2017年11月26日

先月の俳句学習  10 月第二週 & 第四週  及び 『 角川 俳句 』  2017


 先月 10 月、今年の後半期がスタートした 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室レポです。
またまた 『 志田千惠 』 『 加藤静夫 』 両先生のご指導。


 第二週 10 月 10 日

 《 型 ・ その 1 》
「 上五 ( 季語 ・ 体言 or 用言 ) “ や ” で切る 」 + 「 中七 〜 下五 ( 一連のフレーズ )
体言止め 」


 第一回目は “ 型 ・ その 1 ” から。 お約束のリピートですね。


 及第句 ……



   豊年や舌に熔けたる和三盆          かいう



 秋もたけなわの季語 ── “ 豊年 ” 。 私ごとき今どきの小市民が軽々しく口にするのは
憚られるものの、少しだけ甘えてみました。
自分の中にある “ 豊穣 ” のイメージ …… 収穫とは縁もゆかりも無く生きて来て、たまさか
俳句という媒体に触れたなりゆきが導かれて。
例えてみたのが “ 和三盆 ” の甘さ。 ここの取り合わせがラッキーにも、先生方の共感を
得たんです ♪
“ 舌に溶けたる ” の表現が幾分常套的か、とも触れられたけれど。
「 ここでは、凝った言い方をするよりこのままでよろしい 」 と千惠先生。
「 豊年によって日常の幸福感も伝わる 」 と静夫先生でした。



 続いて △ の句、



   冷やかやしつけ抜かるる墨衣



 実景はまだ若い頃、嫁いで初めて身内の弔いに、サラな喪服の仕付け糸が抜かれて。
「 “ 墨衣 ” では和服の喪装なのか僧侶の法衣なのか、曖昧ではありますが 」 とチェックが
入り、また「 葬儀へ出掛ける前の “ 冷やか ” は感覚が近過ぎるのでは ? 」 とも。
って、結局 「 ☓ 」 なのか ? …… んん〜、再検討 !!




 第四週 10 月 24 日

 《 型 ・ その 1 》 応用編に入ります。
「 上五 ( 季語 ・ 体言 or 用言 ) “ や ” で切る 」 + 「 中七 〜 下五 ( 一連のフレーズ )
用言止め 」


 この回は幸い好評に与って ……



   小春日や犬の喉 ( のみど ) を薬落つ          かいう
 

   月明や振替輸送されてをり



 “ 小春日…… ” はワタクシ 『 かいう 』 得意の犬の句 ( 笑 ) 。
「 犬を飼った人ならでは、飼っていない人には通じない句ではありますが 」
と千惠先生のご指摘。 ちなみに先生は猫ちゃんをお飼いで、
「 病気の犬の世話でしょうけれど、“ 小春日 ” という季語によって、重大な病気ではなさそう
な気配と、飼い犬を案じる情愛が感じられます 」
とのコメント。 ありがたくいただきました !
 “ ペット俳句 ” とゆーのは実は作句タブーの一つであって、皆、情が深くなり過ぎるため
駄作が多いそうなのです。
けれどそれも表現に依る、とのこと。 珍しく成功したのかもしれない !?
WANs 達と暮らした来し方へ、嬉しい軌跡を残せた気がしました ♪♪♪


 一方 “ 月明や…… ” に関しては両先生のご解釈が割れ、千惠先生の疑問、
「 “ 振替輸送 ”とは ? 状況に詩があるのか ? 」
すると静夫先生、
「 乗客としての作者が、電車の不通でバスとかへ振替輸送されている、月の皓皓とした夜に。
現代の詩なんですよ 」 と !!
わォ、ビンゴッ ♪♪ 通じたんですね、先生 ?
ありがとうございます。
ソレだけでも超感激なこの回でした〜〜 ☆☆




 ハィ、それはそーと先月後半何やら忙しかったせいか、 『 角川 俳句 』 誌 11 月号を
買いそびれていました。
で、 30 日の所用帰りに慌てて購入。
す ・ る ・ と …… !! 『 平成俳壇 “ 佳作 ” 』 欄に !??



   夏潮の駅に降り立つ寛解期          かいう



  某友人へ、祈りのようなものを籠めました。
選者 『 対馬康子 』 先生へ、真意が通じたかは定かならずも、やはり嬉しいッ !!



 俳句で理屈を説いたり、語ったりしてはならない、とは往年の巨匠の言。
Visual をそのまま、内包する感情ごと受け渡しするもの、という意味か。
“ 理解 ” はまだまだ足元にすり寄ったばかり、ではありますが …… 。



posted by 美緒ママ at 23:34| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする
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