梅雨明けです。
辛うじて七月中に間に合ったーッ !!
八月になだれ込んだら、ショックだものね〜 。


 さて今日は、 『 角川 俳句 』 七月号の雑詠投句を済ませました。
けっこー 「 滑り込みセーフ ! 」 だったァ〜 。
尤も、ずっと “ ボツ ” 続きだけどさ ( 苦笑 ) 。
ともあれ “ 参加するコト ” に意義あり …… って、オリンピックか〜ぃッ !?

 あ、閑話休題 …… 。
それでは、六月分 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室の結果をおさらい。


6 月第二週、 6 月 14 日 ( 火 )

 《 型 ・ その2 》 応用編。
「 上五 〜 中七 〜 “ や ” 以外で切る 」 + 「 下五 ( 季語 ) 」

 お約束の出句三句に、 『 加藤静夫 』 『 志田千惠 』 両先生の評をいただきます。
で、今回は完璧な及第が無かった …… ( グスン ) 。
手直し有りがニ句、それと承知の上で冒険した ( 結果的にボツ ) 句。


 まず一句目、



   借景に野暮な鉄塔南風吹く          かいう



 これは中七の “ 野暮な ” に物言いがついてしまった〜 !
「 川柳の域に入るかどうか、問題になります 」 と千惠先生のご意見です。
…… キャ〜、ギリ手前で踏みとどまったつもりなんですがね〜 ( 焦々 ) 。
結論は 「 選者の好みによりますが 」 と静夫先生。
ま〜その辺が、俳句ですかね。


 もう一句は、



   大寺の庭師慇懃苔の花          かいう



同じく中七 ―― “ 慇懃 ” という語が問題。 抽象的だし、俳句向きでない。
代わりにもっと具体的な景を描写せよ、とのご指導。
なるほど、勉強させていただきました〜。
依然一進一退な “ 俳句学習 ” でございます !!



 さらに続く、

第四週目、 6 月 28 日 ( 火 )

 《 型 ・ その2 》 応用編 その 2 .
「 上五 〜 中七 ( 季語を入れ、切る ) 」 + 「 下五 」

 一段と訂正ばかりの、不首尾でして …… ( 大汗 ) 。


 一句目、



   風の道涼しき刻をカルヴァドス          かいう



 半下戸なクセに、 “ イける ” クチを演じてみました ( 笑 ) 。
取りあえず心情は、静夫先生に通じたようでラッキ〜〜 ☆
けれど一般的に、 “ カルヴァドス ” の特殊性が引っ掛かって来るのではないか、との警鐘。
気付くと固有名詞に頼っちゃってるクセ、やっぱイカんですねぇ …… ( 汗 ) 。


 二句目、



   花菖蒲見にゆく雨や葛飾区          かいう



 こちら 「 上五 〜 中七 」 のフレーズは OK ♪
ただし 「 下五 」 で観光課のキャッチコピー化してしまい、☓ 。
…… って、葛飾区にはマジ憧れてるんですよ〜、静夫先生のお膝元だし ( 笑 ) 。
今年実際行った菖蒲園が、知られてないトコだったから〜。

 うん、来年はきっと、 『 堀切菖蒲園 』 に行ってみせるぞーッ ♪♪

 え ? …… また固有名詞か !!
アッチャー、懲りないアタシだ〜〜。
よくよく精進いたしまする …… ( 土下座 ) 。




posted by 美緒ママ at 23:48| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年06月30日

先月の俳句学習  5 月第二週 ・ 第四週


 去る日曜日、遂に我慢大会に負け、今年の クーラー始め ” となりました。
それと 冷素麺始め ” でもあり …… 。
すっかり夏モードですかね〜 ?


 さて 『 ランドマーク・プラザ俳句教室 』 、またも今月分が済んでしまってから、
漸く前月のおさらいです。

 第二週目 5 月 10 日 ( 火 )
《 型・その 1 》 応用編
「 上五 ( 季語・ “ や ” 以外で切る ) 」 + 「 中七〜下五 ( 季語意外のことを言う ) 」
を勉強しました。

 いつも通り、出句 3 句中 2 句は必ず 《 型 》 にて、他 1 句は自由で可。


 まず 1 句、



   射干 ( しゃが ) に雨本郷の菓子届きけり          かいう



 は、まず植物 『 シャガ 』 を 『 著莪 』 にしないと、同表記の 『 ヒオオギ 』と
紛らわしい旨、志田千惠先生のご指摘でした。
また “ 本郷の菓子 ” は今ひとつ 「 どんな菓子か ? 」 見えて来ない欠点がある、と。
あッ、 『 本郷 』 という固有名詞のイメージに、頼ってしまったせいですね ( 大汗 ) 。
とかく自分の空想に満足してしまうのが、要注意 !
更にもう 1 句も、残念ながら単語の雰囲気に頼ってしまった失敗かもしれない。


 でも 《 型 》 以外の 1 句、



   駅前のカフェの定席燕来る



 には、「 軽い感じだがわかりやすい 」 と静夫先生の及第をいただいて、ラッキー ♪♪♪




 では続いて ……

 第四週目  5 月 24 日 ( 火 )
《 型・その 2 》 に入ります。
「 上五〜中七 ( “ や ” で切る ) 」 + 「 下五 ( 季語・用言止め可 ) 」



   葛切の根岸岡埜や媾曳す          かいう



 前回の 「 菓子 ” の具体的な姿が見えない 」 という欠点を省みて、絶対的な具体像を
アピールしてみました。
ちょっとイロっぽく ( 笑 ) …… けど 葛切 ” なんで、どこそこはにかみめな感じに
甘味処を利かせて。 でも、それからはどーすンでしょ ? ―― みたいな。
はぃ、 静夫先生テイスト ” ですよね ?
殊更ネラったわけじゃないけど、先生、シチュの把握はどんピシャでしたよ〜 ♪

 ただし 2 句目、



   袖口に眼鏡拭ふや鑑真忌



 こちらは 「 下五の季語が重過ぎて、上のフレーズのさり気ない良さを殺いでしまった 」
との志田千惠先生のご注意。
はぁ …… 拭ふ ” の一語から、つい 『 芭蕉 』 師匠の 「 御目のしずく拭はばや 」 へと
連想の飛んでしまった恨みでしょうか ?
句全体の音感 ( しらべ ) は決して悪くない、と思うのですけど …… 難しい ( 汗 ) 。

 また 3 句目、



   増上寺末寺なりしよあふひ咲く



 こちらについては、 お寺ネタ ” の常套的な失敗とのこと。
季語も、『 あふひ ( 葵 ) 』 だろうと他の花だろうと動くのではないか ? と。
 しかし …… その部分で私的には 「 増上寺 → 徳川家 → 葵の御紋 」 とゆー図式が
瞬時に浮かんでしまった !!
併せて 『 葵 』 の持つ野趣が、実質大きからぬ 末寺 ” の非都会性へ連想を広げた
結果でした。
…… ってコトは、要するに 理屈 ” で成立した証拠 ?
嗚呼、ソコか !? …… で、取り下げ〜〜 ( 泣 ) 。

 と、依然一進一退な結果であります。




 それでもこの日は、待ちわびたサプライズがあって !
五月のはじめ出版された句集 『 中略 』 ―― 待望の静夫先生 第二作。


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皆様へ献呈された後と思いますが、教室受講者にもご贈呈賜ったのです。
Oh〜,感激 ♪♪♪
だって、当然身銭切って頂戴せねば ! と弁えてましたから。

 しかもしかも、全員分サインまで頂戴しちゃって〜 ☆


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       雅印つき〜〜 ☆☆



 静夫先生、ありがとうございます !! ( 礼ッ )
速攻一読すれば、期待を裏切らぬクオリティー ☆☆☆
( 詳報は後日へ譲ることにいたしまして )
ファンならばこそ、ひと際しっかり学習させていただかねば …… 。
課題重くはありますが、兎に角ゼータクないただきものをしたのでした ( はぁと ) 。





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2016年05月27日

『 泉田秋硯 』 忌


 今日 5 月 27 日は、我が俳句の先師 ( 結社 『 苑 』 時代よりずっと私淑し続けている )
『 泉田秋硯 』 先生のお命日でございます。
丸二年目 …… 三回忌 ” ですかね。
 奈良 『 Y 寺 』 塔頭様にあるご墓所のお膝元で、法要が営まれたのでしょう。
緑滴る奈良の山里を、遠く想像します。
眼を閉じれば …… 爽やかな初夏の風が吹き抜けているか、今日のような梅雨冷えの雨に
包まれているか。

 昨年弔問に伺ったのは、ご自宅のご仏前でした。
なのでご墓所は存じ上げません。
でもいつの日か必ずや、奈良へ出向きたいと願っています !


 何れにせよ 『 秋硯 』 先生はいつまでも我が師、我がアイドルであり、そして私は永遠に
『 秋硯 』 ファンであり続けるであろう、と。

 大胆で粋で、歯切れ良くユーモラス、しかし決して格を失わない 秋硯節 ” を愛して
止みません !!



   なほ癌を養ふ死者や流れ星          秋硯



 いつもまず頭に浮かぶこの一句。
暖かさと冷徹さを併せ持った視点が、忘れられない …… 。
 勿論、他にも数え切れない名句。
繰り返し触れながら、その俳句感性のお足もとにほんの少しでも近づけられれば幸い。
なァ〜んて、天上の先生にしつこく憧れ続けておりまーす ♪♪♪



posted by 美緒ママ at 23:27| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

先月の俳句学習  4 月第二週 ・ 第四週


 レポ遅れてました、 先月の『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室。
同じく、結社 『 鷹 』 同人の 『 加藤静夫 』 & 『 志田千惠 』 両先生に講習を受けます。
 まず第二火曜日の 4 月 12 日 …… 今期の初日、とゆーことですね。
受講者として、目出度く 二年目 ” を迎えさせていただけたワケで。
 尤も、わたくしメは受講開始が五月でしたので、まだ丸一年には至らないのですが。
取り敢えずほぼ 2 クールを学習して来て、多少進歩が見えたなら幸い。
果たして結果は如何に ?


 恒例、第一回目の法則 《 型・その 1 》 は ――
「 上五 ( 季語・体言 ) や 」 + 「 中七 〜 下五 ( 体言止め ) …… 季語と関係ない内容 」。

 因みに My 投句 …… 三句中、及第はやっぱり一句 ( …… ハァ ) 。



   野あそびやデニムの上着すこし邪魔          かいう



 季語 『 野遊び 』 の頃の季節感に対し、現代的な素材と軽い言い回しを用いた独自性を
千恵先生がお褒め下さいました。
現実の皮膚感覚 = 体感温度を共感して貰えて、すご〜く嬉しかったです ☆☆☆


 が、他の二句はそーいかなかった〜 ( 汗 ) 。



   うぐひすや柄のひしゃげたる移植ごて          かいう



こちらの ひしゃげたる ” とゆー、マイナス・イメージを持つ語がよろしくない、との
ご指摘。
はァ〜、そーなのか …… 。
うぐいす ” で表した暖かさや長閑さに、使い続けて傷んでしまったスコップへの親しみと
哀感をちょっとほろ苦く取り合わせかったのですが。
難しいな〜、マイナス・プラスの駆け引き !
結果、 ひしゃげたる ” のところを何か工夫して考え直すコトになりました。

 なおもう一句は、感覚的に伝わりにくい、か ? …… と ( 反省 ) 。
今期も、まだまだ前途多難 !?




 さて、続く第二回目 = 4 月 26 日は 《 型・その 1 》 の応用編。
「上五 ( 季語・体言 ) や 」 + 「 中七 」 〜 「 下五 ( 用言 ) 」 にチャレンジします。

 今回の首尾は三句中、一句が少々の手直し。



   うららかや山墓のほぼ南向く          かいう



こちらは ほぼ ” とゆー語の選択にひと工夫 …… との静夫先生のご指摘。



   うららかや山墓なべて南向く  ( 改案 )



…… のご提案を頂戴しました。
わォ、僅かな違いでビシッと決まりましたね〜 ♪♪♪ ( 平身低頭 )


 また、もう一句は季語の選択を再考すべし !



   牡丹忌や庫裡に槌音たむたむと          かいう



千惠先生より、 たむたむと ” がよろしいから、季語を 『 牡丹忌 = 松本たかし忌 』 に
拘らなくて良いのではないか ? と。
う〜む、 『 松本たかし 』 氏の優美な句柄にオマージュしたんだけど ( 汗 ) 。
いっそシンプルに直しますか?



   ぼうたんの庫裡や槌音たむたむと  ( 改案 )



いかがでしょう ? …… こんなくらいがほど良いのかな ?

 因みにもう一句は、素材の共感性に少々難アリ、で没ですね ( 苦笑 ) 。
とかく自己満足に走るのは、イケません。
通じない ” 詩は、 美しい独り言に過ぎない ” と …… どなたの見識でしたっけ ?


 ともあれ、褒められるのも訂正されるのも貴重な体験 !
まして マイ・アイドル ” な静夫先生や、そのご同朋の千恵先生に直々ご指導いただけ
てるなんて、滅多なコトじゃありません !!


 さらに、この日は静夫先生から感激的なお知らせがあったのです。
ついについに先生の第二句集が出版されたそうで ♪
すっかり待ちぼうけていたから、本当に嬉しい〜〜 ☆☆☆

 次回の教室で、受講者へご恵贈下さる由。
もォ〜、めっちゃ待ち遠しいですわン ( はぁと ) 。
自分の作句の拙さも忘れ、うきうきしちゃうワタクシでありました ( 笑 ) 。





posted by 美緒ママ at 01:19| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年03月22日

今月の俳句学習  3 月第二週 ・ 第四週


 3 月 22 日 ( 火 ) 、 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室、今期最終日となりました。
前回風邪で欠席したため、ほぼ一ヶ月ぶりの 『 桜木町 』 。
駅前の風は冷たいけれど、春の光が溢れていました。
 と、見上げた 『 動く歩道 』 入り口に大々と横断幕 !!

『 KU 〇〇 川大学卒業式会場 パシフィコ横浜 』

 えぇぇッ ? 我が母校じゃん !
ひゃ〜、こんなトコで式やるんだァ ?
いゃいゃ、時代が変わったのォ〜〜 !! …… と感心。

 そー言えば、華やかな “ 袴振り袖女子 ” がちらほら。
これから始まるのか、終わったのか?
…… ン十年前のアタシら、あーゆー華やかな恰好とかしたのかなァ ? …… ( 遠い目 ) 。

 いずれにせよ、ちょっと思いがけぬ感慨を得つつ、教室へ向かったのでした。


 さて本日、 2015 年度十月期の最終講座であります。
結社 『 鷹 』 同人 『 志田千惠 』 先生と 『 加藤静夫 』 先生お二人による講習、今期で
丸五年を経たそうで、来期より六年目に突入。
「 小学校で言えば、これから六年生ですが。いつも言っているように、俳句は一年やったから
次に上がれる、とか、六年生だからひと段落卒業、とゆーものではありません。初歩から何度も
繰り返し繰り返し、自身で習得していく終わりのない挑戦です。志す皆さんは、絶えずたゆまぬ
学びを続けていただきたい 」
といった意味のお言葉を、静夫先生より賜りました。
はい、毎回のご教示ですね。
肝に銘じます !!

 因みにこの講座、当初からの受講生もおられ、漸く一年に近付いたわたくしメはまだまだ
新米です。
静夫先生、そして千惠先生との貴重なご縁を大切に、当面お世話になるつもりです。
先生、教室の皆様、改めてよろしくお願いします。


 とゆー今日の首尾ですが。
最終日とあって、慣例通り “ 型・テーマ ” 自由の三句が宿題です。


 まず “ 要・添削 ” の一句 ……



   スニーカー紐とけやすしつくしんぼ          かいう



 添削案としては、季語を上五へ !
続けて 「 紐とけやすきスニーカー 」 と置いた方が納まりが良いのでは ? …… と千惠先生の
ご意見でした。
するとそのままの季語 「 つくしんぼ 」 では、 「 上五 」「 下五 」 共に体言とゆー
望ましくない形です。
故に 「 体言 + や 」 or 用言を含む季語を考えるべし ! …… が課題となりました。
精進いたします。


 続いては、 “ プチ手直し有り ” の句。



   クラクション贈る別れや鳥雲に          かいう



こちら、形と意味合い、季語の斡旋に問題は無いようでした。
が、 「 中七 」 の動詞 “ 贈る ” に気取りが見られる、とご指摘。
「 普通に “ 鳴らす ” で充分伝わりますよ 」 と千惠先生。
了解です !
思いを濃く込めすぎてもイケないんですねぇ〜。
難しいッ ( ため息 ) 。


 一方、専門的過ぎて “ 駄目もと ” に違いない、と諦めつつ出してみた句 ……



   犬の名を遠くで呼ばふ赤彦忌          かいう



 嘗て愛唱した歌人 『 島木赤彦 』 先生へオマージュ。
三月も末に近づく今頃は、二十七日の 『 赤彦忌 』 が偲ばれてならないから。
たぶん ( 学生時代に ) 生まれて初めて出会った一首、



  信濃路はいつ春にならむ夕づく日入りてしまらく黄なる空の色      赤彦



 この色彩の鮮烈 ! 身をもっては知らぬ春寒の厳しさや、信濃びとの待春の心。
実は 信州の血 ” 、わたくしメにもクォーター流れてるんよ〜〜 ♪
なので、知らず反応するのかしら !?
しかし実際暮らせるワケないじゃん、寒さも雪もからっきし駄目だ …… ( ガク ) 。

 そんな厳しき信州・諏訪で教職に献身し、 歌道 ” に一途に精進した 『 赤彦 』 先生の
忍耐の生涯。
知れば知る程、スゴさに頭が下がります。
その 『 赤彦 』 先生の絶詠と言うべき、



  我が家の犬はいずこへ行きぬらむ今宵も思いいでて眠れる      赤彦



この一首に辿り着いた時、日本の詩歌史上である意味地味な歌人が、忘れがたい一人と
なっていました。
失踪してしまった ( ? ) 愛犬を、生涯の最後に思いやる 『 赤彦 』 先生。
春の訪れをひた待つこの季節の度に、囚われる哀愁。
その気持ちを己が表現の最たる 俳句 ” に残せたら …… との願望を、無謀にも果たした
のです。

 思えば、絶詠を知るコアなファンにしか通じ得ぬ感傷だと、弁えつつ出句したのですが、
「 それはそれで、わかる人には通じるでしょう 」 と静夫先生のご了解を得ました。
また、 呼ばふ ” とゆー言い回しの必然性へ疑問も差し挟まれたのですが、一応及第の句
としていただきました。
まったく予想していなかったので、めっちゃ嬉しい〜〜 ☆
ありがとうございました !!




 ところで、病欠のため 欠席投句 ” させて貰った 8 日方ですが、実はちょっと手違い
有り。当日の選句扱いにならなかったのです。
一応先生方のお目は通していただけたので、結果報告のプリントに載りました。

 尤も、出来はイマイチでしたね ( 汗 ) 。
内、まぁまぁの一句が ……



   春風の幟の赤や古書まつり          かいう



「 ひとまず納得の出来る内容かと思います 」 と先生評あった上で、 《 型・その 1 》 にて



   春風や赤き幟の古書まつり



とゆー表現の仕方も有る、とのご意見でした。
熟慮いたします。

 いずれにせよ、俳句も 通じてナンボ ” の文芸ですから、意味の疎通が叶っていれば
まずは OK !
そこを第一のステップとして、一層励んで行くことを念じたいと思います。


 それにしても今日は、両先生より大変な宿題をいただきました。
来期最初歩の復習として、何よりも基本の 《 型 》 を百句〜二百句は作り続けること !!

 うわ〜、どこまで頑張れるかわからないけど、とにかく挑戦してみましょう。
先生方に見捨てられないよう、努力の春ですよ〜〜 ( 大汗 ) 。




posted by 美緒ママ at 23:46| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする