2017年02月10日

『 梅 かまくら 寺社特別参拝 / 禅居院 』  Gosyuin Traveller 66


 先日庭で思いがけず、鉢植え球根の 『 原種チューリップ 』 に発芽を見つけました。
『 ムスカリ・ラティフォリウム 』 の鉢にも発芽、早い 『 M.アズレウム 』 には花芽が
覗いてる〜 ♪
と “ ささやかな春 ” に浮き立っていたのに …… 。
昨日・今日と極寒の雨 ! それが霙になり …… やがて雪 !? ( ひゃァ〜 )
 

 でもそんな昨日、我が家二人はお出掛けでした。
Gosyuin Traveller 『 梅 かまくら 寺社特別参拝 』 2 月 9 日 ──── 


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 昨年来楽しみにしているこの企画がスタートし、 My 参加初回のこの日が、


           臨済宗建長寺派 『 石屏山 禅居院 』 様


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道向かいの臨済宗大本山 『 建長寺 』 様の、境外塔頭です。
基本的に一般拝観謝絶の浄域ゆえ、当企画が大変貴重なチャンス。
かねがねその門前を横目で通る度、部外者に窺い知れぬ領域へ妄想をそそられてました。
その秘密の園へ遂に足を踏み入れると思えば、ソワソワ〜 ♪

 生憎の寒波、冷たい雨も何のその ! …… でもないか ?
やっぱ超さぶ〜ッ …… 嗚呼、禅刹は参詣も修行ですかッ ( 泣 ) 。

 しか〜し北鎌倉、近さはめっちゃ救い ♪
12 時 10 分発の京浜東北線で大船へ。 26 分発の横須賀線で、待ち時間あったにしても
30 分にはもう駅到着。 それから歩いて 12 時 45 分頃 ── 集合場所・門前へ折れると、
緩やかな階段上に見知ったお顔が ! 
去年お世話になった 『 鎌倉十三仏詣実行委員会 』 の担当者様でした。
今年もよろしくお願いします !
 会費を納め参加証を首に下げ、境内の前庭から玄関へ。
お出迎えの ( たぶん ) 梵妻様に、他参加者様と本堂へ案内されると、暖房の効いた外陣の
お席は早や満杯近い盛況。
雨天にも拘わらず、企画の人気ぶりが窺えました。


 茶緒パパと二人、端の席へ着き、本堂内を眺めつつ待つと、定刻 13 時をやや過ぎ
住職様がご登壇。 開会のご挨拶です。
お見受けするにいかにも “ お坊様 ” 然とされ、且つお話しぶりの磊楽な楽しい和尚様で
いらっしゃいます ♪
軽いジョークで場を和ませ、臨済宗普及の来歴、当院の成り立ち、ご本尊様、諸仏諸像様に
ついてテンポ良くご講話下さいました。
 殊更、祭壇中央のご本尊 = 『 聖観音菩薩半跏ふ坐 ( 遊戯坐 ) 像 』 様のたおやかな
美しさはもとより、由緒も分かりやすくご紹介いただき。
更に左手の坐像 = ご開山 『 大鑑禅師・清拙正澄 』 様、右手の 『 摩利支尊天 』 様
( 開山様の念持仏 ) の来歴も興味深く。
ホント軽妙洒脱なご住職のトーク、 ( こう申しちゃナンでしょうが ) まるで噺家さんの
ように引き込まれました ♪♪
僧職 ” の方と言うのは、或る意味 話術 ” のプロでもありますからね。

 加えて講話の後、参加者全員で諸尊へ 『 般若心経 』 を唱和して、ひと通り段取りを
終えて。
参加者順次お焼香してから、自由に内陣拝観となり。
まず祭壇左手のお軸より拝見させていただき、先刻和尚様ご説明にあった 『 涅槃図 』 への
お心遣いに感銘。
「 来週にはお釈迦様ご入滅の 『 涅槃会 』 ですのでね、この絵を掛けさせて貰いました 」
と。
壁面、左右の極めて微細な 『 曼荼羅図 』 に驚かされ、中央に哀調とあでやかさを
湛えた 『 涅槃図 』 。 何れもが中央アジアの仏画家のお作であるとの由。
ふと思い出しました、過日寒川の 『 安楽寺 』 様で拝見した美麗な 『 両界曼荼羅 』 !
そう、 『 南泉寺 』 様でも別意匠の 『 曼荼羅図 』 を拝見しましたっけ。

 続いて、祭壇を左手から 頂相 ” の形に木彫されたご開山 『 大鑑禅師 』 様。
中央 『 大悲閣 』 の扁額 ( 先々代住職ご揮毫 ) の許、遊戯坐に寛がれる 『 聖観音 』 様。
レースの如宝冠が華やかで、かの 『 水月観音 』 様に勝るとも劣らぬ麗容です。
更に右手には 『 摩利支尊天 』 様。 猪の支える蓮台にふくよかな女神のお姿でした。

 そうそう、祭壇の手前に大きな 『 お鈴 』 !
和尚様、「 今も毎日ゴンゴン叩いてますがね 」とお笑いになった、実に二百数十年前の銘が
語る歴史。
 他に漏れず、何度も焼失と再建を繰り返された当院の苦難の中で、生き残って来た奇跡 !!
同様に、外陣頭上に二重折上げ天井の形ではめ込まれた、旧本堂の天井画。
格子の中にそれぞれ草花・鳥獣をあしらった、美しい意匠でした。
過不足無きメンテナンスの、さぞや大変であったろうと偲ばれます。

 こうした寺院様のたゆまぬご尽力によって、古格ある文化財の継承される奇特、本当に
頭が下がりました。
得難い眼福・耳福・心の潤いに癒やされたひと時でした。


 なおこの日の参加者全員分、書置きでご用意下さった御朱印が、


               本尊 『 聖観音菩薩 』 様 


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               ありがとうございます !!


 用意された お守り ” も一種拝受して、暖かな本堂を名残惜しくおいとましました。
生憎だったのが、折から極寒の霙と化した天候。
お庭に咲き出した白梅をゆっくり撮るゆとり無く、14時20分過ぎに退出しました。
来年またの機会に恵まれれば、必ずや梅日和に再拝したいものです。

 住職様、梵妻様、主催者様、お世話になりました。
またとない良き時間でした。



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posted by 美緒ママ at 23:44| Comment(0) | 癒やし処 | 更新情報をチェックする
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