2018年02月09日

先月の俳句学習  1 月 第四週  2018


 日中存外暖かかったのに、夕方ナンと雪しぐれ !?
それでも 『 藤田湘子記念 小田原俳句大会 』 への句稿を投函して戻って来た時には、また
青空が覗いていました。 気まぐれな空模様よねぇ …… 。



 さて、遅れていた 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室レポ、第四週です。


 1 月 23 日

《 型 ・ その 3 》 応用編
 ひと繋がりの一物俳句。
「 上五 〜 中七 ( 季語のことを言う ) 」 + 「 下五 ( 季語 ・ 体言 ) 〜 かな 」

 投句三句中、まず及第は、



   御朱印を待ちたる庵の火桶かな         かいう



 ご存知、御朱印巡り大好きな “ かいう = 美緒ママめ ” 、通った寺院様は大小数知れず !
こちらは過年伺った鎌倉の古刹 『 瑞泉寺 』 様です。
斯かる名刹様とは言え、寒さ厳しい季節 …… しかも平日、他に御朱印を請う拝観者もおられず。
 庫裏玄関に待つ折、 「 寒いですから、お当たりになって 」 と手焙りをおすすめ下さった梵妻様。
お気遣いに感謝。 ましてその手焙り火鉢の、何と素敵だったこと ♪♪
山懐の瀟洒な禅寺のシブい簡素なお玄関に …… 古風な火桶の存在感はまるで、往古の物語の一場面
のよう。 如何にしても記し残したい景色でした。
 因みに待たせていただいている間、ご揮毫下さったのがご住職であるなら 『 大下一真 』 様。
歌人としてお名を馳せておいでと伺います。
 寒の椿と春を待つ梅の古木を愛でる一刹に、かけがえのないひとときでした。
諸仏様、ご住職様、梵妻様、ありがとうございます。
拙いながら句に残せたご縁、嬉しゅう存じます。
 なお措辞、 「 …… 待ちをる 」 とも案じたのですが、 「 お 」 音の続く暗さを避けたくて、
「 待ちたる 」 を採用しました。
『 志田千惠 』 先生がチラリと触れられましたが、ご了解いただけたようです。
『 加藤静夫 』 先生は 「 情景がわかりやすかった 」 とのご評価でした。



 続いては △ な ( ? ) 句、



   高層の歯科の明るき二月かな          かいう



 打って変わって現代的な景です。
立ち寄った高層ビルに歯科医院。 とかく嫌われ者の歯医者さんではあっても、綺麗でお洒落な
佇まいは、寒いけれどぐっと明るさを増す二月の光の中なら素敵に見える気がして。
そんなクリーンな春先の気配を詠みました。
やはり 「 感覚的な句です 」 と静夫先生。
でも駄目とは仰らなかったから、“ OK ! ” でしょうか ? ( 笑 )



 なお三句目は、千惠先生より手直し有り。



 原句   木枯の煽れる辻の献花かな          かいう      
  ↓
 改案   木枯の町四つ角の献花かな      



 果たして動詞 「 煽れる 」 が不要、とのこと。
木枯なら確かに “ 煽って ” いきますよね ? …… 敢えて使ったけれど 「 強すぎる 」 と。
やっぱそーか ? …… んん〜。 自分でも再考します !!

 景としては恒例の初詣、 『 寒川神社 』 様へ向かう途上。
車窓より目に留まった交差点の献花。 寒風に震えるそれは …… 勢い、現時点の自分と比せずに
おきません。
何をおいても命ある幸運 ! 新年を寿ぎに向かえるという安穏 !!
少し後ろめたさを覚えた瞬間でした …… 。



 思考の新たな発見をいただける奇縁と共に、一月の学習が終わりました。
この年もまた精進々々 !!!



posted by 美緒ママ at 01:15| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする
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