2019年03月20日

先々月 ・ 先月の俳句学習 1 月第五週 & 2 月第二週  and ………  2019  


 日中ずいぶん暖かくなり、春の彼岸のまっただ中。 櫻便りも待たれていますが …… 。
それはちょっと置いといて、滞っていた俳句学習レポを進めます。


 まずは 『 俳句あるふぁ 増刊号 』 の件。
先月半ばに届いた当誌は、 『 毎日新聞出版社 』 が毎年主催する 『 毎日俳句大賞 』の昨年の
参加者全応募句が掲載されています。
受講している 『 ランドマーク教室 』 で参加推奨される 『 大賞 』 なので、不肖わたくしメも
出すだけは出させていただきました。
結果は “ 予選通過 ” のみ。 無論想定内 ( 笑 ) 。



 それでは改めて、放置中だった 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室レポを、先々月へ
遡ります。


 一月、実は会場 『 ランドマーク ・ プラザ 』 自体の都合により、講座日程に変更。
次月四週目の分が前倒しに差し替えられました。


 とゆーことで、


第五週 1 月 29 日

《 型 ・ その4 》
「 上五〜中七 」 + 「 下五 ( 動詞〜けり ) 」

 引き続き正月のテーマが主になりました。
成績は一向に浮上しません …… ( ため息〜 ) 。 



   雑煮箸曲がりしままに祝ひけり          かいう



 半世紀も昔、子供時代の実家、わりあい大人数だった家族が正月のお節を囲んだ。
裕福じゃない庶民暮らしの一場面に、末席の子供として手に取った雑煮箸 ( 柳箸 ) ──
何故だか少々反り曲がっていたことがあった。
何だか忘れられなくて ……… こんなとこまで “ B級クオリティー ” かいッ !? と ( 笑 ) 。
「 ちうくらいなり “ 庶民の ” 春 」ってもんすかね ?
侘しくて僅かにほのぼのした昭和感 ?
アハハ …… 正直苦手なんだけどね、“ 昭和の小市民 ” 感 ( 汗 ) 。
 あ、結論は、シチュエーション特殊過ぎて 「 伝わらないですよ 」 、と 『 志田千惠 』
『 加藤静夫 』 両先生より苦言。
では、あくまでも自分のための覚え書きってコトで。




   きっぱりと春著の眉のきまりけり



 打って変わって現代。 新年や成人式や、妙齢の娘さんの晴れ着が華やぐ季節。
折から、若きも熟年も美容ブーム ?
就中、メイクアップの “ 最難関 ” = 「 眉 」 さえスパッと決まってれば、ひとまず心強い?
 いゃ、ところが 「 眉をきめる 」 必要性自体に異論が出て、伝わらなかった次第。
ヒャ〜、また知識の基準ズレてるッ !?? アタシ ……… ( 焦々 ) 。
 


 では、頭を切り替えまして、



   一月十七日額の傾ぎを直しけり



 17 日、テレビ ・ ニュースから 『 阪神大震災 』 の話題。
思えば近頃も頻発する地震。 知らぬ間に傾いた壁の額縁を直す時、先師 『 泉田秋硯 』 先生の
被災されたその頃を思い出した。
『 阪神忌 』 が季語になるかわからないため、日付で納得されるだろうと踏んだものの …… 。
あまりそのまま過ぎたのか、却って共感を得ませんでした。
“ 付かず離れず ” の距離感は、依然難しい ( ため息 ) 。




 続いて二月。 上記の通りこの一回のみ。


第二週 2 月 12 日

《 型 ・ その4 》 応用編
「 上五 〜 中七 」 + 「 下五 ( 動詞〜をり ) 」



   寒月のヒマラヤ杉に刺さりをり          かいう



 嘗て目にした印象的な光景を何とか記し残したくて、詠みました。
「 寒月とヒマラヤ杉の景は悪くない 」 と千惠先生。
「 でも “ 月が木に刺さっているようだ ” 、はありふれた表現 」とひとこと !
そうですね、私が思い付く程度のコトはとっくに誰かがやってる …… か。
アタシも言いたかったのに〜〜 ( 泣 ) 。


 ま、それは兎も角、お次、



   ストーブの裏もはたきて仕舞ひをり



 ん ……… 余りに単純 ? 丁寧に説明しただけの散文か !!
うゎ、何で気付かない ? 自分〜〜 ( 大汗 ) 。




   腹赤き鳥の来てをり寒日和



 夏の季語に 『 赤腹 』 とゆーツグミ科の鳥がいるそうですが、勿論違いまして ………
寒晴れの空気の中に見掛けた野鳥の、印象的な羽根色。
名前などは知らず、そのまんま配した。
場所をどこと想像して貰っても構わなかったんですが。
「 庭なのか他所なのか? 或いは枝先とか? 」視覚的情報の薄さをご指摘いただきました。
は、良く良く肝に銘じます!!


 も〜、一向に挽回出来ない “ 全ボツ ” 状態 ……ではありますが、メゲずに参ります〜〜 !!
( とか毎度言ってる気が? )




posted by 美緒ママ at 02:19| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年02月02日

先月の俳句学習 1 月 第二週 & 第四週  and ……  2019 


 投稿の滞ったまま、早くも二月に入ってしまいました !
やっと今年分の “ 俳句学習レポ ” に参ります。
『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室、昨年に引き続き、依然苦戦状態です ( 大汗 ) 。 



第二週目 1 月 8 日

《 型 ・ その 3 》 応用編
「 上五 〜 中七 ( 季語を含むひと繋がりのフレーズ ) 」 + 「 下五 ( 季語以外の体言
〜 かな ) 」

 生憎、 ALL 没の日となりまして …… ( トホホ ) 。
投句 三句の内一句に “ 否定 ” の形を用いたため、 「 余程上手くないと “ 無い ” モノから
景は伝わらない 」 という失敗を犯している !
また、もう一句は句材が “ 特殊 ” なため、普通に伝わりにくかったミス !! ( ため息 )

 更にもう一句に至っては句がどーとか言う以前に、 “ 一般常識 ” の点で想定外のズレが
判明、カルチャーショックを受けてしまった !
唖然〜 !!! ……… いゃ、どんだけ異世界で育っとんのかぃッ !?? アタシ。
笑えてしまう。 “ 伝達 ” どころではござらぬよ ( 爆 ) 。 


 まァ、こーゆーコトもあるンだな ? と自覚。
“ 目からウロコ ” な勉強させていただいた、当回でした〜( 平身低頭 ) 。




 それでは気を取り直して♪

第四週目 1 月 22 日

《 型 ・ その 3 》 応用編
「 上五 〜 中七 〜 下五 ( 句跨がりの長い季語 ・ 体言 ) 〜 かな 」

 この日は、一句が辛うじて及第〜 ♪
久々に 「 ホッと 」 でしたわン ☆☆


 一句目、



   久寿餅の歯切れも終大師かな          かいう



 『 志田千惠 』 & 『 加藤静夫 』 両先生より 「 OK ! 」いただきまして ♪♪
「 句跨がりのリズムがとても良い 」 とお褒めに与り、 「大師詣りの雰囲気が納得ゆく景 」
とのご解釈でした。
 現場は昨 12 月、偶然 『 弘法大師ご縁日 』 に訪ねた 『 川崎大師 』 様。
お約束の名物 『 久寿餅 』が “ 縁日サービス ” で賞味出来た、ラッキーな日だったのです。
夫婦二人の目出度い体験を記せて、嬉しかった ♪

 私にとっての俳句は、基本自分の体験記になる。
そこを逸れ、正直な感慨を偽るのが …… 躊躇われる !
勿論その実体験からイメージを飛ばし、世界を広げる学習も尊いけれど、 「 どんな感情を
抱いたか ? 」 だけには背きたくない。 
それでは、自分の句にならないからだ。


 なお、他二句については様々なご指摘をいただいた。



   初空に樅六ヶ村鎮守かな 



 「 六ヶ村鎮守 」 の “ 特殊性 ” がネックだったようで …… 残念 !
我が地元、いにしえに界隈六ヶ村の鎮守を統括したという 『 春日神社 』 様が鎮座して
おられます。 今は小さなお社ながら、幾段か石段を折れ上った高台に、長い時を刻んで
来られました。
巨木に囲まれた、昼なお暗い佇まいが厳かな新年を迎えた気配を表したかった。
技量不足でしたね。
勉強して、また挑戦します !!




   病棟の並びに巨木初御空           



 ところ変わってこちらは病院。
過去暫くの間、身内の入院等へ病院通いの体験を持ちました。
世代として、珍しくもありませんが。
 最寄りの病院の入院棟の窓に、隣り合って聳えていた大木に、初日は光を恵む
でしょう。
一時帰宅の叶わなかった患者さんにも平等に年は明け、時間は流れますが。
そこへ思いを寄せる時、「 初御空 」 という季語の持つ麗々しさがそぐわない、と
千惠先生よりご指摘でした。
「 病棟の並びに巨木 」 まではよろしい、とのことでしたから、季語を選び取る力を
更に学んで行かなければなりません。
新年改めて、精進々々です !!!




 と、そんな折でしたが、 25 日に 『 角川 俳句 』 誌 二月号が出ていました。
すると発見〜〜 ♪♪
『 平成俳壇 』 佳作欄 ── 『 対馬康子 』 先生選、



   西へあるく西に雲あり黄落期          かいう



 “ 雲たなびく西 ” は、直感される方もおられるでしょうが、“ 西の果て ” = 『 西方浄土 』
の連想です。
樹々に満ち樹々から舞い散る黄金の道が、西の彼方へ続いていそうな季節。
安息の地へ、ふっといざなわれたい心地になります。
そんなイマジネーションが他者へ伝わる、とも伝わらない、とも ?
選者のご解釈はわかりませんが。


 ともあれ、“ 拾う神 ” も居られたのだ ! と ( 笑 ) 。 




posted by 美緒ママ at 01:03| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年01月05日

先月の俳句学習 2018 年 12 月 第四周 …… and  2019


 新年早々ですが …… 昨年にし残したこと。
『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室 ・ 最終レポを復習っておきます。



 ちょうどクリスマスの日、

第四週 12 月 25 日 ( 12 月 11 日投句分 )

《 型 ・ その 3 》
「 上五 〜 中七 ( 季語に関係の無い一連のフレーズ ) 」 + 「 下五 ・ 季語 ( 体言 )
〜 かな 」


 成績は依然好転せず …… ながら( 汗 ) 、三句中一応 「 この形でいいんですよ 」 と
『 加藤静夫 』 先生に評をいただけた一句、



   突堤に町は尽きたる寒波かな          かいう



…… でしたが …… ただし 「 町は 」 が少々強過ぎた !?
「 町の 」 で足りる、と 『 静夫 』 & 『 志田千惠 』 両先生のご指摘。
はァ〜、ソコですよっ、自分でも最後まで悩んだポイント〜〜 ( 汗 ) 。
それで “ 正解 ” しないから、要は選句力が無いってことなんです。
従って、結局 △ か …… ( 泣 ) 。  


 他二句は、伝達性や否定型の取り入れ方に初歩的難アリ !
故に、没〜〜 。
総体的に要再考。 封印。
次のピリオドへ向け、改めて修正点を確認した年末でした。


 クール前半、けっこーコケ捲って来た俳句学習。
とどのつまり 「 そこに詩があるのか ? 」 という根元的問題に、判断が “ 選者次第 ”
なのは言うまでも無いけれど。
 


 その証しの一つが 『 角川 俳句 』 誌 1 月号 !
『 平成俳壇 』 の 『 対馬康子 』 先生選 佳作 ──



   木の実降るやうにセカンドオピニオン          かいう



 詩心は、詠み手の眼目がストレートに受け止められると限らない。
が、秋から冬へ “ 生命が息をひそめる ” 季節、せめて恵みをもたらす 「 木の実 」 の
ぬくもりと救い。
或る出来事より、インスピレーションをいただいた句です。
正直、選に入ると思いませんでした。
選者の受け取り方を、訊いてみたいものです。




posted by 美緒ママ at 02:07| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年12月19日

先月 & 今月の俳句学習 11 月第四週 ・ 12 月第二週  2018


 先月と今月分、 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室のおさらいです。


 11 月 27 日、教室へ辿り着く前に 『 ランドマーク ・ プラザ 』 の定位置に
クリスマス・ツリーが見えました。
Oh ,もうこの季節かァ〜 ! 早くもセッティング完了 ?
意識して見るようになって、今年で何回め …… だろう。



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                ブルーの色にも変わります ♪


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   ツリーの足もとでトナカイさんが可愛いけど、でもわりあい地味かな ? 今年のは。




 さぁ、それでは受講 ……


十一月第四週 11 日 27 日

《 型 ・ その 2 》
「 上五〜中七 ( 季語に関係の無い一連のフレーズ ) 〜や 」 + 「 下五 ・ 季語 ( 体言 ) 」


一応及第の句、



   呼び鈴に遠く応ふや冬櫻          かいう



 『 鷹 』 主宰 『 小川軽舟 』 先生に 「 呼鈴に声の返事や ── 」 というお作があるそうで、
類想多発感は否めないけれど ( 汗 ) 。
『 加藤静夫 』 先生には、家の奥か裏庭の方から 「 は〜ぃ 」 とか聞こえて来た …… という
生活感の感じられる句、と評をいただきました。
ただし季語を植物にした場合、 “ 動く ” 可能性があるのが、ちょいマイナス要素 ? ( アチャ〜 )

 

 残り二句は没〜〜 !



   銭湯のタイルレトロや神の留守



 銭湯のタイルの意匠を 「 レトロ 」 であると言って済まさず、どうレトロなのか具体的
にわからせることが大事 ! とのご指摘。
あぁ、そーだった、と反省。 
そもそも 「 レトロ 」 とか安易な表現を “ 詩 ” に使うべきではない …… かも ?
 更に季語の 「 神の留守 」 。 コレを付けたら俳句らしくなる、とこちらも安易な選択と
言われる!?
…… う〜ん、季語の意味合いと含みは配したつもりでしたが、感知されなかったのは技量の
問題でしょう ( ため息 ) 。



   落人の裔のその裔柿をもぐ



 またも類想感満載 …… だったかぁ〜〜 ! 
単なる 「 落人の裔 」 なら日本中に幾らでもいるやん、ってハナシで。
そらそーだなァ、と ( 苦笑 ) 。
要するに誰のコトなのか、とか具体性を ! ── ですね。
実は茶緒パパの母方をずーっと遡って行くと、都を落ちて来た 『 平家残党 』 へ辿り着く
んだそーな !
そこんことを踏まえて、再考 ・ 工夫いたします。




 では続いて、

十二月第二週 12 月 11 日 

《 型 ・ その 3 》 応用編
「 上五〜中七 ( 季語に関係の無いフレーズ ) や 以外で切る 」 + 「 下五 ・ 季語( 体言 ) 」


 この回は久々、静夫先生選に及第。



   豊頬をくぼめし女将新走り          かいう



 新酒の到来を祝う一席。
女将さんにもお相伴の一献 …… という粋なー景を仕立ててみました〜♪
実体験のなかなか叶わぬシチュだからね、コレぞフィクションの醍醐味ってもンよ ☆
あ?…… “ ネタ ” も静夫先生好みだったか〜♪♪♪



 はぃ、更にもう一句。
千惠先生の選に敵ったのが、



   窓ぎはの小壜に日差し冬薔薇



 句材の配し具合が絵画のようで綺麗、と。 はぃ、それ意図しました〜 ♪
日差しの当たるガラス壜とか、庭先 ( or 生けられた ) 冬薔薇とか。
冬の冷たそうな、且つ明るい空気感が表出されていれば成功で〜す ☆
 ただし、全体に漢字の字画が混み合うため敢えて 「 窓ぎは 」 とした表記へ、
「 普通に “ 窓際 ” としないと、わかりにくい 」 と千惠先生のご指摘 !
加えて、気付いちゃいましたッ …… 手書きの「 薇 」 、字画間違えてた ?
自己申告します〜〜( トホホ ) 。

 結果、△ → 没 ?


 
 同様、表記が激スベった没句 ……



   悪かりしきびしよのとほり一葉忌



 ビジュアルがまず 「 読みづらい 」 「 意味を汲みにくい 」 と !
初っぱな 「 悪 」 の字ってのもアレだし …… ?
「 きびしょ 」 は 「 急須」のことだから、ルビで読ませるか、 or 「 急焼 」 にルビして、
「 とほり 」 も 「 通り 」 とすべし !
 まぁね、急須の出が悪い、なんて日常の “ 貧乏くさい ” 事柄が詩になるや否や、
季語 『 一葉忌 』 の引きずる切なさ ・ 哀れさ ・ 物悲しさ …… 一切が裏腹なペーソスへ
繋がるや否や。
説明してはオシマイ ! な部分について、読み手に委ねるしかないのは承知。
そこを描くだけの自分の技量を鍛えて行くしかないし。
 と、その前に “ ひらがな or 漢字 ” 表記の問題解決が先かァ〜 ?
めっちゃ初歩じゃん !? ( ガビーン )



 いゃはゃ撃沈しまくりでしたが、講座の後には恒例の “ 忘年会 ” が待つ日でした。
飲んで食べてリセット !!
両先生方へ感謝と、受講生同志の一層の親睦を ♪♪

 ちなみに、静夫先生の予てよりのお言葉 ── 「 俳句は楽しくやって下さい 」 。
はい、我々にとって俳句は “ 仕事 ” じゃなく “ 遊び ” ですから。
その遊びも、テキトーじゃつまらン !
遊ぶなら、それはそれで全力で遊ばんと〜〜 ☆☆☆ …… と肝に銘じた。
まだ力出し切ってないもんね ? 自分。




posted by 美緒ママ at 00:21| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年12月07日

先々月 & 先月の俳句学習 10 月第四週 ・ 11 月第二週 …… and  2018  


 12 月に入って一週間と言うのに、季節は行きつ戻りつ。
まるで一ヶ月前へ陽気が戻り、観測上最高温の 12 月と騒がれてみたり、そこからまた
急な寒気だとか !?
( …… って割にゃあったかいんだけど ? )


 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室、先々月後半以降が未アップでした ( 焦々ッ ) 。 


 ところがその前に、ちょっと思いがけないお知らせ !
『 角川 俳句 』 誌 11 月号 ( 10 月 25 日発売 ) 『 平成俳壇 』 佳作欄 ──



   バカンスへミニ・クーパーのよく弾む          かいう



『 今井 聖 』 先生の選です ♪
ほぉ、投句三句中、この句とは ?
なるほど、今井先生でなきゃお採りにならないかもね〜 !
だいたいこんなカタカナの多用、通常俳句では厭われるのですが …… 。
それと固有名詞使い。 わたくしメがついつい頼ってしまう …… のではありますが、
この場合は 「 良し 」 と判断されたのでしょう。
ありがとうございます ☆☆☆
励みになりました !!



 では改めて、 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室レポへ。
このピリオド、実は激低迷でした〜〜ッ !! ( ガーンンン )


十月 第四週 10 月 23 日

《 型 ・ その 1 》
「 上五 ・ 季語 ( やで切る ) 」 + 「 中七 〜 下五 ( 季語に関係ないフレーズ ) 」


 残念ながらオール “ 没句 ” の体たらく ( 汗〜 ) 。



   爽やかやショーの始めのアルペジオ          かいう



 景があまり一般的でない、と 『 加藤静夫 』 先生のご指摘。
殊に 「 アルペジオ 」 の語の伝達性が如何か ? と。
…… あ〜、そーなんだ !?
アコースティック ・ ギターの分散和音のような爪弾きに、爽涼感を準えたところ、
「 敢えて洒落た単語を引っ張り出して来なくてよい 」 と苦言でしたが、そんなあざとい
料簡全く無いですよ !
それ程特殊とは思いませんが …… 。

 確か十年程前、南青山の Venue 『 BLUE NOTE TOKYO 』 で初めて
接した Robben ´ s Live ── オープニングの Larry Carlton 氏
とのエレアコ ・ デュオを思い出してた !
はぃ、わたくしメの拙き超個人的な記憶でした〜ッ ♪♪



 二句め、



   院展や身のおきどころ無く鼻炎



 「 院展 」 で象徴しましたが、要は “ 芸術の秋の美術館鑑賞 ” 。
シンとした空間で肩身の狭い、鼻炎持ちの悲哀 !
先師 『 泉田秋硯 』 先生に学んだペーソスの感覚でしたが、 『 志田千惠 』 先生に
「 詩的で無い 」 とのご指摘を …… ( 汗 ) 。
結社の差というものでしょうか ? ( ため息 )



 三句め、



   むらさきに秋の蚊遣の暮れをりぬ



 こちらも 「 蚊遣り 」 など詩の素材として美しくない、と千惠先生 !
「 せっかくむらさきに美しく暮れるんだから、山とか …… 」 とご指導でしたが、しかし
見てもいない “ 山 ” ( とか景色 ? ) を言っちゃぁ、ねぇ ?
我が愛すべき “ 蚊取り線香 ” を詠んであげねば、嘘になるでしょ ? そしたら自分自身も
消えてしまう。
 尤も、 「 秋の蚊遣 」 という季語認定外の単語に無理があったワケで …… そこんとこは
再考に再考を重ねましょう !!



 ちなみに、月が変わっても不調は続く〜〜 ( ハァ …… ) 。




十一月 第二週 11 月 13 日

《 型 ・ その 2 》
「 上五 ・ ( や以外で切る ) 」 + 「 中七 〜 下五( 季語に関係の無いフレーズ ) 」



 一句め、



   秋澄めり新妻の髪ひと束ね          かいう



「 ひと 」が必要か ? とのご指摘に、すっきりした潔さを強調したかったんだけど、って
思った。
モデルは偶々取材映像を見かけた、斯の 『 メーガン妃 』 で、ポニーひと纏めにされた直近
のヘア ・ スタイル。


 ちなみに添削例 by 静夫先生


   秋澄めり新妻髪を束ねたる


 この場合、髪を束ねる動きそのものが捉えられていて、臨場感が違いますね !
リアル目の当たりにしている、とゆーフィクション仕立ても可でしょうか ?



 続いて二句め、



   秋の空墨蹟書翰観たるのち



 実景は台風真っ只中の 『 根津美術館 』 。
禅僧の大陸との交流をテーマの書画墨蹟を拝見した後。
あんな風雨ではなく、高く澄む秋空がおもてに待っていてくれたなら、暗い展示室との
コントラストが鮮明だろうな …… と。
 が、そーゆー取り合わせ自体が既に常套的であるらしい ?
いゃいゃ …… ( 苦笑 ) 。



 三句め、



   毛皮脱ぐミッドタウンの美術館



 この原案になった過去体験は、他でもない六本木の 『 東京ミッドタウン 』 。
施設内の Venue 『 Billboard Live TOKYO 』 へ出向いた時です。
当時 “ ミッドタウン ” と言えば、日本人の過半数がそこを想像するであろう、と
疑いもしませんでした。まして 『 ミッドタウン日比谷 』 はまだ存在しておらず。
 …… というより、そもそも 「 ミッドタウン 」 の語感に寄せたイマジネーションへ、
「 何処なのかわからない 」 とのご指摘の意外さ …… !?
寧ろ、あまりベタに過ぎるか ? と案じたくらいで。


 問題は尽きませんね !!



 なおこの先、いろんな意味での失敗作が更に続くんですが …… ( 大焦ッ ) 。
“ 本気の遊び ” だ。 ぶつかるだけぶつかって行くぞ〜〜 ッ !!!




posted by 美緒ママ at 23:21| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年10月26日

先月 & 今月の俳句学習 9 月 第四週 & 10 月 第二週  and その他 2018 


 だいぶ遡りますが、先月末から今月前半にかけて些か忙しかった日程を消化。
23 日は早くも 『 霜降 』 ですか ? …… どこやらでは、マジ霜降りたらしい !?
うわぁ〜〜そんな、早すぎるって !!
 Lucky も Unlucky もあって慌ただしく過ぎる毎日だけど、その平均値
辺りがありがたいかな、と ♪


 まず、ささやかながらも Lucky のひとつ、 『 角川 俳句 』 誌 十月号
( 9 月 25 日、発売日購入 ) 。
平成俳壇 雑詠 “ 佳作 ” 欄に、めっちゃ久々採られてたんで〜す ♪ ( 拍手〜 )


『 岩岡中正 』 先生選、



   腹のうち読めぬ男やどぜう鍋          かいう



んんん、如何なる点をお採り下さったのか …… ( 汗 ) 。
兎に角ありがとうございました !!




 一方、ちょうど同日だった 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室。


九月 第四週 9 月 25 日 ( 平成三十年 四月期 最終日 )

 《 型 ・ その 4 》 応用編
 「 下五 」を “ 〜 をり ・ なり ・ たり ” で止める ( 季語の位置は自由 )


 当回の首尾はちょっと不調、一句のみ及第です。



   月あかりインドの腕輪鳴らしたる          かいう



 何だかファンタジックな景になってしまいました。
読み手は 「 月夜に、腕輪の鈴を鳴らして舞うインドの舞踊家 」 を想像するでしょうか。
確かにそれも有り。
殊更エキゾティックな連想に繋がったのは、“ 満月 ” の月光を思った時、どういう訳か
『 Taj Mahal 』 が浮かんでしまったから !
かの妄想の中で鳴るのは、私自身が若い頃着けていたインド製のブレスレット。
鈴に似た銀のパーツが揺れると、シャラシャラ音を立てたものです。
こうした記憶のひとつが “ 詩 ” になる ── と受け止めていただいた不思議 !!



 なお 「 ボツ句 」 二句は ……



   私有地につき葛の花猛るなり

     ↓↓↓
 「 私有地につき …… 」 と書かれた看板の空き地に、葛が蔓延り暴れ放題 ! という景。
看板の文字にはカギ括弧を付けてもよかったかな ?
といった点云々より、 『 志田千惠 』 ・ 『 加藤静夫 』 両先生方の 「 猛る、は強過ぎ ! 」
とのご指摘。 しかも 「 蔓延るのは “ 花 ” ではない筈 」 。
あッ、そうでした、 “ 蔓 ” か “ 葉 ” ですよね !?
…… 熟考し、手直ししたいと思います !!



   厄日なりバスの排気の湯のごとく


 「 厄日 」 …… 「 二百十日 」 に同じく、台風確率の高い九月当初の時節を表す季語。
農耕民族 『 日本人 』 が 古くから恐れました。
台風めく蒸し暑さの中、すれ違ったバスの排気の、まるで湯を浴びせられたかのような熱気と
息苦しさ …… という街中の景です。
残念ながら 「 湯のごとく 」 はよろしくなく、「 …… 熱気浴ぶ 」 と素直に表現した方が良い、
と千惠先生。 再考いたします !


 以上で、今期の結果発表は終わり。
悉く学習し直して、次期に備えます〜〜 ( ため息 ) 。




 さらに続いて 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室。

十月第二週 10 月 9 日 ( 平成三十年 十月期 初日 )

 《 俳句のワザ 》
 「 上五 ( 大 ) 」 → 「 中七 」 → 「 下五 ( 小 ) 」 と 絞る。
 or
 「 上五 ( 小 ) 」 → 「 中七 」 → 「 下五 ( 大 ) 」 と 広げる。


 このクール、初っ端から成績下降で 「ALL没 」 !! の遺憾なる結果でした。



   平成の終はりの糸瓜水採らず          かいう


 意図は汲めるとしても、語順・言い回しに問題あり、とのご指摘。
単語を様々に組み替えて、工夫してみるべし !!



   車両ドアあかない方へ稲びかり


「 あかない 」 は、詩の言葉として幼稚。 シチュエーションや感動の焦点が見えない
…… 等々、課題が !?



   ヴィックスをひとつ錦秋高尾山


 「 ヴィックス ( 商品名 ) 」 は如何か ? との点と、 “ のど飴 ” = “ 風邪薬 ” という
連想になり 「 錦秋の山 」 の晴れ晴れ感に繋がらない、と千惠先生。
いゃ〜、そーなりますかァ !??
参りましたね …… 『 ヴィックス 』 の「スーッと爽やか〜〜 ☆ 」 感って ( のど飴として
じゃ無くて、浅田飴も龍角散も置き換えられない ) 私の戸外歩きの必携アイテムなんです
けど ( 汗 ) 。 そーゆーニーズ、皆さん無いんでしょうか ?
未だ叶わぬ 『 高尾山 紅葉狩り 』 への憧れ、ちょっぴり挫折した ( ? ) 。   


 ってな次第で、この平成最後の十月期、けっこー波乱の幕開けでした。
が、「 継続こそ力なり 」 ☆☆☆
「 参加することに意義あり ! 」 のオリンピック精神で邁進しようと存じます ♪♪


 とは言え、何か、先生方に匙を投げられそう〜〜 ( 泣 ) 。




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2018年09月27日

先月 & 今月の俳句学習  8月 第四週 & 9月 第二週  2018


 このところ何もかも “ 遅蒔きながら ” で、反省頻りでございます。
今頃漸く、先月 8 月と 9 月第二週の 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室 お復習い
なんだもん !
遅ッせぇ〜 ( 大汗 ) 。


 実は 8 月、 都合で教室が第四週の一回のみとなっていて ……


第四週 8 月 28 日

《 型 ・ 自由 》 内、復習分を2句、その他を1句可。

 首尾は御多分に洩れず低迷の一途 !!( 泣 )
が、唯一の及第句が救いで、全ボツを思えばよっぽどマシ ! としますかねぇ。

 という一作、



   ピンヒール走らす驟雨丸の内          かいう



「 夕立に走り出す丸の内の OL ……といった景と思いますが 」 、現代の小景として
納得は出来る、と 『 加藤静夫 』 先生。
ただし 「 走らす 」 という擬人化が、恐らく作者の眼目であろうが ── その是非は
選者の判断による、とご指摘でした。
はぃ、重々承知しております ( 平身低頭 ) 。


 また、ボツ句のひとつは ……



   灼くる日のロードノイズといふ喚き



これは、またいつぞやの “ デジャブ ” = 『 根来塗 問題 』 じゃないか ? と。
「 ロードノイズ 」 という単語が一般常識の範疇に無い …… であろう、とは !??
ヒェ〜ッ、驚き。
他に何て言えばイイのォ ? 言い替え利かないってば〜〜 ( 汗 ) 。
今なおボキャの縛り厳しいんだなァ …… とつくづく。
文芸は難しいのでありましたッ !!




 はぃ、では9月に入りまして。

第二週 9 月 11 日

《 型 ・ 自由 》 をもう一度。

 当回、久々二句に及第をいただき、すっごく嬉しかった〜 !!
殊に、それぞれ 『 志田千惠 』 先生と 『 加藤静夫 』 先生のご共感を得られたのが感激
です。



   白粥に朱塗りの匙や涼新た          かいう



 具体的な “ モノ ” を印象鮮明に詠んだことが、「 涼新た 」 を感じさせる句になった、
と両先生共にご解釈いただけました。
が、 『 静夫 』 先生は 「 白と朱、という色の重複 」 の “ 置きにいった ” 感を見抜かれて、
「 勿論承知の上ですよね ? 」 とニンマリ。
ハィ、意図してま〜すッ ♪
まぁ、それはそれで、ってことみたいですが ( 笑 ) 。



 二句目、



   江ノ電の板床二百十日かな



 『 静夫 』 先生、上記の理由で 「 こちらを採りました 」 と。
「 江ノ電の板床 」 に 「 二百十日 」 を感じたところが眼目、と説明不要の感覚的
部分を読み取って下さいました。
さらに 「 車窓から、少し荒れた海が見えている気配も …… 」 と、脚本のト書きの
ような部分まで受け取っていただけたのが、望外の喜び。
配した “ モノだけで感度を共有 ” するのは、俳句の目指す一つの方向であろう、と
大変励みになりました。
まして大好きな句でしたので、とても幸せです ☆☆☆

 まだまだ稀ではありながら、こうした評価をいただけたのも、両先生のご指導の
お陰とありがたく存じます。



 ちなみに三句目、



   唇の薄きはらから苧殻焚く



 こちらは 「 はらから 」 を “ 家族 ” の意に用いたところ、“ 仲間 ” 的なニュアンスとの
曖昧さを指摘されました。
加えて、 “ 家族で焚く ” という賑やかな複数より 「 男 」 など人物を単独で出した方が
良い、と両先生。
 では、踏まえて再考させていただきます !
こちら共々、この日は皆好きな句だったので、上手く直せたら幸い。


 この時の感覚を忘れずに励みます。
ブランクに些か疲れていた折、このような機会を得られると、思わぬリセット !!
新鮮な気持ちになれました。
『 千惠 』 先生、 『 静夫 』 先生、ありがとうございました〜 ♪♪
 



posted by 美緒ママ at 02:41| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年08月02日

先月の俳句学習  7月 第二週 & 第四週 ( + 特 ・ 第五週 )  2018


 今年も遂に八月。
依然ヒトの生存に危険、とまで警戒される異常高温が続いてます。
が、俳人は屈強のようで、なお “ 吟行 ” へ出掛けられますね。
脆弱なる我が身にゃ、とても無理〜ッ !!
なので、せめて “ 屋内学習 ” を。



 では、先月 = 七月の 『 ランドマーク ・ プラザ教室 』 俳句学習をおさらい。
実はこの月、受講し出して初めて “ 月三回 ” というイレギュラーでした。
通常の “ 月二回 ” ですら青息吐息だっちゅーに !? ( 爆 )
 
 そもそもズーッと成績悪いのよね、このところ …… ( 泣 ) 。
ボヤいてもまァ仕方無いので、セイゼイ復習復習 !!


 まず第ニ週 …… 

7 月 10 日

《 型 ・ その 4 》
「 上五 ( 季語 ・ 体言 ) 」 + 「 中七〜下五 ( 季語に関わりのない一連のフレーズ
〜動詞 ・ けり ) 」


 巨匠 『 石田波郷 』 師の 「 …… 俳句は切れ字響きけり 」 と強調された、定型詩に
おいて 「 けり 」 を響かせた着地を学びます。
ソレが、如何に苦学となったか !?


 辛うじて及第 ( or △ ? ) の句、



   星今宵鎌倉駅に別れけり          かいう 



 かなり大掴みに、細かい景は略しました。
「 星今宵 = 七夕 」 の晩、 『 鎌倉駅 』 でおいとました …… 一日を過ごした女子友 ?
はたまたデート ? 或いはその異性との惜別 ?
 固有名詞 『 鎌倉 』 のニュアンスと季語 「 星今宵 」 からは、やはり男女に軍配 ?
全体に曖昧な含みのまま、読み手の連想をどこまで引き出せるか ?
 すると 『 鎌倉 』 という地名が動きそうでいて、 「 案外ここでは合っているので
あろう 」 と 『 加藤静夫 』 先生の評。
重畳重畳〜〜 !!


 他二句はボツ、ないし要再考ですが。



   河鹿笛塗師屋の房を訪ねけり



 過去の記憶の信州 『 木曽平沢 』 。
特産の漆器を求めに立ち寄った塗師の店に、河鹿鳴く山里を配したのですが……。
表現が 「 塗師の店 」 くらいで済むのでは ? と 『 志田千惠 』 先生共々ご指摘でした。
面倒くさい表現は避けるべし ! ── 肝に銘じます。



 続いて第四週、 

7月24日

《 型 ・ その 4 》 応用編
@ 一物的に。
「 上五 ( 季語 ・ 体言 ) 」 〜 「 中七 〜 下五 ( 季語のことを言う一連のフレーズ 〜
動詞 ・ けり ) 」
A 季語を中七に置いて。


 及第句 ……



   自動ドア大暑の怒気へ開きけり          かいう



 おっと、コレはどーした ? 両先生に加え、稀有にも互選七点 !!
強過ぎるかと案じつつ使った語 「 怒気 」 が、図らずも功を奏した ?
「 思いきった表現だが、そう言う他ない程の今年の暑さを納得出来る 」と静夫先生、
そして千惠先生。 ありがとうございました !
 他でもない 『 大暑 』 の日、 23 日、上大岡 『 京急百貨店 』 の駐車場へ自動ドアが
開いたとたん、襲って来た恐ろしい熱波を、是非詠んでおかなきゃ !! と。
皆さんにも共感いただけて、嬉しかった〜 ♪♪♪


 因みに要再考のボツ句 ……



   大賀蓮さはさは動悸しづめけり



 「 けり 」 の 《 型 》 でない方がよろしかった ?
そーか ! 「 動悸しづめけり → しづまりぬ 」 ですかね !!



   年嵩の犬へパラソルかざしけり



 「 年嵩の犬 → 老犬 」 置き換えが出来ます。 形を変えて再考いたします。




 と、そうこうするうち第五週 ! 

7 月 31 日

《 型 ・ その 4 》 また応用編
季語の位置 ・ 形は自由で、「 上五 〜 中七 〜 下五 ( 動詞 ・ けり ) 」


 〆の回、生憎及第いただけず ( 泣 ) 。



   旅の荷へ香水ひとつ加へけり          かいう



 「 香水ひとつ or 香水瓶を 」って、ギリギリまで迷ったんだって〜!!
揚げ句に選び損なうッ ! ── デジャブか ? これマジ繰り返してるじゃん ( 怒 ) 。
せめて “ 向上への手掛かり ” なのが救いながら …… ( ため息 ) 。

 
[ 改案 ] 旅の荷へ香水瓶を加へけり   こちらでいただいておきます。



 以外、二句はまたしても再考すべし!



   老教師花火に遠く病まれけり



 ずっと長いこと練って来た案ですが、 「 花火に遠く → 遠花火 」 で済みますよ
…… ってやっぱし ?



   盆前の洋銀の匙磨きけり



 盆用意 …… 客用カトラリーの準備を整えるとゆー景。
最も暑い時期に “ 涼味 ” あるイメージを、と思うも、「 お盆の客のため銀器やガラス器
を磨く、とゆーのはかなり類想がありますよ 」 と千惠先生。
はァ …… アタシの考えるようなコトは最早言い尽くされてるのね ( 苦笑 ) 。


 とゆー次第、益々多くのご教授に与ったひと月 ── ありがとうございました !!



 なおこの日、受講後に “ 暑気払い ” の一席がタワーダイニングの 『 阿里山城 』 で
設けられ、両先生へ謝し、会員の親睦を深めました。
皆様、これからの猛暑にも気を付けて、よろしくお願いいたしま〜す ☆☆☆




posted by 美緒ママ at 05:43| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年07月04日

先月の俳句学習  6 月 第二週 & 第四週  2018


 The Fourth of July ── 『 独立祭 』 のアメリカ合衆国では大層
お祝いに盛り上がっているでしょうね ♪♪♪


 うかうかしていたら、もう 7 月 4 日 だワ !
急ぎ、六月分の 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室をさらいます。
結果から言えば、かなり “ 不調 ” な月でしたねぇ …… 。



第二週 6 月 12 日 

《 型 ・ その 3 》
「 上五〜中七 ( 季語と関わりの無いひと繋がりのフレーズ ) 」 + 「 下五 ( 季語・体言 )
 〜かな 」
※ 一句全体を包み込む 「 かな 」


 この回は、なかなか無い “ ALL ボツ ” って体たらくでしたッ ( ため息〜 ) 。

 
  一句目、



   念珠屋を訪はむと出でて夕立かな          かいう



 「 お念珠 」 に個人的に執着していて、似非 “ 私小説 ” 書いちゃいましたね〜。
根底にある “ 作者 ” の心理を読み取る “ 共感性 ” → “ 伝達力 ” を欠き、独りよがりに
なった典型でしょうか。
「 夕立降るような中、ワザワザ出掛けた ? そんな急いで数珠を買う必要があったん
ですか ? …… 葬式とか !? 」
と、『 志田千惠 』 『 加藤静夫 』 両先生に訝られてしまいました ( 苦笑 ) 。
「 念珠屋 」 というイメージ ・ 音感から来るペーソスは独善的で、「 出掛けた先で
夕立に遭ってしまったよ 」 みたいな気分は伝わらず …… コケました !!
 それでも、いつかは上手く詠んでみたいネタ ・ ドラマです。



  二句目、



   花嫁の鎖骨の美しき泉かな          



 こちらは、今しか詠めない “ 旬 ” のテーマでしたので、敢えて “ テレビ俳句 ” の禁を
破りました。
去る五月、英国の Royal Wedding ── 『 Meghan 妃 』 の佇まいの
美しかったこと !!
そのコスチュームの、恐らく彼女にしか着こなせないであろう超スタイリッシュなセンス、
とても都会的で、かつ簡素で。
装飾品を最少に抑え、彼女ならではの小麦肌を最高の美意識へ引き立てた純白無地のドレス。
さらに晩餐会へのお色直し = ホルタード ・ ドレスも引けを取らないクォリティーに思われ
ました。 新郎の愛車へ乗り込む、優美なドレープの裾捌きもさりげなく。
さすがは元女優さん。 演技力のみならず、自身の演出を如何に的確なドレス・デザイナーに
託すか …… 抜かり無いですね ♪♪♪
 そうした Meghan 妃の祝婚に寄す “ ここぞッ ” とゆー季語には、大変悩みました。
敢えてリアルを離れ、ファンタジックに ( かの宮殿の庭のどこかにあるかもしれない ? )
「 泉 」 を背景にお膳立てしたところ、
「 取って付けたようで、無理があるのでは ? 」 と千惠先生。
確かに、作者自身が直に接してもいない情報を、俳句は良しとしないのです。
特別な思い入れに寄せる場合は 「 前書き付きで、句集にでも載せて下さい 」 と静夫先生。
そーですね、そのようにいたします、もしも “ 句集 ” の夢の叶った暁には。



  さて、三句目は 《 型 》 以外で、



   恋苦しスナップエンドウの甘し



 そもそも 「 恋 」 なんてありきたり ? それも「 スナップ・エンドウ 」 などで通じる
のか ? …… と。
あくまでも個人の感覚ですね。
両先生はピンと来なかったご様子です。
あくまでも個人の “ 感覚 ” ですが、ソレを学ぶのは至難のワザだ …… 。




第四週 6 月 26 日

《 型 ・ その 3 》 応用編
「 上五〜中七 ( ひと繋がりのフレーズ ・ 季語の位置は自由 ) 」 + 「 下五 ( 季語以外
 の体言 ) 〜かな 」


 前回に比べれば多少はマシ ? …… って程度ですが ( 苦笑 ) 。

 背景には一応ご納得いただけた一句、



   緑陰に犬休まするランチかな          かいう



 例えば、近頃市街地にもある、 WAN 連れ 「 OK ♪ 」 なテラスレストラン。
或いは公園の芝生とかの戸外ランチ。
そんな現代のひとコマを、イメージしていただけたようです。
ありがとうございました〜☆
 唯一 「 休まする 」 の言い回しはフツーに 「 休ませる ( or 休ませし ? ) 」 で
いいのでは ? と千惠先生。
はぃ、捻り過ぎました …… とゆーことで “ △ ” 。

 で、あと二句がまた “ 駄目句 ” ですなァ〜(涙) 。



   梅雨の灯に呼ばるる狸小路かな 



 ぼんやりと雨夜の提灯が招く盛り場 …… 『 狸小路 』 とか 『 狢小路 』 とかって
現実に在りそうじゃない ?
でも、在りそうでいて、或いは “ 化かされ ” る民話みたいに、怪しげに点る灯のヌシは
女将に化けたモノノケ …… かも ?
静夫先生、ちょっぴり面白がって下さいました。
が、 「 呼ばるる 」 は要再考、とのこと。
はぃ、もっと面白い句に仕上げるよう、精進いたします〜〜 ( 平身低頭 ) 。


  
   看護師のぱきぱき梅雨の雲晴るる
        


 「 看護師はだいたいぱきぱきしてるでしょ ? ダラダラしてちゃ困るし 」 と両先生。
そりゃそーですけどね〜 ( 笑 ) 。
実際病院で説明 ・ 案内を受けて、はきはきとしたもの言いや、てきぱきした態度ならば
勿論頼り甲斐あるんですが。
その人物のキャラクターまで表せる気がして 「 ぱきぱき 」 を使いました。
選者がどう受け止められるか、に尽きますけど ( 毎度の如く ) 。
 ともあれ、少なからず不安を抱え受診する患者の身には、カラッ明るい看護師さんの応対が、
折しも雨上がりの雲間の光のように救いとなりました …… とゆーおハナシ ♪
あ、思いっ切り平凡かな ?



 兎に角色々見直し、基本に立ち返って復習を新たに !! ── な六月でした ( 礼ッ ) 。



posted by 美緒ママ at 17:03| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2018年06月02日

六月です !


 六月と言えば ……
俳句のほんの端っこにでも関わる者としちゃ 「 知らなきゃモグリ !! 」 の有名句 ──



   六月の女すはれる荒筵          石田波郷




 “ 大正〜昭和の大作家 ” 『 石田波郷 』 師の代表作のひとつです。
心揺るがすエモーショナルな作風で名を馳せ、結社 『 鶴 』 を創設主宰された波郷師。
 その 『 鶴 』 同人諸氏に偶さかご縁を得た私は、波郷師の志をはじめ、それを継がれた
代々主宰方の教えのさわりを ( 僅かながら ) 聞き齧らせていただきました。


 が、それにしても、この句は難解 !!
“ 前書き ” によれば、戦中の焼け野原に生きる苦境 ・ 絶望感を象徴した、というように
受け取れますが …… 。
 まァ、「 俳句における前書きの是非 」 にここでは触れません。
よし “ 前書き “ の情報を得たところで、生憎 “ 戦中戦後 ” の実感は把握不能です !

 かの当時 …… ひとかどの暮らしをして来た妻女 ?
焼けて、今や骨組みのようになった住まいに筵を掛け、辛うじて雨露凌いでいる体か。
呆然と疲れ果てた、時代の有り様を表したようなのですが。

 しかしそうした景へ、 “ 句そのもの ” からは繋げられなかった。
六月という、多分梅雨ただ中のカァッと照る晴れ間。熱気とやりきれぬ湿度の中、
広げた莚で農作業に励む農婦でもあろうか ── と。


 こうした、作者と読者の落差をどうすれば良いのか ?

 実際は “ 前書き ” が有り、まして石田波郷なる超高名作家としての知名度 ( 来歴の
情報等 ) もハンパ無い。
そこで我々ごときとの比較はあり得ませんが、「 基本的に前書きは付けないこと 」
と教わる初学者には難しい !


 因みに某論旨による 「 名句には優れた鑑賞が定まっている 」 説も、同時に逆説あり。 
句の解釈とは結局読み手に丸投げされ、独り歩きするモノと弁えよ、とする考え方です。
作者自身の予想だにせぬ “ 読み方 ” が、時に発生する、と。


 …… などと伺えば、いゃはゃ、句作も鑑賞も益々難題となってくる “ ダメダメ俳句
学習者 ” でございました〜 ( ため息 ) 。



posted by 美緒ママ at 01:51| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする