2017年06月30日

ほほえみ ” に逢いたくて   Gosyuin Traveller 40  その 1 .


 今年の五月は、ここ数年来一番の忙しさだったかもしれない。
『 丁酉歳 三浦薬師 & 不動霊場大開帳 』 とゆー稀有なご縁に恵まれ、生まれて初めて
開帳札所を巡らせて貰いました。 ありがたや〜〜 ☆

 そうした札所でご収蔵の 『 運慶仏 』 複数にまみえる眼福に与り、さらにかの尊像方が、
今秋の『 運慶展 』のため上野 『 東京国立博物館 』 へご出張との情報を得たのです ♪
 それは、全国から主要な名作 運慶仏 ” が集結する凄い企画 !!



       『 興福寺中金堂再建記念特別展  運慶 』


 さしずめとんでもなく混むんでは ? …… くわばら …… 。
やれやれ相当覚悟を決めないと、 去年 ” の様にはいかないかな ?
はぃ、意外と無事に鑑賞し遂せた 『 トーハク ( 東京国立博物館 ) 』 デビュー。


 旧レポはこちら、ちょうど一年前の 2016 年 6 月 30 日 ( 木 ) の Gosyuin
Traveller ――――

 梅雨曇りの朝がやがて蒸し暑い晴れへ。
茶緒パパと二人、久々の上京でした。
それもお初の上野、お初の 『 トーハク 』 !
この年 目玉 ” の特別展 『 ほほえみの御仏 ―― 二つの半跏思惟像 ―― 』 を目指して ♪♪

 その “ 二つ ” のうちおひと方が My most favorite One ――


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          奈良斑鳩 『 中宮寺門跡 』 ご本尊 『 菩薩半跏思惟像 』 様。
            またとない稀有なご縁を得ました〜 ☆☆☆



 その日は午前 10 時 22 分発の京浜東北線に乗った私達、桜木町駅にちょい寄りの、
上野駅着 11 時 43 分。
50 分発の山手線へ乗り換え約 2 分、鶯谷駅着。


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 当駅下車を選んだのは、この日第一の目的地 『 寛永寺 』 様に近いからです。
“ 寛永寺墓地 ” 沿いを、 徳川歴代将軍 御霊廟 ” の豪奢なご門など拝見しつつ ……


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 日傘を差してうろうろするうち、急に空が晴れ始めました。 暑いッ !
地図確認していた筈が、現地じゃやはり迷ったかァ …… ( 汗 ) 。

 12 時 15 分に漸く到着。


         天台宗関東総本山 『 東叡山 寛永寺 円頓院 』 様


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            扁額は 『 東山天皇 』 の勅額との由。

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 ほぉ ? …… 存外なあっさり感。 葉桜の茂りの中、ひっそり静まっています。
後でわかったのは、嘗て “ 東の比叡山 ” を嘱望され、広大な敷地 ( 今の上野公園のほぼ全域に
及ぶ ) を擁し、壮麗巨大な伽藍を構えた一山が、繰り返す災害・兵火に殆ど焼失した由。
はァ〜、何と無残なる現実 !?

 大伽藍の最中枢 『 根本中堂 』 も焼失し、現本堂は川越 『 喜多院 』 様より移築された
そーです。

 いゃ、そもそも “ 移築 ” ってスゴくなぃ ? こーゆームカシの建築を、ですよ !
後述する、唯一焼け残った 『 黒門 』 なる一宇も、幾度となく移されたとか。
な〜んて技量だ ? 江戸の匠ッ!! ―― と、ソッチに驚きつつ初参拝いたしました。

 『 瑠璃殿 』 は外陣まで上がらせていただけて、開祖 『 伝教大師 最澄 』 様ご自刻と
伝わる本尊 『 薬師瑠璃光如来 』 様 ( 秘仏のため、おめみえは不可 ) の厨子とお前立ち様、
脇侍様を拝みました。 簡素で厳かな空間でした。

 そののち脇の朱印所で、まずご当山オリジナル朱印帳( 緑色系 )を新調 ―― 金色の定紋
“ 三ツ葉葵 ” が誇らしげです ☆


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 拝受の御朱印は ……


          本堂 『 瑠璃殿 』 様

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                             『 蓮華 』


  『 蓮華 』 を挟んで下さった、職員の穏やかなご婦人、ありがとうございました !!



 境内には 『 了翁禅師塔碑 』 がお祀りされていて、 『 了翁禅師 道覚 』 様ご尊像が。


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                 このお坊様は医薬に詳しく、妙薬で傷病者を救い、学問所も
                 開くなど業績を残し、たいそう敬われたそうです。



 こちら、 『 旧根本中堂 鬼瓦 』 『 旧本坊表門 鬼瓦 』 も遺されていました。

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 汗を拭いつつご門を辞して、メイン・ターゲット、上野公園内 『 国立博物館 』 へ !

道々 『 国際こども図書館 ( 旧帝国図書館 ) 』

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                    『 黒田清輝記念館 』

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       『 旧池田家屋敷表門 』

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  などを目にし、またちょいと迷いましたが ( 苦笑 ) 。



 12 時 50 分頃、やっと到着の 『 トーハク 』 本館。 デカ〜〜ッ !!


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ド迫力に呑まれながら切符の列に並び、ドキドキおたおた入館。
“ 手荷物検査 ” ( 当節のこととて ? ) をクリアし、歩み入った展示室。


       特別展 『 ほほえみの御仏 ―― 二つの半跏思惟像 ―― 』


 薄暗く広からぬ会場は、予想より混んでいて。
向かい合ったガラスケースに日韓の ナマ 『 半跏思惟像 』 様が〜 !!



 奈良 『 中宮寺門跡 』 様よりお招きしたのは、木像寄木作りのご本尊です。


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黒漆一色の滑らかな仕上げ。 古来よりひたすらな信仰を受けとめて来られたのでしょう。
一般的な呼ばれ方が 『 弥勒菩薩 』 様と記憶していましたが、正式には 『 如意輪観音 』 様
でいらっしゃるとか ?
 けどそーゆー難しいポイントは兎も角として、この方の美しさには何の影響もありません。
他の鑑賞者の隙間を縫って、あらゆる角度から拝ませていただきました。
この時を逃しては、二度と叶わぬチャンスかもしれない !
 すると不思議 …… これまで印刷物の写真からのみ、柔和な乙女と感じられた表情が、見方に
よってぐっと違ったではありませんか ?
かの 『 聖徳太子 』 様が御生母 『 穴穂部間人皇后 』 様を写した、と伝わる面ざしは寧ろ、
理知的な少年 …… or 青年 ?
そーです、若き日の 『 太子 』 様ご本人こそ斯くや、と想像されたのです !!
宙に留め置かれた指先も、そしてアルカイックな笑みを浮かべる口元も、フッと動いたかに
錯覚してしまいそうな、神秘的な佇まいでした。
私の中の 『 太子 』 観を辿りつつ、飽かず眺め続けました。

 ちなみに私の眼からむしろ 女性性 ” を感じられたのが、韓国よりお越しいただいた
『 国宝第 78 号 半跏思惟像 』 様。


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       鋳造製の沈んだ金色の彩色で、全く異なった雰囲気でした。

 いずれも、時間を掛けてしっかり目に焼き付けておきたい美仏におわしました …… 合掌。



 後ろ髪引かれながらそこを辞した後は、隣室から続く所蔵品の展示部屋を次々拝見し、
漸く一段落。
名品をあんまり見過ぎて、些か疲れました ( 汗 ) 。

 休憩スポットから、庭園の緑の癒やし ――


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 帰りしな改めて眺めた館内も、クラシカルでお洒落。


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お初 ” の空間は未知なる体験の連続でした ♪♪



 それでは、やっと次の目的地 『 輪王寺門跡 』 様へ。
ところがまたも迷う …… とゆーか 『 博物館 』 前からどちらへ向かえばいいの ?
守衛さんならばとお尋ねしたところ、
「 『 両大師 』 でしたら、そのすぐ先ですが 」
は ? …… 名称が色々あるんでしたか !?
すみません、おのぼりさんなんで。

 実際のところ、すぐの信号先でしたッ ( 大汗 )。



           天台宗 『 東叡山 輪王寺門跡 ( 両大師 ) 』 様


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 『 寛永寺 開山堂 』 であられたこちらを 『 両大師 』 とお呼びするのは即ち、ご開山
『 慈眼大師 天海大僧正 』 様とその尊崇された 『 慈惠大師 良源大僧正 』 様を併せて
お祀りしている故、と。
嗚呼、浅学にして失礼しました〜 ( 平身低頭 ) 。



             『 開山堂 』 たる本堂 『 両大師堂 』 。


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参拝のち、お堂内で拝受の御朱印 ……


                 厄除 『 両大師 』 様

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               ありがとうございました !!



          手前の 『 阿弥陀堂 』


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                『 手水舎 』 と蓮の叢。


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                では、おいとまいたします。


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 こうしてまず三ヶ所を回り終え、次への行程は 『 国立科学博物館 』 を左に見て過ぎ、
広〜い 『 大噴水 』 も過ぎて ……


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          まだまだ先 !?
          ふぅ〜〜、何だかんだと広ぇわ、東京 !!!



                       ―――― To be continued.



posted by 美緒ママ at 01:54| Comment(0) | 癒やし処 | 更新情報をチェックする
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