2015年12月27日

Gosyuin Traveller 3  その 2.


 11 月 11 日レポ、続きます。
塔頭 『 続燈庵 』 を辞した我々は再び、 『 佛日庵 』 脇を下りました。
少々休憩したくなったところ …… 往路の道すがら見掛けた “ お寺カフェ ” ( ? ) が !
気になってたんですよ〜 、実は ♪
『 如意庵 』 なる塔頭様らしい。

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嘗て “ 観光拝観謝絶 ” だったのを、 “ 食 ” へのご造詣深いご住職のお考えでか、昨年より
曜日限定 “ 如意庵茶寮 『 安寧 an - nei 』 ” としてオープンされた由。
稀有なタイミングに出合えたんですね〜 ☆

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 紅葉と帯生地で美しくしつらえた玄関へ案内を請うと、幸い席もあって …… 超ラッキー ♪
招じられたのは、誠に行き届いた堂内。
喫茶席は晩秋なお瑞々しいお庭へ向いています。

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 少々贅沢めなプライスも、もてなし最初の “ 焙じ茶 ” から即納得がいきましたッ !
こんな香気の焙じ茶、初めて〜 ( はぁと ) 。
超絶香りとコクが有るのに、渋過ぎも苦過ぎもしません。
二人で注文した 『 あんみつ 』 もしっかり濃厚な抹茶寒天に抹茶アイスクリーム、餡、白玉、
柔らかなドライフルーツに黒蜜が添えられ、満足満足〜 ☆☆☆ 
器は上品な朱塗りの浅碗。
乗せた角盆に庭の紅葉の小枝が眼福で。

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 さらに一番の極めつけが “ 口直し ” 。
甘味によく添えがちな “ 塩昆布 ” 等ではなく、すっきり生醤油味の煮昆布だったのです。
外食じゃ滅多に出会えない、私好みの味だわ〜 ♪
ご住職のセンス、ただ者でないと見た !! 
( 実際ご住職の味覚は、山内の催事のメニューを任される程だそーで ! )
 さらに 『 安寧 』 の特別営業 = 第二土曜日には、超限定で供される精進ランチ有り ♪♪
イイなぁ〜 、味わってみたいよぉ …… 。
茶緒パパも 「 かなり期待出来るんじゃない ? 」 と。

 しか〜し、嗚呼、土曜日は仕事だぁ ーー ッ !! ( 涙 )

 客室奥のご本尊 『 宝冠釈迦如来 』 様へお参りし、名残惜しみつつ 『 安寧 』 を後に
しました。



 ところで、 “ 霊場札所参拝 〜 御朱印拝受 ” への流れで気を付けねばならないのが ……
“ 御朱印代 ” ( 一般的に 300 円 @ 一部 ) は必ずぴったり、お釣りの要らぬように
用意いたすべし !!
実は 『 安寧 』 さん入店は、切らした小銭両替のためでもアリ ( 笑 ) 。



 『 如意庵 』 山門からは正面の 『 佛日庵 』 の美しいお庭が垣間見られ ……

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そして 『 妙香池 』 の前へ下りると、池の周囲には幾つかの塔頭が見渡せます。

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 右奥には 『 萬年山 正続院 』 様 ―― 『 佛光国師 無学祖元 』 様塔所。
『 文殊菩薩 』 を本尊とされ、

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       かの国宝 『 舎利殿 』 ( 中央奥。時期限定で公開 )も祀っています。

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    現在は主に修行僧の僧堂・禅道場らしく、若い修行僧さんたちが出入りされていました。

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 池対岸の高み ( 『 虎頭岩 』 ? ) には 『 宝蔵院 』 様 ( なのかな ? )。
紅葉の色が絶景 !!

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 一方左脇に奥まっているのは 『 正伝庵 』 様でしょうか ?
『 大用国師 誠拙周樗 』 様、及び 『 大達禅師 明厳正因 』 様塔所。
札所 ” に当たらない故、 部外者入山禁止 ” との由。その佇まい故、残念です。

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 さらに過ぎた細階段上に、第五番札所 『 南山 壽徳庵 』 様を見つけました。
『 月たん中円 』 様の塔所なるこちら、入山は先ほどの 『 続燈庵 』 様同様、観光客は
オフ・リミット。
札所巡拝者のみの特権となっております ( はぁと ) 。

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 案内を請うと、梵妻様が気さくに本堂を開け、内陣へ招じて下さいました。
札所本尊 『 聖観世音菩薩 』 様を拝し御朱印を待てば、何と熱いお茶のご接待 !
さらに御朱印を仕上げてご住職もお出ましになり、茶緒パパとお近い世代とのこと。
当地の出身高校 ( ご住職は県立の 『 K高校 』 とか ) の話題など親しくお話しされて。
ありがとうございました。

           御朱印 ↓↓↓ 『 円覚寺百観音霊場 』 第五番

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 次は 『 円覚寺 』 山内札所のラスト ―― 第六番 『 龍隠庵 』 様を目指します。
…… と、実はそこで困った。順路がわからない〜 ( 汗 ) 。
境内案内図によると、座禅堂 『 選仏場 』 、

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と在家信徒用座禅道場 =『 居士林 ( 済蔭庵 ) 』

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                          ( 楚々と山茶花が …… )


の二堂の間を抜けて上がれ …… る筈なんですが。

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間の路地って、突き当たりで竹柵に塞がれてるじゃん !?
「 うっそォ〜 ? 」 と訝りつつ、念の為進んでみました。

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すると “ 突き当たり ” に見えた小径は左へ曲がっており、石階を高台へとぐるぐる登って
行くじゃありませんか !

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なぁんだ、そーだったのか ?
『 龍隠庵 』 様、案内書きにひと言工夫が要りますよ〜 ( 苦笑 ) 。

 ちなみにこちらは何びとの入山も拒まず、宗派等も超越したオープンな “ 自由空間 ” を
標榜される由。
嘗て 『 大雅省音 』様塔所として始まり、幾多の数奇な経歴、開山と廃絶を繰り返した小院
と伺いました。
そうして今日に至り再興を引き受けたご住職が、崩壊しかけていた建物の修復から経営等々
ご尽力の真っただ中とか !

 この日は梵妻様 ( でしょうか ? …… お仕事中の手をお止めして、済みません ! ) と
在家の居士様 ( ? ) がご対応下さいました。
札所本尊の可憐な 『 聖観音菩薩 』 様にまみえたあと、御朱印を待つ間、
「 どうぞごゆっくりなさって下さい 」 と、座敷で何とお菓子と抹茶のご接待をいただき !
茶緒パパと二人、こんな “ 似非 ” 巡礼者がよろしいのか ? と恐縮の極みでした。
居士様とは多々話も弾み、さらに煎茶が出されて、心もお腹もたっぷり満たされたのです。


            御朱印 ↓↓↓ 『 円覚寺百観音霊場 』 第六番

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 この、御朱印の志納だけでは申し訳ない程のおもてなしには、是非近いうち喜捨させて
貰いたいねぇ、と茶緒パパと話しました。
 折から、あの座敷の軒ぎわの紅葉は如何に ?
あの 『 円覚寺 』 イチの絶景 ( かもしれぬ ? ) 庭先の眺望は如何なる冬錦だろうか ?
心だけ、かの山上の小庵へひた翔るのでした。


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 こうして、ただの観光では得難い濃密な時間を札所巡りで体験した私たち。
しかも、どことなく “ 仏さまテーマパーク ” と言いたい親密な楽しさにハマってしまい
ました ♪♪♪

 あ〜また浸りたいなァ、境内の空気。
是非々々再訪したい塔頭様たち …… 極上の癒やし空間なのでした〜〜 !!




posted by 美緒ママ at 02:33| Comment(0) | 癒やし処 | 更新情報をチェックする
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