2019年10月29日

放置の俳句学習 イレギュラーの 8 月 第四週 & 9 月 第二週 ・ 第四週   2019


 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室レポ、八月のイレギュラー回 及び 当期最終月
九月へと、漸く漕ぎ着けました。


八月第四週 8 月 27 日

《 型 ・ その 4 》
「 上五( 季語 ・ 体言 )」 + 「 中七 〜 下五( 季語に関係の無いフレーズ )〜 けり 」


 幸いにして一句及第 ♪ ( ただし “ 型以外 ” での句跨がり ! )



   ウラボシ科シノブ科驟雨来たりけり          かいう



 日常的に犬の散歩をしていた頃、杉林に沿うような道を通ることがあった。
下草にほうほうと繁るシダ叢。
 シダ植物はもともと好きで、 『 ウラボシ科 』 とか 『 シノブ科 』 『 ゼンマイ科 』 等
楽しんでいました。
しかし散歩中夕立に降られちゃ “ シダ見物 ” でも無かろう ? ……… と自分で突っ込んで
おきます( 笑 )。
ソレはフィクションだけれど、句の景としては雰囲気がわかる、と 『 加藤静夫 』 先生に
ご納得いただけたようでした。



 他はボツ句 ………



   震災忌金の生る木の転げけり



 地震ならずコケてしまった 『 金のなる木 』 の鉢植え ! ─── どうりで我が家、金に
ご縁が無い筈と自虐( 苦笑 ) 。
「 “ 鉢 ” であることを入れて下さい 」 と 『 志田千惠 』 先生のご指摘。
あッ、そうでした !

     改案
      ↓↓

   震災忌金のなる木の鉢転ぶ 


 こんな感じでは如何しょうか ?



 三句目は景のイメージを季語で全く伝えられず、イチから考え直しとなりました。
以上で、八月を終えて ………




九月第二週 9 月 10 日

《 型 ・ その4 》 応用編
「 上五 〜 中七 〜 下五( 用言 )〜 をり ・ をる、なり ・ なる、たり ・ たる 」
季語の位置は自由。

 当回は各句微妙に問題あって、 △ or × ?
ただ、それぞれに納得出来る点であり、再確認になりました。


 一句目、



   病床の一人に西日移りをり          かいう



 夏以降看取りの件有り、病室の嘱目。
西向きの窓から西日が回って来て、急いでカーテンを引いた。
「 “ 西日 ” では何だか救いが無さ過ぎるから、 “ 春日 ” くらいにした方が …… 」 と千惠先生。 
そーですね、その方が明るい。
ただし句意は、負の方向を詠んでるんですが( 汗 )。



 二句目、



   だけかんば安比に夏の終はりたる



 固有名詞 「 安比 」 の知名度が如何か ? と先生方のご指摘あり。
迷っていた句案の一つに、


   だけかんば高原に夏終はりたる


があって、投句を迷ったのですが。
単に 「 高原 」 では漫然とし過ぎか ? ……… しかし( 軽井沢だの上高地だの行ったこと無し )
他の高原は作者自身あまり実体験も無くて。
最終的には作者の選択 ── ですよね ? 静夫先生。
ちなみに、言い回し等の手直しは有りませんでした。



 三句目、



   生身魂インスタ始めたまふり



 敬語表現は要らないので、インスタの内容を具体的に! とのご指摘を両先生より。
いつまでたっても、具体性の欠点が直りません( ため息 )。




九月第四週 9 月 24 日

《 型 ・ 自由 》
恒例の期末総復習。


 及第句、



   きりぎりすがんばらなくてだいぢやうぶ          かいう



 働き者の 「 蟻 」 さんととかく比較されちゃう 「 きりぎりす 」 さんですが。
まァ “ diversity ” の時代、蟻は蟻、きりぎりすにはきりぎりすにしか出来ない
ことがある。ソレをすれば良い。
無理に頑張らなくてイイんだよ ……… という救いを祈った。
両先生にも伝わったようで、感激 !!!
 


 二句目、



   大甕へ傘をたたむや走り蕎麦



 「 走り蕎麦( 新蕎麦 )」 の季節、 “ 江戸っ子 ” 風に( ? )早速賞味しようと雨を
押して、信楽の大甕なんか傘立てにしてるようなこ洒落た蕎麦屋に馳せ付けたテイで。
そこで 「 ざる一枚にお銚子一本ね〜 」 なんて、めっちゃイキなおばちゃん演じられたら
イイな〜〜 ♪ と妄想しました。
 背景のドラマは兎も角、いまひとつ曖昧だった ………?
更に推敲してみます。



 三句目、



   贋作の李朝なりしよ蛍草



 こちらも曖昧さが “ × ” ですかね ?
「 李朝 」 と言ってその系統の骨董品( 主に陶磁器 )を指すのは、古物や瀬戸物業界
の慣いですが、一般的には案外普及してないのですね ?
関連の仕事に就いていたので、何気なく使ってしまいました。
「 李朝の何なのか言わないと ! 蛍草との位置関係もわからないし 」 と千惠先生。
はい、失礼しました。
「 蛍草( 露草 )」 を「 李朝 」 を気取った花器に生けたいな、と思ったワケで。


   手直し
    ↓↓
   贋作の李朝に生けて( or 李朝白磁や ・ 李朝徳利や )蛍草


 といった表現がわかりやすいようですね。


 多々気付きと実りのある、ありがたい講習でした。



 ところで、実はこの回にて投句を終了しました。
当 九月をもって、四年余り続けた 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室 『 俳句と遊ぼう 』
を離れることにしたのです。
理由は “ 一身上の都合 ” とでも申しておきます。

 『 加藤静夫 』 先生は、よもやお目に掛かれるとも思っていなかったとても憧れの俳人で
いらっしゃいます。
直々にお教えをいただけた稀有なご縁、貴重な体験を必ず大切にいたします。
『 志田千惠 』 先生も、当講座に参加しなければご指導いただくチャンス無く過ごしました。
そして講習生の皆様も、色々とお世話になりました。
改めて感謝いたします。 ありがとうございました !!


 俳句学習は以降も自主的に続け、可能な範囲で挑戦を続けるつもりです。
同じ志の世界において、先生方 ・ 学習者皆様のご健吟 ・ ご活躍をお祈りしますと共に
いつか再会の機会があれば、と願って止みません。




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2019年10月25日

放置の俳句学習 7月 第二週 ・ 第四週 & イレギュラー  2019


 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室は7月に入ります。
この月は( 後程また触れますが )夏場ままある、講座日程のイレギュラーが発生しました。


七月第二週 7 月 9 日

《 型 ・ その 3 》
「 上五 〜 中七( 季語に関係の無いフレーズ )」 + 「 下五( 季語・体言 )〜 かな 」

 課題の型では及第句無し !( よくあるパターンだが ……… 汗 )



   車椅子坂に重たき夏嶺かな          かいう



 句意を考えてこの形が最適であるか、工夫すべし !

   手直し
    ↓↓  
  「 季語〜や 」 坂に重たき車椅子

  とか ?



 次、



   定刻に路線バス来る青葉かな



 路線バスがちゃんと来るなんて、今どき都市部じゃ稀ですよね ?
だのにピタッと到着した一台。 街路樹は一面のケヤキ青葉〜〜 ♪♪
……… って、せっかく爽快な街路樹感を表現出来て無いじゃん !
力不足ッ( 泣 )。 



 なお残り、型以外の一句のみ静夫先生より及第〜〜 ☆☆☆
    


   少しづつ浜削がれゆく夏の風邪



 「 夏風邪 」 に臥す心許なさ ・ 浮遊感と 「 浸食される砂浜 」 のシュールな脳内感覚を、
あっさり読み取って下さったとは ?
静夫先生、驚きました !!




 続いて、
七月第四週 7 月 23 日

《 型 ・ その 3 》 応用編
「 上五 〜 中七( 季語を含むフレーズ )」 + 「 下五 ( 季語以外の体言 )〜 かな 」

 幸い課題の型が好感触 ♪♪
感覚的な My Taste を認めていただけました〜 ☆☆☆



   パラソルを風にとらるる病余かな          かいう



 か弱い系( ? )ぶってるつもりじゃなくて、マジ体力乏しいので、夏の終わりは大抵
ヨレヨレ〜 。 だから自ずと病んでる句が多い。
( 精神の方は日常的に病み気味だが ………!? )
 殊に 「 病余 」 の語の味わいと、風に持っていかれるパラソルの取り合わせをお褒め
いただき、感涙 !!!



 続いて、



   夏陰に犬小屋のある閑居かな



 こちらもで 「 閑居 」 の語感がよろしい、と。
ただし季語「 夏蔭 」 は、解りやすい 「 緑蔭 」 程でよいと千惠先生。
更に静夫先生には、型を変えての工夫をご提案あり。



 三句目については、固有名詞の知名度に物言い。
コレまた、個人の感覚と言う他ない ?




 さて、ここよりイレギュラー分 ──
“ オトナの事情 ” なのか ? 8 月 第二週分が 7 月中に先取りされました。


七月第五週 7 月 30 日

《 型 ・ その 3 》 再度 応用編
「 上五〜中七 」 + 「 下五 ・ 体言 〜 かな 」 季語の位置を自由に、総復習。

 この回は、まあまあ納得いく結果 ……… かな ?



   どぜう屋の表に待たすポルシェかな          かいう



 ヒントは浅草 『 浅草寺 』 門前町の実景。
某老舗の前に乗り付けられた外車一台。 あまりよろしき雰囲気なのを、記録に残して
おきたくなった。
が、通好みの車種を描いても共感性を逸する ! やむを得ず、超有名な車種に変更。
斯くて “ 意外性とギャップ ” がウケたようで。
 実際には、渋めの 『 Mini Cooper 』 だったけれどね( 苦笑 ) 。
創作はフィクション故、致し方ないが、実景の醸す趣を伝えられない恨みはある。



 続いて、



   風無くて御帳( みとばり )なびく夏越かな



 取材は横浜市中区の 『 伊勢山皇大神宮 』 。
ちょうど 『 夏越の祓え 』 前頃で、 『 茅の輪 』 の設えがあった。
拝殿へ参ずると、白い御帳がふわァ〜 と靡いた。 風は無かったと思うけれど。
神前で稀に起こる ─── 神様に歓迎されたしるし、とか ?
本当に有るんですね、こーゆーこと !
……… という趣旨をご納得いただけたようでした。
 伊勢山皇大神宮のご祭神様、ありがとうございました !!



 なお、三句目は型以外。
残念ながら季語や句材の選択に疑問 ……… とのご指摘。
再考 and 精進精進 !!


 以上にて、長かった当月が終わりました。
 



posted by 美緒ママ at 02:38| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年10月22日

放置の俳句学習 6 月 第二週 & 第四週  2019


 『 ランドマーク ・プラザ 』 俳句教室レポ、急ぎ六月へ入ります。


六月第二週 6 月 11 日

《 型 ・ その 2 》 応用編
「上五 〜 中七( 季語に関係の無い一連のフレーズ )〜 “ や ” で切る 」 + 「 下五( 季語 ・
体言 )」


 惜しい失点あったこの回、まず一句目、



   聖天堂へ細道乾く縞蜥蜴          かいう



 『 聖天堂 』 は 『 歓喜天堂 』 とも呼ばれ、寺院にしばしば併祀される仏教の守護神
『 大聖歓喜天 』 様の神祠。
どちらの古刹だったか、森深き高台へ毀れかけた坂道を誘われると、するり過った蜥蜴。
蜥蜴さんは、爬虫類の中では好きな方で( ウチの庭にも大勢お住まいですし …… 笑 ) 。
聖天様のお使いかも ? と。

 句は原案で一応及第でしたが、 「 乾く 」 の掛かりが動く由、『 加藤静夫 』 先生より。

   手直し
    ↓↓
   聖天堂へ乾く細道縞蜥蜴


 素直な表現でよろしいんですね。
私的には、 「 細道 」 と 「 縞蜥蜴 」 の画数多い漢字を続けたくない意図でしたが( 苦笑 ) 。
更に色々入れ替えて、工夫の余地があるようです。



 二句目、



   自転車の息つく坂や山帽子



 ヤマボウシの盛りの山坂を登り切って、自転車と乗る人が一体となったように息をつく、
景は納得出来る、との評でしたが。
超凡ミス有りッ。 「 帽 」 の画数、間違えて書いてた ?
キャーッ 、一番やっちゃいけない失態ですよ !!
本気の句会だったら、 “ 漢字間違い ” だけで即ボツですって〜( ガーン )。



 三句目、



   待ち合はすラリック展や薄暑光



 “ 固有名詞 ” から受け取るイメージの差異に撃沈 !
「 “ ラリック展 ” と言われても面白くないですよ 」 と 『 志田千恵 』 先生。
えぇッ、ソコですか !?
じゃ、もう駄目〜〜 、この句の眼目ですもの 「 ラリック展 」 ( 爆 )。
だって “ ラ行 ” の続く音感もガラス ・ アートの雄 = 『 Rene Lalique 』
という情報も作品そのものも、視覚 ・ 聴覚共にキラキラとツボっちゃって〜 ☆☆☆    
私ひとりの感覚ですかね ?




 では続いて、

第四週 6 月 25 日

《 型 ・ その 2 》 応用編
「 上五 〜 中七( ひと繋がりのフレーズ )“ や ” 以外( をり ・ なり ・ ぬ ・ よ 等 用言 )
で切る 」 + 「 下五( 季語 ・ 体言 )」


 一句目は一応及第ながら ………



   板床に犬の爪鳴る梅雨の冷え          かいう



 嘗て犬達を室内飼いして、未知とソーグー。 中でも、板張りの床を歩く爪音の大発見 !
原句は “ 板張りの床 ” を強調しようとちょいスベり、 「 床板と普通に言えばよろしい 」 と
千惠先生。
はい、勉強になりました。



 二句目、



   不老不死願ふでもなし青葉木菟



 観念的に転び過ぎたかも ? な失策( 汗 )。
しかし夜のフクロウの声は、観念の世界へ引きずり込みそうな気がしませんか ? 



 三句目は単なる報告に終わる ……… という失態をやらかしました。
この期に及んで、何でこんな初歩的ポカをやるのか !?
恥じ入る次第〜( 泣 )。


 相変わらず悲喜こもごもなひと月でした。




posted by 美緒ママ at 15:37| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年10月21日

放置の俳句学習 5 月 第二週 & 第四週  2019  and ………


 二十四節気もそろそろ 『 霜降 』 、暦の上では晩秋に差し掛かっています。
と言うのに、この度は未曾有の大災害となった台風 !!
被災地には早や寒さの近付く地域も少なからず ……… 甚大な水害の爪痕が誠にいたわしく
思われます。
深くお見舞いいたしますと共に、被災の皆様 及び 多数の損害が少しでも早く救われます
よう、心よりお祈り申し上げます。




 さて 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句学習レポは、四月期 五月へ。


五月第二週 5 月 14 日

《 型 ・ その 1 》 応用編
「 上五 ・ 季語( “ や ” 以外で切る )」 + 「 中七 〜 下五( 季語に関係の無いフレーズ )」
この回、何故か宿題のテーマを勘違いして( ! )提出し、しかも出来悪く ………( 汗 ) 。


 一句目、



   櫻蕊降る帯留の紅珊瑚          かいう



 形としては一応出来ていて及第。
が、句材に類想感あり、 「 櫻蕊 …… 紅 …… 」 が色被り、或いはそこが意図的か ? …… と
『 加藤静夫 』 先生にバレてました( 笑 )。
季語を要再考、というご指摘で、 △ かな ?



 二句目ボツ、



   対岸に伽藍のけぶる春の水



 春に出掛けた群馬館林の嘱目です。
躑躅園とそこに接した広い池( or 川 ? )……… 雰囲気を記して置きたく。
 しかし 『 志田知恵 』先生のご指摘は、「 対岸ならば、水では当たり前 」 。
だよね〜 、やっぱ近かった ?
確かに、ヤバいとは思ったんだけど( ため息 )。
逐一見抜かれてます。



 では三句目、



   一竿の夏着退職教師なる



 句材はご納得いただけたのですが、静夫先生が上下入れ替えの手直しをご提案 ♪

   手直し
    ↓↓
   退職教師一竿の夏着干す



 ごくストレートな感じで良かったんですね ……( 苦笑 )。
沢山作り変えたので、中にあったかも ? ですが。
要は、選句出来ないって証拠っすわ( 泣〜 )。




五月第四週 5月28日

《 型 ・ その 1 》 再度 ? 応用編
「 上五 ・ 季語( “ や ” 以外で切る )」 + 「 中七 〜 下五( 季語に関係の無いフレーズ ) 」

 
 一句目、大変感激の及第 ♪♪



   著莪に雨論文と酒器遺りたる          かいう


 
 某知人のご不幸を偲んで、詠ませて貰いました。
大学で言語学を教えていたアメリカ人で、大変な親日家。 殊に、日本の陶芸と茶道文化へ
ご造詣の深さは並みならぬものでした。
この句の意向が “ 伝わる ” ものであるなら、誠にありがたく思います。



 二句目はボツ、



   こでまりや寡婦訪ねたる谷戸の雨



 一句目に続けて偲ぶ句でしたが、具体性が薄いため “ 伝わ ” らないですね。
奥様には申し訳なかった ……( 詫 ) 。



 三句目は全く別の世界感、



   夏の雲ドライブスルー抜けたれば



 現代的な景として、静夫先生にお褒めいただきました。
が、よもや “ ドライブスルー ” がそう珍しいとも思えず、詠まれた例があまりに少ないので
しょうか?
更に、その今っぽさがなまじ後半の言い回しを、古めかしく見せた !?

   手直し
    ↓↓
   ドライブスルー抜け湘南の夏の雲( …… or 別の季語 )



 当回成績は兎も角、ボツ句の問題点 及び 再考への具体的ヒントをいただき、ありがとう
ございました。




posted by 美緒ママ at 01:48| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年10月18日

放置の俳句学習 4 月 第二週 & 第四週  2019


 漸く再開した 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室レポ。
2019 年度四月期に入ります。


四月第二週 4 月 9 日

 初回ですが、内容は前月に続き、
《 型 ・ 自由 》

 一句目は当回唯一の好感触 ♪



   長閑けしや寿司職人に異人ゐて        かいう



 寿司と言えば、我が家( = 庶民 )の御用達は無論 “ 回る ” 系であります( 笑 )。
そーゆー寿司屋に、何と外国人の店員さん ? ── 昨今外国から、日本の技術を吸収しよう
と大勢来ておられること知っていましたが。
チャレンジにせよ、要に迫られたにせよ、エールを送らずにいられない !
修業は厳しくあろうけれど、和やかな雰囲気に救われた気が ……… 。

 選評も、『 加藤静夫 』 先生より 「 今風な景として納得出来る 」 由。幸いでした。
畢竟、当代に求めるべき俳味は “ 今 ” ならではのモノにあり、芭蕉の時代のモノではないと
考える次第。



 二句目は ……… △ or ボツ ?



   春炬燵冷めて魔界の潜むかも



 打って変わって過去、実家の記憶。
春も深まった茶の間、作り付けの堀炬燵の中が寧ろ冷える。 その冷感とぽっかり空いた
暗がりの怖さ、幼児の妄想 ……… 異世界の何かが居るのでは ? と。
「 感覚の句はあくまでも個人の世界 」 と静夫先生のお言葉ながら。
しかし “ 散文的 ” で × か ?



 三句目は自覚せぬ文法上の勘違いがあり、イチからやり直し !! となりました。
……… いやはや( 大汗 )。




四月第四週 4 月 23 日

 改めて当期の初回、お約束の超基本型から。
《 型 ・ その 1 》
「 上五( 季語 〜 や )」 + 「 中七 〜 下五( 季語と関係の無いフレーズ )」

 この回も及第は一句のみよね〜。
しかも、課題の “ 型 ” ではない !?( 冷や汗 )



   春の夜の刃物を研げば妖気めき          かいう



 「 怖いですね、 “ 安達ヶ原の鬼女 ” みたいな !? 」 と静夫先生、「 妖気めく、と思った
のであれば作者の感覚で通すしか無い 」 。
 ハイ、そーゆーコトですね ……… ( 笑 ) 。
炊事前に包丁をシャープナーで研ぎながら。 考えてみりゃ超恐ろしい場所じゃん、台所って。
刃物がこんな平然と在る !
人間、能楽 『 黒塚 』 の鬼女の業を底に潜めて生きてる …… かもしれないって思うと、
己れがコワくなりませんか ?
正直怖いよ、アタシは !
妖気もあくがれ出そうな春の薄闇、アタシに刃物なんて持たせちゃイケないッ !!
調理にドキリとする瞬間。
勿論理性が全てを留めているけどね。



 以下ボツ句、



   春雷や食パンに入るハマグリ刃



 “ ハマグリ刃 ” とは、刃物業界のみの専門用語なのか ? 一般に通じるワードで無かった
点が失策 ?
超絶切れ味の良い包丁の、TV実演販売にソソられたんです。
ん ? 段重ねのサンドウィッチをも、すぅ〜〜ッと真っ二つ !!
こんなに素晴らしい切れ味、憧れるよ、欲し〜〜 ッ ♪♪♪
( ただし、実際の購入には半年を待ったけれど …… )
それにしてもこの時期、やたらと刃物にツボってた ?

 季語は “ 切れ味 ” の持つ感動と、表裏の僅かな恐れを仄めかしたが ……… 。
響くのか ? 疑問。



 続いてのボツ句は報告的で、詩情も感じられず、と苦言を賜りました。
気付かず提出してしまい、誠に恥じ入った次第( 土下座 )。
とゆーワケで、イマイチはかばかしくないスタートでした。




posted by 美緒ママ at 02:37| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年10月14日

放置の俳句学習 3 月 第二週 & 第四週  2019


 春以来、気にしつつ放置していた 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室レポ ………
早く遅れを取り返さんと、今年が暮れる〜ッ !!
ってことで、昨年十月期の最終月、三月分から復習います。


三月第二週 3 月 12 日

《 型 ・ その 4 》
「 上五〜中七 」 + 「 下五( 〜をり ・ なり ・ たり )」 を復習。

 当回も “ オール没 ” な見所の無さでしたが ………( 冷汗 )。

 投句三句内、一句目、



   石蹴って男の子のひとり日永なり          かいう



  季語 「 日永 」 に時間的幅があり、景の瞬間性に欠けること、具体的な場所が見えないこと、
『 志田千惠 』 『 加藤静夫 』 両先生よりご指摘ありました。
真摯に再考します !



 二句目、



   飴色に櫛なじみたる涅槃西風



  季語 「 涅槃西風 」( = 「 彼岸西風 」 とも、春彼岸頃の暖かく柔らかな西風 )に吹かれる
縁先。 櫛けずるのは、昔 “ 木曽旅行 ” で求めた 『 お六櫛 』 のつもり。
 が、肝心の 「 涅槃西風 」 が( 宗教感も含めて )景と響き合うか ?
また 「 なじみたる 」 が 「 飴色 」 を説明してはいないか ? ……… と。
嗚呼、情緒に酔ってしまった〜 ?
“ 引き算の美学 ” に精進いたします !!( 平身低頭 )


 残り一句についても、取材・着想共に常套的で類想多し、との苦言。
学び甲斐のあるこの日でした。




三月第四週 3月26日

《 型 ・ 自由 》
当期の総復習い。

 まず一応及第句 ♪



   カーディーラー隣に更地草青む          かいう



 時々通る鎌倉街道の道沿い、折々入れ替わりながら増える車のディーラーさん。
超スマートなその佇まいの、隣にポッカリ更地。
え〜 何だったかなァ ? ここ。 思い出そうとしても出て来ないもんだね( 苦笑 )。
それにしたって、ソッコー草生えてるじゃん !!
 「 今風の景として納得出来る内容 」 と静夫先生の評。
ただし言い回しを手直し ──


 カーディーラー隣更地や………


とすると、句の格調は上がるであろう、と。
はい、再考いたします !



 次の句、



   南より江ノ電の来る燕来る



 「 南より 」 が大雑把な掴みなので、地名とか具体的なモノを配す工夫を、と。



 三句目、



   倶利伽羅もんもん鍼打たれたる櫻どき



 定期的に通院しているクリニックで嘱目 ── リハビリ治療のご老人にチラリ刺青 !
思わず 『 ○ 山の △ さん 』 を妄想( 笑 )。
櫻のホリモノ背負った元やんちゃ者にリハビリの鍼では ? ……… なんつって ♪
一人で面白がり過ぎ〜〜 !?
( いゃ、余所サマにゃ全然面白くないか ? )

 閑話休題 !
先生方の仰るに、語順を変えて工夫の余地は有る、と。


 ペーソスと諧謔、所詮アタクシごときには 「 百年早いッ !! 」 ってか ? ( 大汗 )

 

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2019年10月09日

先月の俳句学習 九月の締め  2019 


 去る 10 月 8 日は二十四節気の 『 寒露 』 でした。
旧暦にならっているため、当然現行の新暦には合致しません。
まして今年、月アタマまで残暑厳しく夏の再来めいていたから、もう 『 寒露 』 だなんて
言われましても !
 まァ数日前から、朝晩は漸く秋気が ?
雨やこの先も台風が不安だけれど、やっと季節が進んでくれるんでしょうか ?


 台風の進路には、先月末も翻弄されまして ……( 汗 )。
ただ俳句学習的には、月末〆切の俳句大賞応募句稿他の発送が済みホッとでした。
毎年九月のお約束 …… 『 毎日俳句大賞 』 が 23 日、 『 角川全国俳句大賞 』 が30日、
共に当日消印有効。
23 日〆の『 毎日 ── 』 は 《 自由題 》 と 《 テーマ詠( こちら今回はパス )》 。
30 日の 『 角川 ── 』 は 《 自由題 》 に 《 題詠 》 の 「 風 」 。
恙無く投函を済ませた時は、本当に肩の荷が降りました。
発表はたぶん来年。 結果は( 勿論 )「 天のみぞ知る ! 」 。

 何はともあれ参加したゾーッ、という意義 ? ( オリンピックか 〜ぃ!! )
世間的に応募自由の 『 俳句賞 』 モノは幾つもありますが、投句だってタダではなし。
良く選んで表現発散の場にしよう、と思います。


 表現とは、 無論 “ 手立て ” をしっかり学んだ着地点になります。
過程で素材を取捨選択する。その行為はあくまでも自らの責任 ・ 判断に依り、生きて在る
身辺 ・ 時間を反映するものでありたい。
 且つ “ 詩表現 ” 上のフィクションが望ましい場合も、方便であれどやはり “ 自分のフィク
ション ” でなければ ! ……… と思う。
これまで結構 「 個性的な内容を詠んでいますね 」 と解されたし、自認もしている。
生意気言うけれど、余所様の日常を借りたのでは発信する意味が無いよね ?
失敗を繰り返しつつも、自分の身辺取材を篩に掛けてゆくつもり。
一寸した区切りとなった九月末に、自己の指標を確認した感じ ♪♪♪



 加えて九月は、年イチの健康診断 = 『 特定健康診査 』 を申込む。
十一月後半に予約が取れて、煩わしさを一つ解消し、重畳な月末でありました〜 ☆☆☆




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2019年03月20日

先々月 ・ 先月の俳句学習 1 月第五週 & 2 月第二週  and ………  2019  


 日中ずいぶん暖かくなり、春の彼岸のまっただ中。 櫻便りも待たれていますが …… 。
それはちょっと置いといて、滞っていた俳句学習レポを進めます。


 まずは 『 俳句あるふぁ 増刊号 』 の件。
先月半ばに届いた当誌は、 『 毎日新聞出版社 』 が毎年主催する 『 毎日俳句大賞 』の昨年の
参加者全応募句が掲載されています。
受講している 『 ランドマーク教室 』 で参加推奨される 『 大賞 』 なので、不肖わたくしメも
出すだけは出させていただきました。
結果は “ 予選通過 ” のみ。 無論想定内 ( 笑 ) 。



 それでは改めて、放置中だった 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室レポを、先々月へ
遡ります。


 一月、実は会場 『 ランドマーク ・ プラザ 』 自体の都合により、講座日程に変更。
次月四週目の分が前倒しに差し替えられました。


 とゆーことで、


第五週 1 月 29 日

《 型 ・ その4 》
「 上五〜中七 」 + 「 下五 ( 動詞〜けり ) 」

 引き続き正月のテーマが主になりました。
成績は一向に浮上しません …… ( ため息〜 ) 。 



   雑煮箸曲がりしままに祝ひけり          かいう



 半世紀も昔、子供時代の実家、わりあい大人数だった家族が正月のお節を囲んだ。
裕福じゃない庶民暮らしの一場面に、末席の子供として手に取った雑煮箸 ( 柳箸 ) ──
何故だか少々反り曲がっていたことがあった。
何だか忘れられなくて ……… こんなとこまで “ B級クオリティー ” かいッ !? と ( 笑 ) 。
「 ちうくらいなり “ 庶民の ” 春 」ってもんすかね ?
侘しくて僅かにほのぼのした昭和感 ?
アハハ …… 正直苦手なんだけどね、“ 昭和の小市民 ” 感 ( 汗 ) 。
 あ、結論は、シチュエーション特殊過ぎて 「 伝わらないですよ 」 、と 『 志田千惠 』
『 加藤静夫 』 両先生より苦言。
では、あくまでも自分のための覚え書きってコトで。




   きっぱりと春著の眉のきまりけり



 打って変わって現代。 新年や成人式や、妙齢の娘さんの晴れ着が華やぐ季節。
折から、若きも熟年も美容ブーム ?
就中、メイクアップの “ 最難関 ” = 「 眉 」 さえスパッと決まってれば、ひとまず心強い?
 いゃ、ところが 「 眉をきめる 」 必要性自体に異論が出て、伝わらなかった次第。
ヒャ〜、また知識の基準ズレてるッ !?? アタシ ……… ( 焦々 ) 。
 


 では、頭を切り替えまして、



   一月十七日額の傾ぎを直しけり



 17 日、テレビ ・ ニュースから 『 阪神大震災 』 の話題。
思えば近頃も頻発する地震。 知らぬ間に傾いた壁の額縁を直す時、先師 『 泉田秋硯 』 先生の
被災されたその頃を思い出した。
『 阪神忌 』 が季語になるかわからないため、日付で納得されるだろうと踏んだものの …… 。
あまりそのまま過ぎたのか、却って共感を得ませんでした。
“ 付かず離れず ” の距離感は、依然難しい ( ため息 ) 。




 続いて二月。 上記の通りこの一回のみ。


第二週 2 月 12 日

《 型 ・ その4 》 応用編
「 上五 〜 中七 」 + 「 下五 ( 動詞〜をり ) 」



   寒月のヒマラヤ杉に刺さりをり          かいう



 嘗て目にした印象的な光景を何とか記し残したくて、詠みました。
「 寒月とヒマラヤ杉の景は悪くない 」 と千惠先生。
「 でも “ 月が木に刺さっているようだ ” 、はありふれた表現 」とひとこと !
そうですね、私が思い付く程度のコトはとっくに誰かがやってる …… か。
アタシも言いたかったのに〜〜 ( 泣 ) 。


 ま、それは兎も角、お次、



   ストーブの裏もはたきて仕舞ひをり



 ん ……… 余りに単純 ? 丁寧に説明しただけの散文か !!
うゎ、何で気付かない ? 自分〜〜 ( 大汗 ) 。




   腹赤き鳥の来てをり寒日和



 夏の季語に 『 赤腹 』 とゆーツグミ科の鳥がいるそうですが、勿論違いまして ………
寒晴れの空気の中に見掛けた野鳥の、印象的な羽根色。
名前などは知らず、そのまんま配した。
場所をどこと想像して貰っても構わなかったんですが。
「 庭なのか他所なのか? 或いは枝先とか? 」視覚的情報の薄さをご指摘いただきました。
は、良く良く肝に銘じます!!


 も〜、一向に挽回出来ない “ 全ボツ ” 状態 ……ではありますが、メゲずに参ります〜〜 !!
( とか毎度言ってる気が? )




posted by 美緒ママ at 02:19| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年02月02日

先月の俳句学習 1 月 第二週 & 第四週  and ……  2019 


 投稿の滞ったまま、早くも二月に入ってしまいました !
やっと今年分の “ 俳句学習レポ ” に参ります。
『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室、昨年に引き続き、依然苦戦状態です ( 大汗 ) 。 



第二週目 1 月 8 日

《 型 ・ その 3 》 応用編
「 上五 〜 中七 ( 季語を含むひと繋がりのフレーズ ) 」 + 「 下五 ( 季語以外の体言
〜 かな ) 」

 生憎、 ALL 没の日となりまして …… ( トホホ ) 。
投句 三句の内一句に “ 否定 ” の形を用いたため、 「 余程上手くないと “ 無い ” モノから
景は伝わらない 」 という失敗を犯している !
また、もう一句は句材が “ 特殊 ” なため、普通に伝わりにくかったミス !! ( ため息 )

 更にもう一句に至っては句がどーとか言う以前に、 “ 一般常識 ” の点で想定外のズレが
判明、カルチャーショックを受けてしまった !
唖然〜 !!! ……… いゃ、どんだけ異世界で育っとんのかぃッ !?? アタシ。
笑えてしまう。 “ 伝達 ” どころではござらぬよ ( 爆 ) 。 


 まァ、こーゆーコトもあるンだな ? と自覚。
“ 目からウロコ ” な勉強させていただいた、当回でした〜( 平身低頭 ) 。




 それでは気を取り直して♪

第四週目 1 月 22 日

《 型 ・ その 3 》 応用編
「 上五 〜 中七 〜 下五 ( 句跨がりの長い季語 ・ 体言 ) 〜 かな 」

 この日は、一句が辛うじて及第〜 ♪
久々に 「 ホッと 」 でしたわン ☆☆


 一句目、



   久寿餅の歯切れも終大師かな          かいう



 『 志田千惠 』 & 『 加藤静夫 』 両先生より 「 OK ! 」いただきまして ♪♪
「 句跨がりのリズムがとても良い 」 とお褒めに与り、 「大師詣りの雰囲気が納得ゆく景 」
とのご解釈でした。
 現場は昨 12 月、偶然 『 弘法大師ご縁日 』 に訪ねた 『 川崎大師 』 様。
お約束の名物 『 久寿餅 』が “ 縁日サービス ” で賞味出来た、ラッキーな日だったのです。
夫婦二人の目出度い体験を記せて、嬉しかった ♪

 私にとっての俳句は、基本自分の体験記になる。
そこを逸れ、正直な感慨を偽るのが …… 躊躇われる !
勿論その実体験からイメージを飛ばし、世界を広げる学習も尊いけれど、 「 どんな感情を
抱いたか ? 」 だけには背きたくない。 
それでは、自分の句にならないからだ。


 なお、他二句については様々なご指摘をいただいた。



   初空に樅六ヶ村鎮守かな 



 「 六ヶ村鎮守 」 の “ 特殊性 ” がネックだったようで …… 残念 !
我が地元、いにしえに界隈六ヶ村の鎮守を統括したという 『 春日神社 』 様が鎮座して
おられます。 今は小さなお社ながら、幾段か石段を折れ上った高台に、長い時を刻んで
来られました。
巨木に囲まれた、昼なお暗い佇まいが厳かな新年を迎えた気配を表したかった。
技量不足でしたね。
勉強して、また挑戦します !!




   病棟の並びに巨木初御空           



 ところ変わってこちらは病院。
過去暫くの間、身内の入院等へ病院通いの体験を持ちました。
世代として、珍しくもありませんが。
 最寄りの病院の入院棟の窓に、隣り合って聳えていた大木に、初日は光を恵む
でしょう。
一時帰宅の叶わなかった患者さんにも平等に年は明け、時間は流れますが。
そこへ思いを寄せる時、「 初御空 」 という季語の持つ麗々しさがそぐわない、と
千惠先生よりご指摘でした。
「 病棟の並びに巨木 」 まではよろしい、とのことでしたから、季語を選び取る力を
更に学んで行かなければなりません。
新年改めて、精進々々です !!!




 と、そんな折でしたが、 25 日に 『 角川 俳句 』 誌 二月号が出ていました。
すると発見〜〜 ♪♪
『 平成俳壇 』 佳作欄 ── 『 対馬康子 』 先生選、



   西へあるく西に雲あり黄落期          かいう



 “ 雲たなびく西 ” は、直感される方もおられるでしょうが、“ 西の果て ” = 『 西方浄土 』
の連想です。
樹々に満ち樹々から舞い散る黄金の道が、西の彼方へ続いていそうな季節。
安息の地へ、ふっといざなわれたい心地になります。
そんなイマジネーションが他者へ伝わる、とも伝わらない、とも ?
選者のご解釈はわかりませんが。


 ともあれ、“ 拾う神 ” も居られたのだ ! と ( 笑 ) 。 




posted by 美緒ママ at 01:03| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする

2019年01月05日

先月の俳句学習 2018 年 12 月 第四周 …… and  2019


 新年早々ですが …… 昨年にし残したこと。
『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室 ・ 最終レポを復習っておきます。



 ちょうどクリスマスの日、

第四週 12 月 25 日 ( 12 月 11 日投句分 )

《 型 ・ その 3 》
「 上五 〜 中七 ( 季語に関係の無い一連のフレーズ ) 」 + 「 下五 ・ 季語 ( 体言 )
〜 かな 」


 成績は依然好転せず …… ながら( 汗 ) 、三句中一応 「 この形でいいんですよ 」 と
『 加藤静夫 』 先生に評をいただけた一句、



   突堤に町は尽きたる寒波かな          かいう



…… でしたが …… ただし 「 町は 」 が少々強過ぎた !?
「 町の 」 で足りる、と 『 静夫 』 & 『 志田千惠 』 両先生のご指摘。
はァ〜、ソコですよっ、自分でも最後まで悩んだポイント〜〜 ( 汗 ) 。
それで “ 正解 ” しないから、要は選句力が無いってことなんです。
従って、結局 △ か …… ( 泣 ) 。  


 他二句は、伝達性や否定型の取り入れ方に初歩的難アリ !
故に、没〜〜 。
総体的に要再考。 封印。
次のピリオドへ向け、改めて修正点を確認した年末でした。


 クール前半、けっこーコケ捲って来た俳句学習。
とどのつまり 「 そこに詩があるのか ? 」 という根元的問題に、判断が “ 選者次第 ”
なのは言うまでも無いけれど。
 


 その証しの一つが 『 角川 俳句 』 誌 1 月号 !
『 平成俳壇 』 の 『 対馬康子 』 先生選 佳作 ──



   木の実降るやうにセカンドオピニオン          かいう



 詩心は、詠み手の眼目がストレートに受け止められると限らない。
が、秋から冬へ “ 生命が息をひそめる ” 季節、せめて恵みをもたらす 「 木の実 」 の
ぬくもりと救い。
或る出来事より、インスピレーションをいただいた句です。
正直、選に入ると思いませんでした。
選者の受け取り方を、訊いてみたいものです。




posted by 美緒ママ at 02:07| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする