2015年02月07日

片瀬界隈  俳句 − ing !! A


  俳句 − ing !! ” 、続きです !

 『 常立寺 』 レポに追記させて頂きます。
撮影はしませんでしたが、境内に他にも主要な旧蹟があり ―― それは 『 元使塚 』 と
呼ばれる石碑。

 遠い昔この寺院が、元 “ 刑場 ” たる 『 龍口寺 』 で処刑された人々を葬り供養する
場所であったゆえですが。
所謂 『 元寇 』 の折、執権 『 北条時宗 』 によって断罪された大陸 “ 元の使者 ”
五名を、後の世に弔い祀った供養塔とのこと。
かの有名な 『 日蓮上人 』 の “ 龍ノ口法難 ” の伝説も然り ―― 歴史は血腥い事件を
積み重ねて来ました。
( 尤も日蓮上人のみ、唯一人 “ 龍ノ口 ” の刑場から生還されたと伝わりますが )


 宗教というもの、権力の弾圧や教義の差異によって多々苦難を凌いで来ていますね。
( いつの時代も変わらない !? )
それが本来人心を救うためであり、不幸にすべきものであって欲しくない、と “ 素人考え ”
には願うばかりですけれど。

 その 『 元使塚 』 には幸いにして、和平国交の成った現代、嘗て 『 元 』 であった
『 モンゴル 』 の元首や大使、日本で活躍中の力士方々が供養に訪問する機会を
得られたとか。
歴史の中の不幸なる関係が見直され、改めて “ 心 ” の部分でやり取りが叶う ……
兆しが見えただけでも、せめてもの救いではないでしょうか。

 なおそうした折、モンゴルの方々は塚の墓石に青い布を巻いて行かれました。
というのも “ 青 ” がモンゴルの雄大な天空に因んだ、民族の “ 英雄 ” の象徴だから
だそうです。

 件の青い布、先日は巻かれていませんでした。
雨風に傷みでもして、外されたのかもしれませんね。



   そら色の襟巻やなし元使塚          かいう


   元使塚掌をあはせても春未だ




  DSC_0025.jpg





posted by 美緒ママ at 23:39| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする
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