2016年02月06日

Gosyuin Traveller 11  その 2.  覚園寺


 ちょっと日にちあきましたが、 27 日のレポを続けます ――――
『 瑞泉寺 』 様から緩い坂を下って戻り、再び 『 大塔宮 』 バス停を過ぎたあたりが
12 時 38 分でした。
そこから、今度は真反対へ進みます。
鎌倉奥の風致地区、閑静な住宅地の道を次の目的地へ。
早梅の香りがそれとなく漂っていました。


          程なく到着した 『 覚園寺 』 様山門。

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          こちらの脇に、見事な紅梅の大木 !!

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              眼福〜 ☆ いきなり心奪われました ♪
            この種の紅梅は、どうやら早咲きのようですね。


     さぁ、真言宗泉湧寺派 『 鷲峰山 真言院 覚園寺 』 様、お邪魔いたします。


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 整然たる門内 ――
嘗て写真を撮りに来ていた茶緒パパと違い、初訪問の美緒ママ、心して拝観せねば。
少しドキドキしながら 13 時よりの “ 参拝ガイド ” を待っていると、同じく参加者らしき方
もちらほら ?
 やがてご案内の声が掛かって、私たちの他にはご夫婦一組のみだったようです。
まず正面の 『 愛染堂 』 内陣を、作務衣の案内人様にご説明いただきました。

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曰わく中央には 『 愛染明王 』 様、その右手に鉄製の 『 不動明王 ( 試みの不動 ) 』 様、
左手に 『 鎌倉十三仏 』 札所本尊 = 『 阿閦如来 』 様 ( 蓮上王 = 七回忌に祀る ) を
お祀りしている …… 。
諸仏由来をユーモアある話術で講じて下さいました。

 その後、待望の境内奥へ導かれますが、先ほどのご夫婦は、奥を既に拝観しているとのことで
去られて。
従って …… 何と ! “ 案内人さん ” 独占の私たち ? わ〜ォ ♪♪♪

 諸受付窓口へ案内料の @ ¥ 500 を支払い、併せて御朱印も若いお坊様方へお頼みし、
いよいよ奥の 『 薬師堂 』 へ。
そこからは撮影不可につき、目と耳と脳みそ総動員で案内に集中々々〜 !!

 Oh〜 , 『 愛染堂 』 裏から続くのは広大な敷地 ( 果ての山は 『 建長寺 』 様裏
までも続くとか ? …… そう言えば確か、山伝いのハイキングコースがあったっけ )。
どことなく別世界の空気が漂います。
巨大なイヌマキの古木 …… コレは、同じ宗派 = 真言宗泉涌寺派の 『 浄光明寺 』 様で
以前見掛けましたね。
京都の大本山 『 泉涌寺 』 様に由来するとか。
こちらのご宗旨のシンボル・ツリーなのかしら ? …… 臨済の ビャクシン ” みたいに。

 さて、この 『 薬師堂 』は往時の仏教文化の習いで、 ( 禅宗ならずも ) 中国・宋代の
( 禅宗 ) 様式に則った建築となっているそうです。
重厚で骨太な鎌倉武家テイストをしのびました。
祭壇に鎮座するのは大きく立派な本尊 『 薬師如来 』 様、脇侍の 『 日光菩薩 』 様、
『 月光菩薩 』 様。
更なる諸仏、客仏たる 『 阿弥陀如来 ( 鞘阿弥陀 ) 』 様、開山様。
そして堂の両サイドを固める、有名な 『 十二神将 』 様方 !
この迫力の守護神たちを従えたラインナップは、鎌倉中でも屈指の仏教彫刻群です。
マジ 「 必見 !! 」 ですわ〜 、声を大にして言いたいッ。
絶対観る甲斐ありますよー !!


 外へ出ると、周囲は奥へ奥へといざなうような梅林 …… しかし残念ながら、その最奥まで
この案内では参れませんので ( ホントは行ってみたかったな〜、苦笑 ) 。
順路はUターンし、移築された古建築 『 内海家住宅 』 へと進みます。
市内 『 手広 』 の名主であった旧家様が、数十年前まで実際使っていた茅葺き住居。
古来の建築技術を伝える、地元鎌倉の大工さんの腕を実証しています。
すごい技量なんでしょう …… しかしこれを保ち管理し続けるのも、多大な尽力が要りますね。
色々な意味で、ため息モノでした。

 ところでこちらでは、 『 十三仏信仰 』 の由来と霊場巡りについてお話を伺います。
昨今、寺院の役割が専ら “ 葬式仏教 ” としか認識されなくなった日本。
ならば尚更、 “ 十三仏信仰 ” のメカニズム知っといた方がヨくない ? …… って気がして。
大方の日本人 ( 含むワタクシ ) は所詮、信心持っちゃいないんだから。
ソレ以前の、せめて “ 言い慣わし ” くらい弁えましょうよォ〜 、と。
何だかワケもわからず葬式して法事やって、盆だの彼岸だのって シキタリ ” に振り
回されるのはヤダ〜〜ッ !!!
ソレを何ゆえに、自分が受け入れてるか承服したいのだ。
そんな気持ちが急に強まった、この参拝でした。

 案内は続いて、かの 『 十三仏 』 様の祀られた石窟 ( やぐら ) へ回ります。
お参りして、 『 黒地蔵堂 』 へ。
こちらでは、毎年 8 月 10 日の 地蔵尊縁日 ” の由来などを伺いました。
『 黒地蔵 』 様とご縁を結ぶ特別な日で、珍しい深夜 0 時から翌12時までの参拝、多くの
方で賑わうそうです。
やはりお地蔵様は、一番親しみある仏様なんでしょうね。
参詣の素朴なお気持ちが尊く思われました。
 折しもお堂の傍らに、早い 『 フクジュソウ 』 のひと叢が ♪♪
黄金色の鮮やかさが、待たれる春の兆しです。
木々に深く覆われた境内にも、温もりを招いてくれそう〜 ☆


 さぁ、続いて新しく建てられた 『 千躰地蔵堂 』 へ回り、コースを終了しました。
未知のことに多々触れさせていただき、参拝はあっという間のようでした。
ありがとうございます !
受付でご案内のお礼を言い、預けてあった朱印帳を受け取りました。
それから、ご縁をいただきたく 『 十三仏曼荼羅 』 も一部拝受。
我が家の祭壇でお参りしようと思います。


       『 十三仏曼荼羅 』

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   『 鎌倉十三仏霊場 』 札所第十一番     『 鎌倉二十四地蔵霊場 』 札所第三番

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 清々しい気分でもう一度 『 愛染堂 』 へ参ってから、前庭でひと休み。

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                  満開の梅に遊びに来た ↓↓↓ 『 メジロ 』 ちゃん 

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           この辺 ↑↑↑ にも飛び移って ……



 これからが更に楽しみな 『 枝垂れ梅 』 や 『 櫻 』 、他の花木などの間では、可憐な
草花も蕾を開いています。


     野趣ある 『 クリスマス・ローズ 』 。

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                  山野草でしょうか ? 名を知らぬ小さな花。




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 冬暖かな二階堂の古刹 ―― 名残惜しくおいとまし、再度 『 大塔宮 』 よりバスに
揺られました。
そして、午後 2 時半頃鎌倉駅に帰着したのでした。




posted by 美緒ママ at 01:11| Comment(0) | 癒やし処 | 更新情報をチェックする
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