2015年12月30日

納経


 人生も今頃になると、 菩提寺 ” の存在が 癒やし ” の媒体になってくれたなら
ありがたい、と思ったりする …… のかも ?
若い頃の謀反気や既成概念への反発、成人しては目上世代への不信感 etc . 故か、
対 父祖 ” に素直な気持ちを抱きませんでした。
ところがここ暫く、そーゆー 個的なわだかまり ” はマァ置いといて、肩肘張らず
仏 ” の祀りごとに臨んでみようか、と知らず気持ちが切り替わった …… らしい。
無理強いされたのではなく、自ず導かれるとでも申しましょうか。


 そんな今月初め、或る祈願があって実家の菩提寺へ出向きました。
神奈川県 C 市 『 恵日山 善谷寺 』 様 ―― 美緒ママの中学時代に ( 祖母の葬儀で )
ご縁を得た曹洞宗の寺院です。
現在まで ン ” 十年間、年に幾度かは伺っています。
私が知る当初の住職 『 黙禅 』 和尚様は今や泉下におられ、既にご子息 『 正允 』 様
からお孫様へと代が継がれましたが。


 ちょうど伺った時は正允様にご対応いただき、願意を認めた写経十部の納経を
お頼みしたのでした。
写経は、実は二十数年前に一〜二年、自己流で修していました。
当時 …… 先代和尚様がご健在で、一度十部ほど納経したことを覚えています。
まだ若かった自分が多々のストレスに挫け、無心になりたくて始めたものでした。
なので、格別敬虔な祈願があったとは記憶していません。
それでも黙禅和尚様は、 「 感心な心掛けですね 」 といった意味のお言葉を掛けて
下さり、とても嬉しかった気がします。
何ぶん子供時代から見知ったお坊様なので、他の成人の知己とは全く異なった存在感
だったのでしょう。

 そうして先代亡き今、継いでお世話になって来た正允和尚様に頼ろうとする心理は、
同一のお立場への無意識的甘えかもしれません。
この度の納経は、主に嘗ての未完成だった書写を仕上げた 『 般若心経 』 等十部。
若住職様のつてにて、大本山 『 総持寺 』 様へお納め下さる由。
お手数に恐縮しつつも、大感激でした ♪

 さらにこの折、正允様よりは、願意に対して手向けをいただいたのです。
袂の内より取り出されたのは御守り袋。
お大切な品でありましょうに …… 。
いよいよ恐縮でした。

 和尚様、若住職様、ありがとうございます !!
この先々また心が渇いてしまった時、癒やしへのメッセンジャーをお願い申し
上げます。

                                  …… 合掌。




posted by 美緒ママ at 22:59| Comment(0) | 癒やし処 | 更新情報をチェックする
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