2018年07月04日

先月の俳句学習  6 月 第二週 & 第四週  2018


 The Fourth of July ── 『 独立祭 』 のアメリカ合衆国では大層
お祝いに盛り上がっているでしょうね ♪♪♪


 うかうかしていたら、もう 7 月 4 日 だワ !
急ぎ、六月分の 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室をさらいます。
結果から言えば、かなり “ 不調 ” な月でしたねぇ …… 。



第二週 6 月 12 日 

《 型 ・ その 3 》
「 上五〜中七 ( 季語と関わりの無いひと繋がりのフレーズ ) 」 + 「 下五 ( 季語・体言 )
 〜かな 」
※ 一句全体を包み込む 「 かな 」


 この回は、なかなか無い “ ALL ボツ ” って体たらくでしたッ ( ため息〜 ) 。

 
  一句目、



   念珠屋を訪はむと出でて夕立かな          かいう



 「 お念珠 」 に個人的に執着していて、似非 “ 私小説 ” 書いちゃいましたね〜。
根底にある “ 作者 ” の心理を読み取る “ 共感性 ” → “ 伝達力 ” を欠き、独りよがりに
なった典型でしょうか。
「 夕立降るような中、ワザワザ出掛けた ? そんな急いで数珠を買う必要があったん
ですか ? …… 葬式とか !? 」
と、『 志田千惠 』 『 加藤静夫 』 両先生に訝られてしまいました ( 苦笑 ) 。
「 念珠屋 」 というイメージ ・ 音感から来るペーソスは独善的で、「 出掛けた先で
夕立に遭ってしまったよ 」 みたいな気分は伝わらず …… コケました !!
 それでも、いつかは上手く詠んでみたいネタ ・ ドラマです。



  二句目、



   花嫁の鎖骨の美しき泉かな          



 こちらは、今しか詠めない “ 旬 ” のテーマでしたので、敢えて “ テレビ俳句 ” の禁を
破りました。
去る五月、英国の Royal Wedding ── 『 Meghan 妃 』 の佇まいの
美しかったこと !!
そのコスチュームの、恐らく彼女にしか着こなせないであろう超スタイリッシュなセンス、
とても都会的で、かつ簡素で。
装飾品を最少に抑え、彼女ならではの小麦肌を最高の美意識へ引き立てた純白無地のドレス。
さらに晩餐会へのお色直し = ホルタード ・ ドレスも引けを取らないクォリティーに思われ
ました。 新郎の愛車へ乗り込む、優美なドレープの裾捌きもさりげなく。
さすがは元女優さん。 演技力のみならず、自身の演出を如何に的確なドレス・デザイナーに
託すか …… 抜かり無いですね ♪♪♪
 そうした Meghan 妃の祝婚に寄す “ ここぞッ ” とゆー季語には、大変悩みました。
敢えてリアルを離れ、ファンタジックに ( かの宮殿の庭のどこかにあるかもしれない ? )
「 泉 」 を背景にお膳立てしたところ、
「 取って付けたようで、無理があるのでは ? 」 と千惠先生。
確かに、作者自身が直に接してもいない情報を、俳句は良しとしないのです。
特別な思い入れに寄せる場合は 「 前書き付きで、句集にでも載せて下さい 」 と静夫先生。
そーですね、そのようにいたします、もしも “ 句集 ” の夢の叶った暁には。



  さて、三句目は 《 型 》 以外で、



   恋苦しスナップエンドウの甘し



 そもそも 「 恋 」 なんてありきたり ? それも「 スナップ・エンドウ 」 などで通じる
のか ? …… と。
あくまでも個人の感覚ですね。
両先生はピンと来なかったご様子です。
あくまでも個人の “ 感覚 ” ですが、ソレを学ぶのは至難のワザだ …… 。




第四週 6 月 26 日

《 型 ・ その 3 》 応用編
「 上五〜中七 ( ひと繋がりのフレーズ ・ 季語の位置は自由 ) 」 + 「 下五 ( 季語以外
 の体言 ) 〜かな 」


 前回に比べれば多少はマシ ? …… って程度ですが ( 苦笑 ) 。

 背景には一応ご納得いただけた一句、



   緑陰に犬休まするランチかな          かいう



 例えば、近頃市街地にもある、 WAN 連れ 「 OK ♪ 」 なテラスレストラン。
或いは公園の芝生とかの戸外ランチ。
そんな現代のひとコマを、イメージしていただけたようです。
ありがとうございました〜☆
 唯一 「 休まする 」 の言い回しはフツーに 「 休ませる ( or 休ませし ? ) 」 で
いいのでは ? と千惠先生。
はぃ、捻り過ぎました …… とゆーことで “ △ ” 。

 で、あと二句がまた “ 駄目句 ” ですなァ〜(涙) 。



   梅雨の灯に呼ばるる狸小路かな 



 ぼんやりと雨夜の提灯が招く盛り場 …… 『 狸小路 』 とか 『 狢小路 』 とかって
現実に在りそうじゃない ?
でも、在りそうでいて、或いは “ 化かされ ” る民話みたいに、怪しげに点る灯のヌシは
女将に化けたモノノケ …… かも ?
静夫先生、ちょっぴり面白がって下さいました。
が、 「 呼ばるる 」 は要再考、とのこと。
はぃ、もっと面白い句に仕上げるよう、精進いたします〜〜 ( 平身低頭 ) 。


  
   看護師のぱきぱき梅雨の雲晴るる
        


 「 看護師はだいたいぱきぱきしてるでしょ ? ダラダラしてちゃ困るし 」 と両先生。
そりゃそーですけどね〜 ( 笑 ) 。
実際病院で説明 ・ 案内を受けて、はきはきとしたもの言いや、てきぱきした態度ならば
勿論頼り甲斐あるんですが。
その人物のキャラクターまで表せる気がして 「 ぱきぱき 」 を使いました。
選者がどう受け止められるか、に尽きますけど ( 毎度の如く ) 。
 ともあれ、少なからず不安を抱え受診する患者の身には、カラッ明るい看護師さんの応対が、
折しも雨上がりの雲間の光のように救いとなりました …… とゆーおハナシ ♪
あ、思いっ切り平凡かな ?



 兎に角色々見直し、基本に立ち返って復習を新たに !! ── な六月でした ( 礼ッ ) 。



posted by 美緒ママ at 17:03| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年06月02日

六月です !


 六月と言えば ……
俳句のほんの端っこにでも関わる者としちゃ 「 知らなきゃモグリ !! 」 の有名句 ──



   六月の女すはれる荒筵          石田波郷




 “ 大正〜昭和の大作家 ” 『 石田波郷 』 師の代表作のひとつです。
心揺るがすエモーショナルな作風で名を馳せ、結社 『 鶴 』 を創設主宰された波郷師。
 その 『 鶴 』 同人諸氏に偶さかご縁を得た私は、波郷師の志をはじめ、それを継がれた
代々主宰方の教えのさわりを ( 僅かながら ) 聞き齧らせていただきました。


 が、それにしても、この句は難解 !!
“ 前書き ” によれば、戦中の焼け野原に生きる苦境 ・ 絶望感を象徴した、というように
受け取れますが …… 。
 まァ、「 俳句における前書きの是非 」 にここでは触れません。
よし “ 前書き “ の情報を得たところで、生憎 “ 戦中戦後 ” の実感は把握不能です !

 かの当時 …… ひとかどの暮らしをして来た妻女 ?
焼けて、今や骨組みのようになった住まいに筵を掛け、辛うじて雨露凌いでいる体か。
呆然と疲れ果てた、時代の有り様を表したようなのですが。

 しかしそうした景へ、 “ 句そのもの ” からは繋げられなかった。
六月という、多分梅雨ただ中のカァッと照る晴れ間。熱気とやりきれぬ湿度の中、
広げた莚で農作業に励む農婦でもあろうか ── と。


 こうした、作者と読者の落差をどうすれば良いのか ?

 実際は “ 前書き ” が有り、まして石田波郷なる超高名作家としての知名度 ( 来歴の
情報等 ) もハンパ無い。
そこで我々ごときとの比較はあり得ませんが、「 基本的に前書きは付けないこと 」
と教わる初学者には難しい !


 因みに某論旨による 「 名句には優れた鑑賞が定まっている 」 説も、同時に逆説あり。 
句の解釈とは結局読み手に丸投げされ、独り歩きするモノと弁えよ、とする考え方です。
作者自身の予想だにせぬ “ 読み方 ” が、時に発生する、と。


 …… などと伺えば、いゃはゃ、句作も鑑賞も益々難題となってくる “ ダメダメ俳句
学習者 ” でございました〜 ( ため息 ) 。



posted by 美緒ママ at 01:51| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年05月25日

今月の俳句学習  5月 第二週 & 第四週  2018 


 今週末に向けて、またまた夏日が続くようですね ?
春からずっと不安定だった陽気は、ゴールデンウイーク過ぎも気温乱高下 !!
荒天 ・ 異常低温はんぱなく、 “ 青葉寒 ” なんてナマ易しいレベルじゃありません。
慌てて冬布団に掛け直し、居間のヒーターまで稼動再開 !?
なんで ? …… 初夏だぞ ! ( アワワ )


 で、やはり冷え々々だった中 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室へ ──


第二週 5 月 8 日

《 型 ・ その 2 》
「 上五〜中七 ( 季語に関係無いひと繋がりのフレーズ ) “ や ” 切り 」 + 「 下五 ・ 季語
( 体言用言可 ) 」
 

 まず及第句、



   ほろ苦きマーマレイドや春の果          かいう 



「 マーマレイド 」 が 「 ほろ苦い 」 のは当たり前、と 『 加藤静夫 』 先生のご指摘は受けた
のですが。 一応季語の感覚と響き合うであろう、とご了解いただきました。
嬉しい~♪♪


 次に、及第 ? or △ ? な句、



   カウンター越しの艶聞アマリリス



 バーかパブのひとこま ── 客と馴染みのバーテンさんの会話。 噂話か自慢か。
……… 「 艶聞 」 の一語に 『 静夫 』 先生反応されました ?
ところがところが ! …… 季語 !?
「 アマリリス 」 が配される必然性を問われてしまった ( ガーン ! ) 。
スミマセン、すごく似合いだ、と勝手に思い込みました ( 汗 ) 。
両先生はやや疑問のご様子で、結論 「 花は動き得るが、選者の好みによる 」 と。 

 何かソレ、言われること多いよね。
とどのつまりはソコなんだけど、 「 1 + 1 = 2 」 とならない分野の宿命だ …… なんて
結論も毎度ながら ( 苦笑 ) 。


 なお、もう一句はボツでした。




第四週 5 月 22 日

《 型 ・ その 2 》 応用編
「 上五〜中七 ( 季語と関係の無いひと繋がりのフレーズ ) “ や ” 以外で切る 」+ 「 下五 ・
季語 ( 体言用言可 ) 」


 やはりイマイチの回でしたが。
及第句は、静夫先生にご納得いただけた ……



   水道の流しつぱなし夏きざす          かいう



景は学校とか公園の水場、或いは庭仕事の最中か ── 蛇口から勢いよく、しばし止めず
さんさんと流される水。
それを写真のワンショット的に、初夏の感覚に重ねたものです。


 しかし、あとの二句は色々ナンあり …… 。



   総武線緊急停車百合の崖



嘗て通勤の横須賀線が走行中 ( 安全確認で? ) 急に停車し、窓外が山百合のなだれて
いそうな崖だった。
せわしない人間界とは無縁に百合は咲き、自然界の営みは続く …… って。
「 景は悪くないと思うが、 『 総武線 』 の必然性は ? 」 と 『 志田千惠 』 先生より
問われました。 正直、そーなんですよ。ご指摘ごもっとも。
私の独断的イメージで、都市部も田舎も含む長距離路線にアリかな ? と。
…… それにしたって、全国区には通じない ? やってしまった “ 固有名詞あるある ” だわ〜。


 更に、 



   小満の庭手袋を洗ひけり



二十四節気の 「 小満 」 ── 陽歴 5 月 21 日頃に当たり、万物しだいに長じて満つるの意。
草木生育し瑞々しい季節を言うのでしょう。
まさに同日、庭仕事を終えて庭手袋を洗った一段落感 ── を伝えたかったところが。
「 庭手袋 」 に物言い ? ……何と、意味がわからない ?
庭仕事しない人には伝わらない、って ? マジかぁ〜ッ !?
“ ガーデングローブ ” じゃ中七に収まらないし。
そのボキャ自体も駄目 ?
しょうがない、 “ いつか句集を編んだ時 “ 用だわ ( 爆 ) 。
 

 と、やはり問題点の把握に終わった今月でした〜 ( 汗 ) 。




posted by 美緒ママ at 01:25| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年05月07日

先月の俳句学習  4月 第二週 & 第四週 2018  and ……


 五月に入ってしまって、大慌て !
俳句学習、先月の 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室レポがまだでした ( 汗 ) 。
毎回後手々々ですね。 急いでさらっておきます。



第二週目 4 月 10 日

《 型 ・ その 1 》
「 上五 ・ 季語 ( 体言〜や ) 」 + 「 中七〜下五 ( 季語に関係の無いひと繋がりのフレーズ、
体言止め )」


 2018 年 4 月期スタートのこの月、首尾は “ まぁまぁ ” 〜 “ 超惜しい ! ” ってところ
でしょうか。 


 まず及第句、



   あたたかや本家分家の猫だらけ          かいう



 昔、田舎によくあった ( であろう ? ) 風景 ── 本家の猫に仔が産まれ、すぐそばの
親戚筋へ 、「 あんたんとこ、少し持ってってよ 」 とかゆー感じに飼わされる。
で、 〇〇 叔母さんちも △△ 叔父さんちも同じ毛色の猫が !
…… みたいな ? “ やれやれ ” 感を 「 だらけ 」 に込めてみた ♪
 すると 『 加藤静夫 』 先生より ◎ 頂戴しましたッ ☆
「 “ 結構毛だらけ猫灰だらけ ” のような “ 〜け ” の繰り返しが効いて、リズミカルな
楽しい句 」 と。
ありがとうございましたァ〜 ☆☆

 なお取材は、そーゆー気配が未だ残っていた我が嫁ぎ先界隈ッ。


 次に △ 句、



   花吹雪く添乗員に祖師堂に



 某櫻名所の日蓮宗寺院にてヒントを得ました。
けっこー田舎なのに国内外の観光客が溢れ、ガイドさんもいて。
そこへ巨大櫻から花吹雪が〜〜 !! …… な風景は表現し得たのですが。

  『 静夫 』 先生 ご添削。
    ↓
   祖師堂に添乗員に花吹雪く


 はァ〜、とどめに櫻を 「 吹雪 」 かすのか ! 季語のインパクトを最後に !?
んん …… さすが先生、参りましたッ ( 土下座 ) 。


 ちなみに三句目は要再考となりました。
でも悪くない句材だから、捨てずに練り直します。




 では続いて、

第四週目 4 月 24 日

《 型 ・ その 1 》 応用編
「 上五 ・ 季語 ( 体言用言可 ) “ や ” 以外で切る 」 + 「 中七〜下五 ( ひと繋がりの
フレーズ ) 」


 まず、及第句 ……



   かざぐるま送電線は溪渡り          かいう



 『 静夫 』 先生 ・ 『 志田千惠 』 先生より異論無くご共感いただけたのは、望外の
シアワセでした !
背景は先月、中央道走行中に眺めた甲斐の山中 ── 谷を渡る送電線にライフラインを
守られる山里の集落。
そこに 「 かざぐるま 」 を配しました。 谷の風にいじらしくもの悲しく回る …… 。
それらの空気感を、説明を要さず 「 わかりますよ 」 と仰っていただけた !
ああ、そーゆーコトなのか ? と何となく合点した瞬間でした。 


 次は、めっちゃ惜しかった △ 句〜( 泣 ) 、



   柿若葉汝が退院の荷を解かな



 背景は、茶緒パパ氏が先日某検査と治療で少々入院し、出所あそばしたことです。
季語 「 柿若葉 」 の是非には触れられなかったので、問題無し ! と受け止めました。
 が、しかし 「 荷を解かな 」 は 「 〜解きぬ 」 で良い ! …… と 『 千惠 』 先生。
何故 「 〜解かな 」 にしたか ? と問われ ── あちゃーッ、先生、初案は 「 解きぬ 」
だったんですよォ〜〜 ( 涙 ) 。


  『 千惠 』 先生 ご添削。
    ↓
   柿若葉汝が退院の荷を解きぬ


 気分的につい “ 盛りあげて ” しまったんですね。
盛っちゃいけなかったんだ、俳句は。
ふぅ、そーゆー微妙な点がわからないとは、前句の合点は何だったんだろう ?
やっぱ、 “ ダメダメかいう ” じゃ〜ん !!! ( 爆 )




 それはそーと、別件覚え書きですが ──
先月 24 日 ( 土 ) 、小田原市での 『 第二回 藤田湘子記念小田原俳句大会 』 。
我らが教室の 『 志田千惠 』 先生が目出度くも 『 小田原市長賞 』 等を表彰され、
また受講会員の皆様も入選されていて、栄誉なことでした。
内、不肖わたくしメも思いがけず、 『 鷹 』 同人 『 奥坂まや 』 氏の選を
いただきました。
 それなのに当日、急遽欠席という事態に !
“ 入選句披講 ” の折、 『 鷹 』 小田原支部の方が代返して下さったそうで。
お世話かけました、ありがとうございます ( 礼ッ ) 。


 因みに、拙句 ……



   初空やパンタグラフのちから満つ          かいう



殊更、かの有名な 『 奥坂 』 女史に拾って貰えたとは ?
して、そのポイントは ? 
知るべくも無いながら、気になります。
その辺のところも、今後の宿題となったわけでありました。




posted by 美緒ママ at 00:27| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年04月15日

先月の俳句学習  3 月 第二週 & 第四週 …… and  2018


 昨日 14 日、予定していた 『 藤田湘子記念 小田原俳句大会 』 出席を生憎の都合で
どたキャンしてしまいました。
未体験な会場の雰囲気に、少なからず興味はあったのですが。
世の中、ご縁があれば自ずと導かれるもの。 そういかないのはそもそもご縁が無かった ……
そう弁えることにします。
 なお当大会、何ごともチャレンジ !! と投句した二句中、一句が思い掛けなく “ 選者別 ”
の選に入りました。
未知の選者の視点に触れるのは大事なんだなァ、と実感したところです。



 さぁ、それでは三月の 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室。
当月は平成 29 年十月期の最終月で、今回も “ 型の学習 ” を終えて、自由に詠むことに
なっているのですが。
大抵お定まりの不調〜 ( 爆 ) 。 成果ちっとも上がってませ〜ん !! 
しかし、今のわたくしメには 『 加藤静夫 』 & 『 志田千惠 』 両先生が全てなので、
来期の精進を肝に銘じて !


 第二週 3 月 13 日

 この週は二句を “ 型 ” で、一句を自由な形で詠みました。


  一句目、



   キイボード打つ卒論や春の雪          かいう



 “ 卒論 ” という語を季語の傍題ととらえるか如何で合否が分かれる、と静夫先生。
私自身もその点を確かめたかった。
すると静夫先生、 「 判断は選者によるが、自分であれば “ 季語 ” と捉える 」 と。
ならば、 「 春の雪 」 を使わない表現が求められますね ? 
けっこう好きなテーマなので、鋭意推敲します !


 二句目、



   大股に踏み出す春の夜風かな



 こちらは 「 具体的な景が全く見えて来ない 」 と千惠先生のご指摘。
「 大股 」 か否かは関係無く、何があったとか何処から歩き出したとか、を描くべき、と。
そーですね …… そういった背景を飛び越え集約した 「 大股 」 であり、ま向かう対象へ
「 夜風 」 を象徴化したのですが。
やはり “ 景色 ” が要りますか …… ( 大汗 ) 。


 ちなみに、三句目は自由になりすぎて、初歩的な失態を犯しました。 
改めて用心用心 !!



 第四週 3 月 27 日

 この日を以て、総仕上げとなります。


 一句目は、 



   本門寺子院の松やうかれ猫          かいう 



 まず固有名詞の扱い如何を問われました。
よくある My Pattern なんですけどね ( 笑 ) 。
「 本門寺子院 」 などと厳かな情景に、一体何が出て来るかと思えば !! …… 興奮し捲ってる
猫の喧嘩 !?
“ フェイントめく俳諧味 ” として、静夫先生には受け取っていただけたようで、まずは成功 ?
 とゆーか、ワザとくっつけたのではなく、正に “ 実景 ” を目撃したのだし。
他ならぬ 『 本門寺 』 様は、厳かなイメージと裏腹に日蓮宗のアグレッシブなエネルギーが、
“ 恋猫 ” の生命感を受け止め得る気がして ! 
その不思議な “ 引き合い ” 感を察して貰えたら嬉しいけど。
果たして ?


 続いて二句目、



   一族の墓群に隣る土筆かな



 ここでは、 「 隣る 」 といった説明をせず、 「 墓 」と 「 土筆 」 だけを言えば良い、
とのご指摘、両先生よりいただきました。
じっくり再考せよ、ワタシ !!


 また三句目は訴える内容そのものに問題アリ、 「 別のことを言いましょう 」 と先生方より。
マイナス ・ イメージの句を成功させるのは超々上級者ですね。
ン十年早い、か ?


 とまあ、こんな幕引きでワン ・ クール終了。
在籍三年弱にして、あまり褒められた成績とは言えない ? ( 苦笑 )



posted by 美緒ママ at 01:32| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年03月03日

先月の俳句学習  2 月 第三週  2018


 三月も初っぱなから先月の話でナンですが …… ( 笑 ) 。
記し忘れの 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室、先月の第二回目です。
実は当講習日、通常が第四週のところ、会場の都合で三週目へ前倒しになったのでした。



 第三週 2月20日

《 型 ・ その 4 》 応用編
「 上五〜中七 」 + 「 下五 ( 用言〜をり ・ なり ・ たり ) 」
※ 季語の位置は自由。
※ 一物俳句でも可。 


 斯くして及第句は、



   モノレール腰越沖の霞みたる          かいう



 まず 「 モノレールから見はらした景色が想像出来ますね 」 と 『 志田千惠 』 先生。
また 「 地名や固有名詞の安易な使用は望ましくないが、ここでの 『 腰越 』 は効いている。
歴史的な背景も連想させて、よろしい 」 と 『 加藤静夫 』 先生。
仰せの通りにございます〜 。
春先、片瀬の 『 常立寺 』 様へ梅見物に向かう時、湘南モノレールよりほんわり霞むような海を
遠望する箇所があるのです。
海近くには 『 腰越状 』 で名高い 『 満福寺 』 様が構え、独特な郷愁を漂わすエリア。
その雰囲気を詠み置きたかった ! 仄めかせたなら成功です ♪♪♪
 


 続いては手の入った句、



 原句  涅槃図へデニムの膝の躙るなり
  ↓
 改案  涅槃図へ躙るデニムの膝頭 ( 静夫先生案 )



景は悪くないのに 《 型 》 に嵌めてコケた ?
「 より具体的なモノを見せるべし 」 と ? ── 静夫先生、以前も指摘して下さった !?
嗚呼、デジャヴだ〜 !! ( 泣 )




 三句めは折角のフレーズを生かすのに、 “ 季語 ” を誤った失策!!
「 季語ですよ、季語で決まるんですッ 」 とゆー千惠先生の叱咤が耳の奥に響きますねぇ …… 。
熟考します〜 ( 土下座 ) 。



 とまぁ、悲喜こもごもにて 《 型 》 の学習を終えた今期でした ( 苦笑 ) 。
さぁて、十月期最終の今月は ALL 好きな 《 型 》 、或いは全く型に嵌まらない自由な
チャレンジも OK ♪♪♪

 …… って、そーゆー実力勝負が一番ヤバいんだって〜〜 ( 大汗 ) 。
「 この五ヶ月しっかり勉強してきた成果を、見せていただきたいと思います。名句を期待して
いますから ! 」 …… なんて静夫先生、ハードル上げ過ぎないで下さいッ !! ( 平身低頭 )



posted by 美緒ママ at 00:27| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年02月18日

今月の俳句学習  2 月 第二週 2018   and ……


 今月の 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室、第一回目をさらっておきます。


 第二週 2月13日

《 型 ・ その 4 》 応用編
「 上五 ( 季語 ・ 体言 ) 」 + 「 中七〜下五 ( 季語と関係の無いひと繋がりのフレーズ )
〜けり 」


 幸い健闘の日となりました〜 ♪♪♪
『 志田千惠 』 『 加藤静夫 』 両先生より異論無く及第いただけた二句、



   シクラメン猫とろとろと癒えにり          かいう



 別に 「 猫 」 で先生方を釣ったつもりは無いですが ( 苦笑 ) 。
静夫先生 「 この猫は具合が悪いんですよ、だからとろとろ大人しく寝てるんだね 」 。
すると 「 あら、ウチの猫は元気でも寝てるわよ 」 と千惠先生。
「 そら、弱い猫だな 」
「 猫はフツーそうなのよ ! 」
と、いつもながら絶妙なお二人の掛け合いなのでした ( 笑 ) 。

 あッ、モトイ ! 俳句でしたね ( 汗 ) 。
リアル・モデルは我が家のペット = 『 権左 』 クン !
長生きはしたコでしたが、晩年病いを得、座敷で養生中 …… の景。
そこに季語 「 シクラメン 」 で、過不足無いお膳立てが叶いましたかね ? 千惠先生。



   雪解風ミサンガ切れてゐたりけり



 こちら、実は少々挑戦 ? ── “ ミサンガ ” というアイテムと、ソレが “ 切れて ” 意味する
ことへの共感性や如何に ?
すると、存外あっさり受け止めて貰えちゃった !
“ 俳句のことば ” として、もはや定着していたんですね ( 笑 ) 。


 なおもう一句には手が入り、 「 テーマはよろしいが、 “ 型 ” はコレでない方が …… 」 との
ご指摘。



 原句  小児病棟追儺の面を飾りけり
 ↓
 改案  病棟に飾る追儺の鬼の面 ( 静夫先生案 )



 はァやっぱり、色々形を試し最適な表現を模索するとゆー工夫が足りんッ !!
いったん着地すると、他の可能性を追究しない。 惰性だな〜 ( 泣 ) 。
このネックを打破し、三句オール及第を目指せッ ! ── って今年の目標、ゴールは遠いか …… ?
 


 加えて別件。
先日、昨年の “ 俳句大賞 ” 応募句の結果 ( 『 俳句あるふぁ 増刊号 第 21 回 毎日俳句
大賞 2017 作品集 』 ) が届いて。
My 応募四句中、一句のみ “ 予選通過 ” となっていました ( 喜んでイイのか ? ) 。



   生盆の咀嚼嚥下のめでたかり          かいう



「 生盆 」 ( = 「 生身魂 」 ) とは、盆迎えを無事果たせたご高齢者様を尊んだ呼称で
あります。
健啖であるが何より ! 我が看取りの体験上でも “ 噛むこと ” と “ 飲み込むこと ” が
最重要課題であった故 ( ため息 ) 。
心身の “ 健康寿命 ” をひたにお祈りして !!


 他三句はボツったけど ( 汗 ) 。



   庭師みな佳きをとこぶり大石忌

   吽形の脈の隆起や大南風

   はつあきや白紙眩しむペンの先



以上。 あくまでもチャレンジではある。

 上達はなかなか …… ですが。
表現出来ること、誰かに伝達し得ること、楽しい〜〜 ☆☆☆
お陰で、やめられない止まらない “ かいう @ 美緒ママ ” なのでした ♪♪♪



posted by 美緒ママ at 02:21| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年02月09日

先月の俳句学習  1 月 第四週  2018


 日中存外暖かかったのに、夕方ナンと雪しぐれ !?
それでも 『 藤田湘子記念 小田原俳句大会 』 への句稿を投函して戻って来た時には、また
青空が覗いていました。 気まぐれな空模様よねぇ …… 。



 さて、遅れていた 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室レポ、第四週です。


 1 月 23 日

《 型 ・ その 3 》 応用編
 ひと繋がりの一物俳句。
「 上五 〜 中七 ( 季語のことを言う ) 」 + 「 下五 ( 季語 ・ 体言 ) 〜 かな 」

 投句三句中、まず及第は、



   御朱印を待ちたる庵の火桶かな         かいう



 ご存知、御朱印巡り大好きな “ かいう = 美緒ママめ ” 、通った寺院様は大小数知れず !
こちらは過年伺った鎌倉の古刹 『 瑞泉寺 』 様です。
斯かる名刹様とは言え、寒さ厳しい季節 …… しかも平日、他に御朱印を請う拝観者もおられず。
 庫裏玄関に待つ折、 「 寒いですから、お当たりになって 」 と手焙りをおすすめ下さった梵妻様。
お気遣いに感謝。 ましてその手焙り火鉢の、何と素敵だったこと ♪♪
山懐の瀟洒な禅寺のシブい簡素なお玄関に …… 古風な火桶の存在感はまるで、往古の物語の一場面
のよう。 如何にしても記し残したい景色でした。
 因みに待たせていただいている間、ご揮毫下さったのがご住職であるなら 『 大下一真 』 様。
歌人としてお名を馳せておいでと伺います。
 寒の椿と春を待つ梅の古木を愛でる一刹に、かけがえのないひとときでした。
諸仏様、ご住職様、梵妻様、ありがとうございます。
拙いながら句に残せたご縁、嬉しゅう存じます。
 なお措辞、 「 …… 待ちをる 」 とも案じたのですが、 「 お 」 音の続く暗さを避けたくて、
「 待ちたる 」 を採用しました。
『 志田千惠 』 先生がチラリと触れられましたが、ご了解いただけたようです。
『 加藤静夫 』 先生は 「 情景がわかりやすかった 」 とのご評価でした。



 続いては △ な ( ? ) 句、



   高層の歯科の明るき二月かな          かいう



 打って変わって現代的な景です。
立ち寄った高層ビルに歯科医院。 とかく嫌われ者の歯医者さんではあっても、綺麗でお洒落な
佇まいは、寒いけれどぐっと明るさを増す二月の光の中なら素敵に見える気がして。
そんなクリーンな春先の気配を詠みました。
やはり 「 感覚的な句です 」 と静夫先生。
でも駄目とは仰らなかったから、“ OK ! ” でしょうか ? ( 笑 )



 なお三句目は、千惠先生より手直し有り。



 原句   木枯の煽れる辻の献花かな          かいう      
  ↓
 改案   木枯の町四つ角の献花かな      



 果たして動詞 「 煽れる 」 が不要、とのこと。
木枯なら確かに “ 煽って ” いきますよね ? …… 敢えて使ったけれど 「 強すぎる 」 と。
やっぱそーか ? …… んん〜。 自分でも再考します !!

 景としては恒例の初詣、 『 寒川神社 』 様へ向かう途上。
車窓より目に留まった交差点の献花。 寒風に震えるそれは …… 勢い、現時点の自分と比せずに
おきません。
何をおいても命ある幸運 ! 新年を寿ぎに向かえるという安穏 !!
少し後ろめたさを覚えた瞬間でした …… 。



 思考の新たな発見をいただける奇縁と共に、一月の学習が終わりました。
この年もまた精進々々 !!!



posted by 美緒ママ at 01:15| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年01月17日

今月の俳句学習  1 月 第二週  2018


 先日、『 ランドマーク ・ プラザ俳句教室 』 = 『 俳句と遊ぼう 』 の新年初講習に
臨みました。
『 志田千惠 』 『 加藤静夫 』 両先生、改めてよろしくお願い申し上げます。



第二週  1 月 9 日 

《 型 ・ その 3 》
「 上五〜中七 ( 季語と関係ない一連のフレーズ ) 軽い切れ 」 + 「 下五 ( 季語 ・ 体言 )
かな 」

 この回はけっこー “ 惜敗 !! ” って情況でした。


 及第句、



    犬小屋の未だ残れる深雪かな          かいう



 飼い犬が亡くなりとっくに無用になった犬小屋 …… 雪に覆われる寒い日に、嘗ての
思い出と心情を内包し残り続けている。
そのままの景を、先生方に受け止めていただけました。
 実はペットの句は籠る情愛が深過ぎ、とかく失敗しがちで、一般に推奨されないのです。
それでは、当作はいかがでしょう ?
作者 ( 私自身 ) の思いが浅かろう筈は無く、或いは “ お涙調 ” ととられかねません。
しかし、結果そうで無いとするならば、客観描写に徹したお陰かもしれない。
気持ちを落ち着け冷静に、在るがままに見せ …… 読み手へ平明に伝達すること。
それがいきおい、琴線に触れ得たのか …… ?
 正直この句には、作者の膨大な感情 ・ 感傷が籠っています。
けれど語ることは止めました。
二十余年前、初代犬 『 麗生 』 を見送った 1 月 25 日の寒波の影響で小雪舞う寒さ。
以来幾度かの冬、犬小屋は雪をかづき、思い出は最早悲しみではなく、暖かく胸に点り
続けているから。



 さて、添削の入った句は、



 原句  編集子かばん重たし年酒かな          かいう
  ↓
 改案  編集子かばん重たき年酒かな



 編集者上がりの知人の、伝法で磊落なご気性を詠ませて貰いました。
何となくその方らしさが表せた気がして、嬉しかった。
ただし中七の措辞 = “ 軽い切れ ” に失敗 !
いゃ 「 し 」 と 「 き 」 、最後まで迷ったんですよ〜 ( 汗 ) 。
結果失態。 即ち判断力が無いって暴露しましたね ( 泣 ) 。
俳句は “ ひと文字の差 ” が恐ろしい …… 。



 もう一句も手直し有り、



 原句  デコトラの配送したる恵方かな          かいう
  ↓
 改案  デコトラの快走したる恵方かな



 ひと頃よりは数の減った感じ ? な、所謂 “ トラック野郎 ” さん。
素人ドライバーにはちょっと怖そうなおニィさん方の長距離トラック、ど派手なデコっぷり !
でも、正月の初荷とか積んでるんなら賑々しくって似合いかも〜 !? …… って想像 ♪
目出度い新年、高額鮮魚なんて豪気でイイじゃん !!
ちゃはッ、少々遊んでみました ☆
勿論、先生方はお見通し( 土下座 ) 。

 以上、いま一歩で意志疎通 ・ 感性の伝達が果たせたのに ( 涙 ) 。
小さな一歩、しかし実は遥かなる一歩なんでしょうね〜 ( ため息 ) 。

 こんな今年の “ 俳句教室始め ” 。
以降怠けず弛まず進んで行こう、と肝に命じた次第です。


 なおこの日、講習後には “ 新年会 ” の一席が設けられました。
『 ランドマーク・プラザ 』 を出て 『 MARK is 』 の “ 海鮮居酒屋 ” さんかな ?
両先生へ感謝と慰労を籠めて乾杯 ! ── ありがとうございます ♪
そして受講生中で結社 『 鷹 』 会員の、同人へ昇格されたお三方にも祝杯 ! ── おめでとう
ございます ♪♪ どうぞ更なるご精進を。

 その三方には静夫先生より直筆色紙が贈られ、羨ましい限り。
はァ〜、 『 鷹 』 非所属のわたくしメにゃ無縁だヮ …… 。
すると静夫先生、見透かされたように、
「 『 鷹 』 以外の方へは、 “ 俳句賞 ” とか取ることでもあれば何か考えます 」
って ? 先生〜、ハードル高過ぎっしょ !? ( 苦笑 )


 ならば、よしッ、今年は絶対目指してみせるぞ〜〜 ♪♪♪



posted by 美緒ママ at 01:39| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2017年12月27日

今月の俳句学習  12 月 第二週 & 第四週  2017


 クリスマスが過ぎ、歳晩がぐんぐん近付いて参りました。
うかうかしてると今年が終わってしまうので、最終月の俳句教室、ちゃっちゃと復習っときます !



第二週目 12 月 12 日

 出向いた 『 ランドマーク ・ プラザ 』 に、折しもクリスマス・ツリー ♪


              KIMG1546.JPG


            毎年眺めてるけど、今年はわりと普通な感じ ?



 それでは教室レポへ。
当回も 《 型 ・ その 2 》 応用編。
「 上五〜中七 ( 季語と関係の無い一連のフレーズ ) を “ や ” 以外で切る 」 + 「 下五
( 季語 ・ 体言 or 用言 ) 」


 及第句は、



   鼻濁音言へぬアナウンサー寒し          かいう



 “ 鼻濁音 ” という、嘗て高校のアナウンス部ですら超絶初歩的な要点を、今のアナウンサーは
習わないんだろ〜か ?
同様に “ 喋り ” をメシのタネとする役者 ・ タレント業界にしても、「 日本語が乱れる 」 とか
以前の問題じゃないかぃ ?
言語は変化してゆく、そりゃ止むを得ぬも …… ソコだけは勘弁して貰いたい !
最早若くもない、 “ 大女優 ” と称される方々に 「 わたしガ 」 って言われちゃ、失笑するしか
ないよね。
その度、ゾワッと寒さを覚える ── そうゆう趣旨を 『 加藤静夫 』 先生には一応汲み取って
いただけたかも ( 笑 ) 。



 続いては、物言い有りの句、



   夜届く訃報廻覧クリスマス



 「 夜に来た廻覧板かしらね ? ご近所のお年寄りでも亡くなったとか ? それを言っても
クリスマスが楽しくないでしょ ? 」 と 『 志田千惠 』 先生。
そーかもしれませんね、受け止め方によれば。
私的には、世間のクリスマス = “ 市井のささやかな安寧の象徴 ” であるならば、そんな夜に
“ 訃報廻覧 ” を受け取り、はたまた遠い救急車のサイレンを聞いたりするにつけ、天に謝する
べき身の幸い ? と。 実感は少なからず。
けれど通じにくい概念であれば、取り下げる他ないけれど。



 さらには、言葉足らずだったボツ句、



   書き順を違えてゐたる冬ぬくし



 先程の “ 日本語の発音 ” もそうだけれど、 ( 私を含めた ) 現代日本人の問題 = 誤字
・ 脱字 !
苟も文芸の片隅に関わる者として、犯してはならぬ失態だけれど。
まァ、 “ 書き順 ” の間違いくらいは大目に見て貰えないかな ? と甘えてみた、冬の暖かさ。
 ただ、「これだけの表現では具体性を欠き、何を書いているのか ? …… 手紙 ? 日記 ?
どんな文字を ? 景の見える工夫をしましょう ! 」 と当たり前のご指摘をいただいてしまい
ました。 反省です …… 。




第四週 12 月 26 日

 引き続き 《 型 ・ その 2 》 応用編。
「 上五〜中七 ( 季語を含む一連のフレーズ ) 切る 」 + 「 下五 ( 季語以外の体言 or 用言 ) 」


 及第句、



   ロッカーにブーツ長しよ検診日          かいう



 「 やや若めの女のひとが病院へ来て、脱いだものをロッカーへ、ブーツも無理やり仕舞って
…… という現代の景ですね 」 と静夫先生。
はい、そーですね、作者とは想像しないでイイですから ( 苦笑 ) 。
長過ぎるブーツにそこはかとない可笑しみ、そして重大事では無い軽さもひそませたつもり。
ペーソスを察知していただけたことを期待します ♪



 もう一句の及第は、



   寒梅のけぶらふごとし尼住持



 千惠先生評 ── 「 けぶるように寒梅が咲いていて …… 美しいですね。 そこに尼僧様がいらした。
お寺という場所もはっきりわかって、景がちゃんと伝わりますよ 」 。
ありがとうございます、和の美しい雰囲気が表せて嬉しゅうございました。



 なお手直し有りの句、幸い一句のみでしたが、



 原句  大寒の土ふんまへし上棟歌
  ↓
 改案  大寒や土ふんまへて上棟歌



 宿題の 《 型 》 に拘らず 《 型 ・ その 1 》 にすれば、ぐっと違った ?
「 大寒 」 は “ や ” できっぱり切った方が格と潔さが生きますね。
一字二字の効果絶大 !!
だから 「 初案に留まらず、組み替え作り替え、幾つもの型を試す 」 大切さは、その都度
納得するのだけれど …… 。
実作に生かせてませ〜ん !!! ( 泣 )


 しかしこの一年の纏めとしては、上々の成績と弁えます ☆☆☆
今後更に両先生よりいただくご批判・ご指摘を “ 果報 ” として、不足を補って行きたい !
向かう山は無限に険しいけれど、諦めず精進いたします。
両先生、会員の皆様、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いしま〜す !!




 講習の後、珍しく周辺を歩いてみました。
『 ランドマーク ・ プラザ 』 ビルを抜けると隣接は 『 クイーンズ ・ スクエア 』 。


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  一面の大ガラス・ウインドーから景色を眺め、暫くベンチに休んでいると ……

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        超クールなビル街は、


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    『 Queen ’ s Square 』 のロゴ越しに広がるみなとみらいの市街。




 やがて一時間もしないうち、いつしか短日の陽が傾き、


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   冬落暉が枯れ並木を金色に照らします。


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          今年もお世話になった 『 ランドマーク・プラザ 』 さん。


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           来年もどうぞよろしくお願いしますね〜〜 ♪♪♪



posted by 美緒ママ at 02:33| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする