2016年03月30日

『 梅 かまくら 寺社特別参拝 / 浄光明寺 』 Gosyuin Traveller 18


 またまただいぶ遡って、漸く 2 月 16 日レポ ――――
Gosyuin Traveller , 過日訪ねた鎌倉 『 浄光明寺 』 様のレクチャー付き
拝観 ―― 『 梅 かまくら 寺社特別参拝 』 です。
すっご〜く楽しみにしてました ( はぁと ) 。
 実は何度か伺っているお馴染みの古刹様で、通常公開日の解説も二度拝聴済みですが。
しかしこの日は真にプレミアな “ 特別 ” 参拝 !
なので、初耳情報にも期待ワクワク 〜〜 ♪♪♪


 扇ヶ谷の静かな住宅地を奥へ辿ったロケーション、 12 時半前頃到着。


      真言宗泉湧寺派 準別格本山 『 泉谷山 浄光明寺 』 様


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            目印の寺号標石、 『 冷泉為相卿旧跡 』 の標石など。


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  突き当たり、小さくも美しい四脚門 ―― 嘗て界隈の尼寺 『 英勝寺 』 様惣門を移築された由。


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   塀の五本定規筋が、京都 『 泉湧寺 』 様下賜の格式 = “ 準別格本山 ” ならでは ?




             簡素な境内は、左手に 『 楊貴妃観音 』 様。


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         こちらも本山 『 泉湧寺 』 様に倣っておられます。
         新しいお作だそうですが、古代中国史を彷彿させる艶麗な面差しでした。




 さて山門から真正面へ向き直ると、突き当たり段上の平場にお堂 ―― 本堂 『 阿弥陀堂 』 。
こちらは後刻参じるので。

 手前右手は 『 鐘楼 』 や 『 不動堂 ( 八坂不動明王 ) 』 ( 除夜の鐘の折のみ開帳 ) 。


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     その 『 不動堂 』 際に楚々と白梅 ……


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 左手へ目を転じれば 『 客殿 』。
こちらの前が、この日 『 特別参拝 』 の集合場所になっています。


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 改めて、美しい建物です。入母屋造りの唐様 ( 中国風・禅宗様 ) ―― この様式では
最も古い建築とか !
通常非公開のこちらへ、ご案内いただけるとゆー果報 ♪♪

 時ならず日差しポカポカな戸外より、屋内はひんやり。
暖房のお心遣い有り難く …… 。
十六羅漢図でしょうか、襖絵が重厚な堂内に、応募者の約30名程が収まり、年若く住職を
継がれた『 大三輪龍哉 』 様のご解説に耳を傾けました。
そこでは、貴重な古地図 『 浄光明寺敷地絵図 』 のレプリカ拝見 ( 本物は国の重要文化財 ) 。
参加者にはトレース図のプリントが配られ、当山成り立ち、現在との差違などを学びました。
 殊にこちら非公開の堂内では、安置仏 『 愛染明王 』 様他の由緒がまたとないレアもの !
もとより大本山・京都 『 泉湧寺 』 様との繋がりで、皇室とご縁浅からぬ当山。
嘗て鎌倉に別邸を構えていた 『 山階宮 』 家との交流。そして関東大震災による突然の
悲運から引き受けた仏像 ・ 仏具類 …… 等、胸打たれる秘話をうかがったのです。
小市民にはむろん無縁の世界であれ、寺社の担う役割が尊く伝えられているようです。


 さて続いてはレクチャー内容現地追体験のため、一般公開もされている二段目平場へご案内
いただきました。
住職様には鎌倉の地形と寺院造成の典型的雛壇状構造やら、また同地に祀る 『 鶴岡八幡宮 』
代々神主 『 大伴 』 家の墓所、別当寺住職の墓所など …… etc. の詳細なご解説。
古き時代の在りようを、大変興味深く拝聴しました。

 続いて隣る 『 仏殿 』 = 『 阿弥陀堂 』 については、一部に廃寺旧 『 永福寺 』 の
木材を用いた成り立ち等、古い貴重な建造物とうかがいました。


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 因みに現在祀られている 『 三世仏 』 様は留守を守っていただくための新しいお作
ですが、と笑って仰いました。
トークの所々に差し挟まれる軽いジョークが、若々しさを感じさせるご住職です。

 さて次に向かった当山の極めつけ ―― 『 収蔵庫 』 内のご本尊 『 阿弥陀三尊 』 様は、
世に広く喧伝された超有名な存在ではありますが。
様式美と、往時の鎌倉独特の装飾技法 『 土紋 』 。
さらに脇侍 『 勢至菩薩 』 様の “ 宋風遊戯座 ” の美しさで屈指 ☆
加えて同収蔵庫におわす 『 矢拾地蔵 』 様も、なかなかスタイリッシュで精悍です ♪
 さてそうして名宝の眼福に与りつつ、時の経つのを忘れていた私達。
ご住職のご解説も熱が入り過ぎたのか、気付けば予定の刻限を大幅に超過 !
実際 “ 要解説 ” の文化財はまだ残っていて、 「 どうしましょうか ? 」 とゆー
ハナシになって ( 汗 ) 。
もう一段平場を上がったやぐら内の 『 網引地蔵 』 様は、初見の方には省けぬ存在
ですよね。


 「 では、お時間掛かりますが、ご希望の方はご案内します 」 とご住職。
「 もうご存知の方は、宜しければ飛ばして、庫裡の庭園を学芸員にご案内させますが 」
ああ、そうですね、と私達と数人が頷きました。
はい、私ら二度も伺ってますもの、 『 網引地蔵 』 様。


 とゆーワケで参加者は二手に別れ、ご住職と階上へ向かう一行においとました私達
( 他に三、四人 ) は、件の “ イケメン学芸員 ” さんに非公開の 『 庫裡裏庭園 』
( この日の目玉の一つでもあり ☆ ) へ招じられました。


           垣外から眺めるこの懸崖ビャクシンと切岸。


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 Oh 〜 ! いつもは開かぬ裏木戸の向こうに、秘密の花園 !? …… この日は直中で
拝見です。
非公開の庫裡のお庭は池と奥の断崖 …… 切岸と中の大きなやぐらが、 『 瑞泉寺 』 様の
禅の庭 ” を思わせました。
禅宗ならずも、鎌倉仏教のお志は通じるものがあるのでしょう。

 学芸員様にはやぐらの中までご案内いただき、その成り立ち、切岸について、また上々段
から懸崖している件のビャクシンについても色々お話を伺いました。
ご住職のご案内ではなかったのですが、小人数の一行でじっくり拝見出来て良かったかも。
またとない機会に、感謝です。
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 名残惜しみつつ、 15 時過ぎに境内をあとにしました。
貴重な体験を提供して下さったご住職様、学芸員様、企画の 『 鎌倉十三仏詣実行委員会 』 様、
ありがとうございます !!



  なお、拝受の御朱印はこちらでした。


                『 鎌倉十三仏霊場 』 第九番

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                ありがとうございました!!


posted by 美緒ママ at 17:54| Comment(0) | 癒やし処 | 更新情報をチェックする
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