正月八日、松が明けて、取り敢えずフツーの “ 日常 ” が戻って来たかな、と。
それでも、八日には 『 穀日 』 なる特別な呼び方があるそーなので、
穀日の身を養ひぬ中華粥 かいう
…… なぁんて詠んでみました、フィクションだけとねッ ( 笑 ) 。
だって風邪の身を養うに、アタシならずぇ〜ったい “ 白粥 ” だもン !!
それはさて置き。
昨夕、地図の英國みたいな雲を見てから、ブリティッシュ・ガーデンの春待ち気分を妄想
しています。
折しも庭隅の 『 スノードロップ 』 に、ささやか〜な蕾が膨らんで ♪
北国の雪の中から真っ先に現れる “ 春告げの妖精 ” ☆
実際去年、思いがけぬ “ 春 ” が私に訪れた日、この蕾付き球根を植えていたのです !
白く丸い小さな蕾が雫のように下がって、それで “ 雪の雫 = Snow Drop ” 。
春遅い英國・ロンドンの 『 Kensington Gardens 』 でも雪の下から
新芽をもたげ、待春の心に火を点けてくれるのでしょう。
また “ 待春 ” 〜 “ 早春 ” の 『 Kensington Gardens 』 と言ったら
何たって、雪霜の中に煌めく瑠璃の星 ―― 『 シラー・シビリカ 』 ですよ !!
彼らと、黄金色の 『 キバナセツブンソウ ( Erantis cilicica ) 』 の
混植された 『 Kensington Gardens 』 の芝生こそ、世にも私の心奪う
景色でした !!
( その写真、惜しくも失くしてしまったんですが …… 泣 )
その後 『 クロッカス 』 『 ムスカリ 』 『 ラッパズイセン 』 の絨毯へと移り変わって
いく英國の春を思い描きながら、私も寒の季節を凌ぐことに致しましょう。
ムスカリを植えて遊んで病余なる
確か去年も風邪をかこちていた年越し。
漸く病み明けた浅春、ムスカリを植えた覚えがありましたっけ …… 。