2016年07月29日

先月の俳句学習  6 月第二週 ・ 第四週


 『 大暑 』 が過ぎ、時ならぬ冷えと猛暑を繰り返しつつ、漸く梅雨明けです。
辛うじて七月中に間に合ったーッ !!
八月になだれ込んだら、ショックだものね〜 。


 さて今日は、 『 角川 俳句 』 七月号の雑詠投句を済ませました。
けっこー 「 滑り込みセーフ ! 」 だったァ〜 。
尤も、ずっと “ ボツ ” 続きだけどさ ( 苦笑 ) 。
ともあれ “ 参加するコト ” に意義あり …… って、オリンピックか〜ぃッ !?

 あ、閑話休題 …… 。
それでは、六月分 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室の結果をおさらい。


6 月第二週、 6 月 14 日 ( 火 )

 《 型 ・ その2 》 応用編。
「 上五 〜 中七 〜 “ や ” 以外で切る 」 + 「 下五 ( 季語 ) 」

 お約束の出句三句に、 『 加藤静夫 』 『 志田千惠 』 両先生の評をいただきます。
で、今回は完璧な及第が無かった …… ( グスン ) 。
手直し有りがニ句、それと承知の上で冒険した ( 結果的にボツ ) 句。


 まず一句目、



   借景に野暮な鉄塔南風吹く          かいう



 これは中七の “ 野暮な ” に物言いがついてしまった〜 !
「 川柳の域に入るかどうか、問題になります 」 と千惠先生のご意見です。
…… キャ〜、ギリ手前で踏みとどまったつもりなんですがね〜 ( 焦々 ) 。
結論は 「 選者の好みによりますが 」 と静夫先生。
ま〜その辺が、俳句ですかね。


 もう一句は、



   大寺の庭師慇懃苔の花          かいう



同じく中七 ―― “ 慇懃 ” という語が問題。 抽象的だし、俳句向きでない。
代わりにもっと具体的な景を描写せよ、とのご指導。
なるほど、勉強させていただきました〜。
依然一進一退な “ 俳句学習 ” でございます !!



 さらに続く、

第四週目、 6 月 28 日 ( 火 )

 《 型 ・ その2 》 応用編 その 2 .
「 上五 〜 中七 ( 季語を入れ、切る ) 」 + 「 下五 」

 一段と訂正ばかりの、不首尾でして …… ( 大汗 ) 。


 一句目、



   風の道涼しき刻をカルヴァドス          かいう



 半下戸なクセに、 “ イける ” クチを演じてみました ( 笑 ) 。
取りあえず心情は、静夫先生に通じたようでラッキ〜〜 ☆
けれど一般的に、 “ カルヴァドス ” の特殊性が引っ掛かって来るのではないか、との警鐘。
気付くと固有名詞に頼っちゃってるクセ、やっぱイカんですねぇ …… ( 汗 ) 。


 二句目、



   花菖蒲見にゆく雨や葛飾区          かいう



 こちら 「 上五 〜 中七 」 のフレーズは OK ♪
ただし 「 下五 」 で観光課のキャッチコピー化してしまい、☓ 。
…… って、葛飾区にはマジ憧れてるんですよ〜、静夫先生のお膝元だし ( 笑 ) 。
今年実際行った菖蒲園が、知られてないトコだったから〜。

 うん、来年はきっと、 『 堀切菖蒲園 』 に行ってみせるぞーッ ♪♪

 え ? …… また固有名詞か !!
アッチャー、懲りないアタシだ〜〜。
よくよく精進いたしまする …… ( 土下座 ) 。




posted by 美緒ママ at 23:48| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年06月30日

先月の俳句学習  5 月第二週 ・ 第四週


 去る日曜日、遂に我慢大会に負け、今年の クーラー始め ” となりました。
それと 冷素麺始め ” でもあり …… 。
すっかり夏モードですかね〜 ?


 さて 『 ランドマーク・プラザ俳句教室 』 、またも今月分が済んでしまってから、
漸く前月のおさらいです。

 第二週目 5 月 10 日 ( 火 )
《 型・その 1 》 応用編
「 上五 ( 季語・ “ や ” 以外で切る ) 」 + 「 中七〜下五 ( 季語意外のことを言う ) 」
を勉強しました。

 いつも通り、出句 3 句中 2 句は必ず 《 型 》 にて、他 1 句は自由で可。


 まず 1 句、



   射干 ( しゃが ) に雨本郷の菓子届きけり          かいう



 は、まず植物 『 シャガ 』 を 『 著莪 』 にしないと、同表記の 『 ヒオオギ 』と
紛らわしい旨、志田千惠先生のご指摘でした。
また “ 本郷の菓子 ” は今ひとつ 「 どんな菓子か ? 」 見えて来ない欠点がある、と。
あッ、 『 本郷 』 という固有名詞のイメージに、頼ってしまったせいですね ( 大汗 ) 。
とかく自分の空想に満足してしまうのが、要注意 !
更にもう 1 句も、残念ながら単語の雰囲気に頼ってしまった失敗かもしれない。


 でも 《 型 》 以外の 1 句、



   駅前のカフェの定席燕来る



 には、「 軽い感じだがわかりやすい 」 と静夫先生の及第をいただいて、ラッキー ♪♪♪




 では続いて ……

 第四週目  5 月 24 日 ( 火 )
《 型・その 2 》 に入ります。
「 上五〜中七 ( “ や ” で切る ) 」 + 「 下五 ( 季語・用言止め可 ) 」



   葛切の根岸岡埜や媾曳す          かいう



 前回の 「 菓子 ” の具体的な姿が見えない 」 という欠点を省みて、絶対的な具体像を
アピールしてみました。
ちょっとイロっぽく ( 笑 ) …… けど 葛切 ” なんで、どこそこはにかみめな感じに
甘味処を利かせて。 でも、それからはどーすンでしょ ? ―― みたいな。
はぃ、 静夫先生テイスト ” ですよね ?
殊更ネラったわけじゃないけど、先生、シチュの把握はどんピシャでしたよ〜 ♪

 ただし 2 句目、



   袖口に眼鏡拭ふや鑑真忌



 こちらは 「 下五の季語が重過ぎて、上のフレーズのさり気ない良さを殺いでしまった 」
との志田千惠先生のご注意。
はぁ …… 拭ふ ” の一語から、つい 『 芭蕉 』 師匠の 「 御目のしずく拭はばや 」 へと
連想の飛んでしまった恨みでしょうか ?
句全体の音感 ( しらべ ) は決して悪くない、と思うのですけど …… 難しい ( 汗 ) 。

 また 3 句目、



   増上寺末寺なりしよあふひ咲く



 こちらについては、 お寺ネタ ” の常套的な失敗とのこと。
季語も、『 あふひ ( 葵 ) 』 だろうと他の花だろうと動くのではないか ? と。
 しかし …… その部分で私的には 「 増上寺 → 徳川家 → 葵の御紋 」 とゆー図式が
瞬時に浮かんでしまった !!
併せて 『 葵 』 の持つ野趣が、実質大きからぬ 末寺 ” の非都会性へ連想を広げた
結果でした。
…… ってコトは、要するに 理屈 ” で成立した証拠 ?
嗚呼、ソコか !? …… で、取り下げ〜〜 ( 泣 ) 。

 と、依然一進一退な結果であります。




 それでもこの日は、待ちわびたサプライズがあって !
五月のはじめ出版された句集 『 中略 』 ―― 待望の静夫先生 第二作。


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皆様へ献呈された後と思いますが、教室受講者にもご贈呈賜ったのです。
Oh〜,感激 ♪♪♪
だって、当然身銭切って頂戴せねば ! と弁えてましたから。

 しかもしかも、全員分サインまで頂戴しちゃって〜 ☆


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       雅印つき〜〜 ☆☆



 静夫先生、ありがとうございます !! ( 礼ッ )
速攻一読すれば、期待を裏切らぬクオリティー ☆☆☆
( 詳報は後日へ譲ることにいたしまして )
ファンならばこそ、ひと際しっかり学習させていただかねば …… 。
課題重くはありますが、兎に角ゼータクないただきものをしたのでした ( はぁと ) 。





posted by 美緒ママ at 23:57| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年05月27日

『 泉田秋硯 』 忌


 今日 5 月 27 日は、我が俳句の先師 ( 結社 『 苑 』 時代よりずっと私淑し続けている )
『 泉田秋硯 』 先生のお命日でございます。
丸二年目 …… 三回忌 ” ですかね。
 奈良 『 Y 寺 』 塔頭様にあるご墓所のお膝元で、法要が営まれたのでしょう。
緑滴る奈良の山里を、遠く想像します。
眼を閉じれば …… 爽やかな初夏の風が吹き抜けているか、今日のような梅雨冷えの雨に
包まれているか。

 昨年弔問に伺ったのは、ご自宅のご仏前でした。
なのでご墓所は存じ上げません。
でもいつの日か必ずや、奈良へ出向きたいと願っています !


 何れにせよ 『 秋硯 』 先生はいつまでも我が師、我がアイドルであり、そして私は永遠に
『 秋硯 』 ファンであり続けるであろう、と。

 大胆で粋で、歯切れ良くユーモラス、しかし決して格を失わない 秋硯節 ” を愛して
止みません !!



   なほ癌を養ふ死者や流れ星          秋硯



 いつもまず頭に浮かぶこの一句。
暖かさと冷徹さを併せ持った視点が、忘れられない …… 。
 勿論、他にも数え切れない名句。
繰り返し触れながら、その俳句感性のお足もとにほんの少しでも近づけられれば幸い。
なァ〜んて、天上の先生にしつこく憧れ続けておりまーす ♪♪♪



posted by 美緒ママ at 23:27| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

先月の俳句学習  4 月第二週 ・ 第四週


 レポ遅れてました、 先月の『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室。
同じく、結社 『 鷹 』 同人の 『 加藤静夫 』 & 『 志田千惠 』 両先生に講習を受けます。
 まず第二火曜日の 4 月 12 日 …… 今期の初日、とゆーことですね。
受講者として、目出度く 二年目 ” を迎えさせていただけたワケで。
 尤も、わたくしメは受講開始が五月でしたので、まだ丸一年には至らないのですが。
取り敢えずほぼ 2 クールを学習して来て、多少進歩が見えたなら幸い。
果たして結果は如何に ?


 恒例、第一回目の法則 《 型・その 1 》 は ――
「 上五 ( 季語・体言 ) や 」 + 「 中七 〜 下五 ( 体言止め ) …… 季語と関係ない内容 」。

 因みに My 投句 …… 三句中、及第はやっぱり一句 ( …… ハァ ) 。



   野あそびやデニムの上着すこし邪魔          かいう



 季語 『 野遊び 』 の頃の季節感に対し、現代的な素材と軽い言い回しを用いた独自性を
千恵先生がお褒め下さいました。
現実の皮膚感覚 = 体感温度を共感して貰えて、すご〜く嬉しかったです ☆☆☆


 が、他の二句はそーいかなかった〜 ( 汗 ) 。



   うぐひすや柄のひしゃげたる移植ごて          かいう



こちらの ひしゃげたる ” とゆー、マイナス・イメージを持つ語がよろしくない、との
ご指摘。
はァ〜、そーなのか …… 。
うぐいす ” で表した暖かさや長閑さに、使い続けて傷んでしまったスコップへの親しみと
哀感をちょっとほろ苦く取り合わせかったのですが。
難しいな〜、マイナス・プラスの駆け引き !
結果、 ひしゃげたる ” のところを何か工夫して考え直すコトになりました。

 なおもう一句は、感覚的に伝わりにくい、か ? …… と ( 反省 ) 。
今期も、まだまだ前途多難 !?




 さて、続く第二回目 = 4 月 26 日は 《 型・その 1 》 の応用編。
「上五 ( 季語・体言 ) や 」 + 「 中七 」 〜 「 下五 ( 用言 ) 」 にチャレンジします。

 今回の首尾は三句中、一句が少々の手直し。



   うららかや山墓のほぼ南向く          かいう



こちらは ほぼ ” とゆー語の選択にひと工夫 …… との静夫先生のご指摘。



   うららかや山墓なべて南向く  ( 改案 )



…… のご提案を頂戴しました。
わォ、僅かな違いでビシッと決まりましたね〜 ♪♪♪ ( 平身低頭 )


 また、もう一句は季語の選択を再考すべし !



   牡丹忌や庫裡に槌音たむたむと          かいう



千惠先生より、 たむたむと ” がよろしいから、季語を 『 牡丹忌 = 松本たかし忌 』 に
拘らなくて良いのではないか ? と。
う〜む、 『 松本たかし 』 氏の優美な句柄にオマージュしたんだけど ( 汗 ) 。
いっそシンプルに直しますか?



   ぼうたんの庫裡や槌音たむたむと  ( 改案 )



いかがでしょう ? …… こんなくらいがほど良いのかな ?

 因みにもう一句は、素材の共感性に少々難アリ、で没ですね ( 苦笑 ) 。
とかく自己満足に走るのは、イケません。
通じない ” 詩は、 美しい独り言に過ぎない ” と …… どなたの見識でしたっけ ?


 ともあれ、褒められるのも訂正されるのも貴重な体験 !
まして マイ・アイドル ” な静夫先生や、そのご同朋の千恵先生に直々ご指導いただけ
てるなんて、滅多なコトじゃありません !!


 さらに、この日は静夫先生から感激的なお知らせがあったのです。
ついについに先生の第二句集が出版されたそうで ♪
すっかり待ちぼうけていたから、本当に嬉しい〜〜 ☆☆☆

 次回の教室で、受講者へご恵贈下さる由。
もォ〜、めっちゃ待ち遠しいですわン ( はぁと ) 。
自分の作句の拙さも忘れ、うきうきしちゃうワタクシでありました ( 笑 ) 。





posted by 美緒ママ at 01:19| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年03月22日

今月の俳句学習  3 月第二週 ・ 第四週


 3 月 22 日 ( 火 ) 、 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室、今期最終日となりました。
前回風邪で欠席したため、ほぼ一ヶ月ぶりの 『 桜木町 』 。
駅前の風は冷たいけれど、春の光が溢れていました。
 と、見上げた 『 動く歩道 』 入り口に大々と横断幕 !!

『 KU 〇〇 川大学卒業式会場 パシフィコ横浜 』

 えぇぇッ ? 我が母校じゃん !
ひゃ〜、こんなトコで式やるんだァ ?
いゃいゃ、時代が変わったのォ〜〜 !! …… と感心。

 そー言えば、華やかな “ 袴振り袖女子 ” がちらほら。
これから始まるのか、終わったのか?
…… ン十年前のアタシら、あーゆー華やかな恰好とかしたのかなァ ? …… ( 遠い目 ) 。

 いずれにせよ、ちょっと思いがけぬ感慨を得つつ、教室へ向かったのでした。


 さて本日、 2015 年度十月期の最終講座であります。
結社 『 鷹 』 同人 『 志田千惠 』 先生と 『 加藤静夫 』 先生お二人による講習、今期で
丸五年を経たそうで、来期より六年目に突入。
「 小学校で言えば、これから六年生ですが。いつも言っているように、俳句は一年やったから
次に上がれる、とか、六年生だからひと段落卒業、とゆーものではありません。初歩から何度も
繰り返し繰り返し、自身で習得していく終わりのない挑戦です。志す皆さんは、絶えずたゆまぬ
学びを続けていただきたい 」
といった意味のお言葉を、静夫先生より賜りました。
はい、毎回のご教示ですね。
肝に銘じます !!

 因みにこの講座、当初からの受講生もおられ、漸く一年に近付いたわたくしメはまだまだ
新米です。
静夫先生、そして千惠先生との貴重なご縁を大切に、当面お世話になるつもりです。
先生、教室の皆様、改めてよろしくお願いします。


 とゆー今日の首尾ですが。
最終日とあって、慣例通り “ 型・テーマ ” 自由の三句が宿題です。


 まず “ 要・添削 ” の一句 ……



   スニーカー紐とけやすしつくしんぼ          かいう



 添削案としては、季語を上五へ !
続けて 「 紐とけやすきスニーカー 」 と置いた方が納まりが良いのでは ? …… と千惠先生の
ご意見でした。
するとそのままの季語 「 つくしんぼ 」 では、 「 上五 」「 下五 」 共に体言とゆー
望ましくない形です。
故に 「 体言 + や 」 or 用言を含む季語を考えるべし ! …… が課題となりました。
精進いたします。


 続いては、 “ プチ手直し有り ” の句。



   クラクション贈る別れや鳥雲に          かいう



こちら、形と意味合い、季語の斡旋に問題は無いようでした。
が、 「 中七 」 の動詞 “ 贈る ” に気取りが見られる、とご指摘。
「 普通に “ 鳴らす ” で充分伝わりますよ 」 と千惠先生。
了解です !
思いを濃く込めすぎてもイケないんですねぇ〜。
難しいッ ( ため息 ) 。


 一方、専門的過ぎて “ 駄目もと ” に違いない、と諦めつつ出してみた句 ……



   犬の名を遠くで呼ばふ赤彦忌          かいう



 嘗て愛唱した歌人 『 島木赤彦 』 先生へオマージュ。
三月も末に近づく今頃は、二十七日の 『 赤彦忌 』 が偲ばれてならないから。
たぶん ( 学生時代に ) 生まれて初めて出会った一首、



  信濃路はいつ春にならむ夕づく日入りてしまらく黄なる空の色      赤彦



 この色彩の鮮烈 ! 身をもっては知らぬ春寒の厳しさや、信濃びとの待春の心。
実は 信州の血 ” 、わたくしメにもクォーター流れてるんよ〜〜 ♪
なので、知らず反応するのかしら !?
しかし実際暮らせるワケないじゃん、寒さも雪もからっきし駄目だ …… ( ガク ) 。

 そんな厳しき信州・諏訪で教職に献身し、 歌道 ” に一途に精進した 『 赤彦 』 先生の
忍耐の生涯。
知れば知る程、スゴさに頭が下がります。
その 『 赤彦 』 先生の絶詠と言うべき、



  我が家の犬はいずこへ行きぬらむ今宵も思いいでて眠れる      赤彦



この一首に辿り着いた時、日本の詩歌史上である意味地味な歌人が、忘れがたい一人と
なっていました。
失踪してしまった ( ? ) 愛犬を、生涯の最後に思いやる 『 赤彦 』 先生。
春の訪れをひた待つこの季節の度に、囚われる哀愁。
その気持ちを己が表現の最たる 俳句 ” に残せたら …… との願望を、無謀にも果たした
のです。

 思えば、絶詠を知るコアなファンにしか通じ得ぬ感傷だと、弁えつつ出句したのですが、
「 それはそれで、わかる人には通じるでしょう 」 と静夫先生のご了解を得ました。
また、 呼ばふ ” とゆー言い回しの必然性へ疑問も差し挟まれたのですが、一応及第の句
としていただきました。
まったく予想していなかったので、めっちゃ嬉しい〜〜 ☆
ありがとうございました !!




 ところで、病欠のため 欠席投句 ” させて貰った 8 日方ですが、実はちょっと手違い
有り。当日の選句扱いにならなかったのです。
一応先生方のお目は通していただけたので、結果報告のプリントに載りました。

 尤も、出来はイマイチでしたね ( 汗 ) 。
内、まぁまぁの一句が ……



   春風の幟の赤や古書まつり          かいう



「 ひとまず納得の出来る内容かと思います 」 と先生評あった上で、 《 型・その 1 》 にて



   春風や赤き幟の古書まつり



とゆー表現の仕方も有る、とのご意見でした。
熟慮いたします。

 いずれにせよ、俳句も 通じてナンボ ” の文芸ですから、意味の疎通が叶っていれば
まずは OK !
そこを第一のステップとして、一層励んで行くことを念じたいと思います。


 それにしても今日は、両先生より大変な宿題をいただきました。
来期最初歩の復習として、何よりも基本の 《 型 》 を百句〜二百句は作り続けること !!

 うわ〜、どこまで頑張れるかわからないけど、とにかく挑戦してみましょう。
先生方に見捨てられないよう、努力の春ですよ〜〜 ( 大汗 ) 。




posted by 美緒ママ at 23:46| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年02月27日

今月の俳句学習  2 月第二週 ・ 四週



 昨 2 月 26 日 ―― 去年のこの日って確か、 『 宝塚 』 旅行のさ中だったと思う。
その時は、旅行中も帰ってからも、二月いっぱいはまだ 鼻炎 ” の症状が出ていなくて、
あー、二月中なら旅行も安全だな ♪ と認識したもんです。
ところが今年は打って変わって、二月も初旬から 「 花粉が早そう ! 」 とオソロシい予報。
殊更 花粉症 ” なワケでもなかった美緒ママが、トシを重ねた結果か ( ? ) 、持病の
アレルギー性鼻炎に多大な影響を受けちゃってるんで〜 ( 汗 ) 。
三月頃から櫻どき ” だったばずのピークが、いやはや、今年は既に重症〜〜 ( 泣 ) 。
どーしてくれようー !? ( ため息 )




 と、ソレは兎も角、今週 23 日 ( 火 ) の 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室。
課題は 《 作句のテクニック ―― 絞る ” 》 です。
「 上五 ( 大景・遠距離 ) → 中七 ( 中景・中距離 ) → 下五 ( 近景・近距離 ) 」
とゆー効果を表現すべし !!
え〜 ? 難しいよ、コレ …… って感じで、二週間努力はしてみたものの。

 宝塚懐旧の句を出したら、あまりにベタ過ぎで没になりました〜 ( 爆 ) 。
それからもう一句も、知らずタブーをおかしてたりして !
…… はァ …… やれやれ。
結果、ずっと長く暖めていた某原案の発展形が一句だけ、好評価を得た次第。



   梅園へ混みあってゐる右折かな          かいう



コレは、実は 『 加藤静夫 』 先生のツボにハマるかも〜、とどこかで予測があって、
ちょっとずるかったかな ? ( 苦笑 ) 。
はぃ、たまにあるんですよねッ ―― 「 静夫テイスト、ビンゴ〜 !! 」 みたいな。
勿論提出して評を聞かねば、わからないンですが。
実質そこんとこが面白くて、この教室に来てる下心もアリ。
不肖 『 かいう 』 の感性が、目指す 静夫テイスト ” にどれだけ近づけるか、の
挑戦であります ♪ ( なんて、言ってしまったー !!! …… 静夫先生、スミマセン )



 因みに第二週は、
「 上五 〜 中七 」 + 「 下五 をり・なり・たり ” で終わる 」 使い分け。
コレまたイマイチで、提出三句中二句が没 ( 涙 ) 。 
題材自体ツマラナい !?
きゃ〜、取材性そのものを否定されては、けっこーヘコむ …… ( ガク ) 。
内一句のみに、少々修正の余地はアリながら、原句でも 「 一応よろしいでしょう 」 と
『 志田千惠 』 先生より選をいただきました。



   犬の掻きし土くれ春の匂ひたり          かいう



こちらも長いこと思案中だった句 …… なんせ WANS ご健在のミギリからです。
んん〜、先師 『 泉田秋硯 』 先生の仰った通り、
「 句は一年二年抽斗に仕舞っておけ ! 何度も推敲され、熟してから人目に晒せ !! 」
ですかね ?
…… その原理を、微かに感得しかけた ( ? ) かもしれないこの頃ですよ。




posted by 美緒ママ at 01:43| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2016年01月30日

今月の俳句学習  1 月第二週 ・ 第四週


 遅れ馳せながら、今月の俳句学習を纏めてレポです。

 1 月 12 日 ( 火 ) 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室の 初句会 ” に相当する
この日は、少々荒天の怪しまれる中、折り畳みのミニ傘携帯にて出向きました。
結果的に傘無用で済んで、 目出度し〜〜 ♪♪♪


 それでは首尾を ――――

 新年お初の学習内容は 《 型・その 3 》 。
「 上五〜中七 」 + 「 下五 ( 季語〜かな ) 」 であります。

 提出句三句の中で、



   鎌倉郡巨福呂郷の野梅かな          かいう



 加藤静夫、志田千惠両先生からまず、季語の 野梅 ( やばい ) ” という語感 ――
音感についてチェックが入りました !
「 ヤバイ ” みたいですけどねぇ …… 」 とお二人頷きあっておられて。
ん〜、その点は確かに私も案じたけれど、この場合 梅 ” の表現は他にあり得ない
気がしたんです。
北鎌倉の 『 円覚寺 』 や 『 建長寺 』 辺りの地名 小袋谷 ” を敢えて 鎌倉郡
巨福呂郷 ” とスパルタンな時代的表記にした拘りは、 梅 ” を庭園の植栽ではなく、
山里に生う 野生 ” に呼応させたかったため 。
当然 のうめ ” とかゆーユルい響きはあるまじく !!
「 …… となるとあとは作者の好き好き、でしょう 」 と静夫先生。
最終的には 選者の判断 ” とゆーワケですね。
了解 ! 弁えております。


 また一つ、



   餅合の寺の薬膳カレエかな          かいう



 こちらはお正月に訪ねた鎌倉の 『 長谷寺 』 。
餅合 ” という季語の斡旋が如何 ? …… との点を問われたのですが。
やや 古季語 ” に部類するような、今の時勢にぴったり合致しないかもしれないが、
どうしても使いたい魅力をおぼえた旨説明しました。
結果、こちらも好き好きの問題でしょうか ?
…… 不問に終わったようです ( 笑 ) 。


 
 続いては二回目、 1 月 26 日 ( 火 ) の首尾。
課題は 《 型・その 4 》 、 「 上五 ( 季語 ) 〜中七 」 + 「 下五 ( 〜けり ) 」 。

 結果は出句三句の内、二句が及第しました ! ワ〜ォ ♪♪♪



   とんどの火青年団の仕切りけり          かいう

   醤油差し切れよき春の立ちにけり         



 以上。
一句目は思い掛けなく、あっさり志田千惠先生のツボにはまった模様。
「 そーですね。この通りでしたよ、ウチの方も。 どんど焼き ” のような古来の行事に
お年寄りではなく 青年団 ” が働いているところに新しさがあります 」 と。
あ〜、ありがとうございます ! 消防団やら町内会も然り。
いつぞや、 『 子ノ神日枝神社 』 での取材だった気がしますよ。

 また二句目は、最近入手したスーパー優れモノな 醤油差し ” くんを素材にして。
立春 ” はまだ先でフィクションだけど、すっごい機能の良さと、もうすぐ訪れる春の
ウキウキ感をリンクさせてみた 〜〜 !
したらば、
「 これはイイですね。タカが 醤油差し ” でこれだけ格調ある一句が成り立つんだから、
春立ちにけり ” とやった 型 ” と 切字 ” の手絡です 」
と、加藤静夫先生にお褒めいただいたのです。
Yes,I see 〜 ☆☆
醤油差し ” の卑近さをわざと大仰に言い立てた滑稽も、( たぶん ) 静夫先生好み
だったんじゃないかな ? ( 笑 )
 加えて千惠先生からは、
「 みんな、俳句を作るにはどこか特別な場所へ出掛けなければ、とか思いがちだろうけど、
こんな日常のちょっとしたモノでも、充分題材になるんですよ 」 と。
私の、生活吟 or 日常吟ばかりの取材性が日の目を見た嬉しいポイントでした。
大変励みになります !
 勿論、先生方の言及を改めて肝に銘じて、今後のさらなる糧にして行きたい。
必ずや 伝えたいコトをきちんと受け取って貰える句 ” を目指して、精進いたします。
ありがとうございました ☆☆


 ところでこの講座後には、お馴染みの中華レストラン 『 阿里山城 』 で 新年会 ” が
あったんです。
受講者の中で、結社 『 鷹 』 で同人に昇格された方や、昨年の 『 毎日俳句大賞 』 で
某賞に入選された方のお祝いも兼ね、先生方へ感謝・労いの杯をあげました。
そしてさらに嬉しいニュースは、静夫先生の第二句集が、五月頃の出版を予定されている由。
「 待ってました〜ッ !!! 」
静夫ファンといたしまして、待ち焦がれた新作です ♪
是非是非学ばせていただきます。
 今なお唯一人 『 鷹 』 非所属の身ですが、いま暫くは 『 静夫 & 千惠クラス 』 で
お世話になります。
先生、皆さん、今年もよろしくお願いしまーす ☆☆☆




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2015年12月28日

今月の俳句学習  12 月第二週 ( 欠席投句 ) ・ 第四週


 去る 12 月 22 日 ( 火 ) ―― 『 冬至 』 。
そのことをトンと忘れ果てたまま、 駄目ダメ ” 作句者 = ワタクシ 『 かいう 』 メは
『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室に臨んでおりました。
全く何とゆー体たらくでありましょう !
他ならぬ、今年の講習の納め日 …… だとゆーに ?
ご指導の 『 加藤静夫 』 先生、 『 志田千惠 』 先生に顔向けできないなァ …… 。

 と、結局 俳句学習者 ” 失格の一年だったみたいですね ( 大汗 ) 。
年内最終のこの回は、学習中の 『 型・その 2 』 の応用 ―― 「 季語の入った上五 〜 中七 」
+ 「 季語以外の下五 」 。
こちらの型で二句、自由な一句が宿題。
結果は生憎、 型 ” の二句に添削が入り ( …… ガク ) 。
しかし残り一句、自由な形の方が静夫先生のテイストに訴えたようで、説明無しで共感を
いただけました ♪♪♪ ( ビンゴ〜 ☆☆ )



   数へ日の吊り革を掴まされをり          かいう



 こーゆー直感を要求する句は、わかるか否かが別れるでしょう。
でも、千惠先生も 「 句またがりではあるけれど、きちっと納まっていますね 」 と評して
下さって、嬉しかったです。
両先生がたの 「 OK ! 」 を一句でも貰えたのが、今期の学習の成果としましょう。


 なお前回 8 日は某やむを得ぬ事情で 欠席投句 ” をさせて貰い、直接の評は
聞けなかったのですが、結果を早々と封書でお送りいただき感謝です。

 やはり三句中二句は大きく手直しでした。
が、一句、


   誰もゐない動物園の帰り花          かいう


…… の 「 の ” を や ” できちっと切りなさい 」 という添削で、



   誰もゐない動物園や帰り花



この形に納まりました。
僅かひと文字の違いが大変モノを言うのですね ?

 静夫先生、千惠先生、ご指導ありがとうございました。
来年はいっそうの精進を心がけますので、よろしくお願いいたします !!!




posted by 美緒ママ at 01:59| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2015年12月05日

先月の俳句学習  11 月第二週 ・ 第四週


 暦の二十四節気 『 小雪 ( しょうせつ ) 』 もあっという間の先々週 ――――
11 月第四週の 24 日。
横浜みなとみらい 『 ランドマーク・プラザ 』 には、早くもお洒落な クリスマス・
ツリー ” が !!



           151124_1537~010001.jpg



 俳句教室では、課題 『 型・その 2 』 、「 上五〜中七 ( や ” で切る ) 」 +
「 下五 ( 季語 = 体言・用言 ) 」。
この型で二句、他一句は別の型でも可、とゆーこと。
My 提出句も、三句中二句が型、一句が別の用法になりました。

 で、結果は久々の Good !! ”
二句が添削無しの及第でした〜 ♪♪♪
以下 ……



   弔ひのすつたもんだや大朱欒          かいう

   泉岳寺までの快速冬に入る



 一句目、ありがたくも 『 加藤静夫 』 先生テイストにツボってくれたようで !
背景を明かすまでもなく、 ビンゴ ! ” だったみたい ( うはは ) 。
あくまでも直感的・感覚的な ―― 説明を差し挟んでは面白味の消える 季語のはたらき ”
でしょうか。
 二句目も、状況のストレートな伝達に 付き過ぎない季語 ” の選択が適切だった由、
『 志田千惠 』 先生評でした。
常々辛口な先生にこうあっさり認めていただけると、「 俳句やってて良かった〜 ☆ 」 と
励まされます。
 正直のところは、未だ 上出来 ” と 駄作 ” のギャップの大きさを埋められずに
いますが。
僅かずつでも 気付き ” を積み重ねていけたら、と思います。



 因みに第二週、11 月 10 日の方はザンネンな結果で …… 。
三句中、二句がボツ !! ( ガ〜ン )



原案   片しぐれ四時に閉ざせし御朱印所          かいう
      ↓↓↓
添削案  しぐるるや四時に閉ぢたる御朱印所



このー句のみ、ご指導で掬い上げられました。
微妙なところに 難アリ ” なんですねぇ ! ( ため息 )

 静夫先生、千惠先生、何とぞお見捨てにならず、今後とも宜しくお願いしま〜す ( 礼ッ ) 。





posted by 美緒ママ at 23:00| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2015年10月30日

今週の俳句学習  10月第五週


 この十月後半は、月ナカから慣れぬ旅行騒ぎで手につかなかった作句。
先週末来が大わらわでした ( 汗 ) 。

 まず月末締切の 『 角川 俳句 』 投句がまだだったし。
きゃー、ヤバいッ ! …… と、 28 日に大慌てで投函 ( 爆 ) 。

 その前日・ 27 日 ( 火 ) は恒例の 『 ランドマーク教室 』 !!
前夜深夜まで選びに選んだ提出句が、結局 “ 及第 一句のみ ” で …… 嗚呼 ( ため息 ) 。
全滅でないだけは、感謝すべきか ? ( 苦笑 )
 ただ唯一合格の ( 全く直されなかった ) 句材が稀有にも、前週の福井旅で一番忘れがたく
印象深い記憶だったから、思わずガッツ・ポーズしちゃいました〜 ♪♪♪



   永平寺法堂 ( はったう ) まへの穴まどひ          かいう



ほぼ実景で ( あ、旅のネタばれですな …… 笑 ) 、ありのままスパッと言い切れたかも。

 もちろん写生句が “ 見たまま書けばイイ ” かとゆーと、さにあらず。
目で得た素材を全部ぶちまけて、厳選し再構築すべし ! ―― とゆー難題であるそーな ( 大汗 ) 。
そこで生かすも殺すも、コトバ、季語、次第。
この句を生かしたのが 『 永平寺 』 とゆー 語 ” だ、と仰った 『 加藤静夫 』 先生。
そして多分 “ 穴まどひ ” とゆー季語だったろうな。
『 志田千惠 』 先生からは、付け足す説明は無用、といったコメントで。
偏に語の選択眼を試されているのだ、と痛感 !!

 その証拠に、他の二句へは 「 …… このギャップはねぇ 」 と苦言を頂いた ( 泣 ) 。

 加えてこの二句では、心掛けるべき今回の学習ポイント ―― 《 型・その 1 》 応用編 ――
が “ バツ ” なのだ。
肝心の法則をまるで習得しとらん ! っちゅーこっちゃ ?
アチャ〜〜、次回までよーけ復習せんなら〜ン !!
頭痛いなァ …… 。

 と、相も変わらず悲喜交々のランドマークでしたッ ( 爆 ) 。


 因みに 28 日は、結社 『 鷹 』 の事務局へ注文していた合本・ 『 藤田湘子全句集 』 が
届いたので、これからゆっくりじっくりお勉強しよ〜と思います。

 途は遥かだ …… 。





posted by 美緒ママ at 16:01| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする