2014年12月06日

万年筆の素性


 去る12月3日のことです。
朝に予約の歯科通院へ。
午後には上大岡のペイン・クリニックへ。

 帰りは 『 京急デパート 』 の文具売り場へ、先月24日に修理の仕上がっていた万年筆を
受け取りに寄ったのでした。

 その万年筆とは、実は ( 長らく公務に奉職された ) 茶緒パパの父上が晩年 “ 叙勲 ” に
与った ( !! ) 折の、記念品の一つなんです。
それを私が譲られ、概ね句稿の清記などに長く愛用していましたが、いつしか使いづらい
不具合が出て …… ( 泣 ) 。
やがて抽斗に仕舞われてしまいました。

 しかしこの程、思い立って直しに出してみたのです。
もう一度俳句の清記に使いたくて !

 するとその過程で、 “ 万年筆の素性 ” なる思いがけぬコトを気付かされました。
過日 『 京急デパート 』 の修理担当者から修理内容の報告電話があった折、
「 これはとても良いお品物ですから、是非大切に長くお使いになって下さい 」
そうわざわざお口添え頂いたんですよ !
えぇッ、何事 !?

 それで、無事な復活を嬉しく持ち帰った後、果たして如何なるシロモノ ? とインターネット
検索を試みたところ …… 。

 ―― 『 プラチナ 』 製 加賀本漆平蒔絵 「 逸平 」 制作 『 瑞雲 』 ――

 とゆーのが ……


    141207_1631~010001.jpg

当品の素性のようです。驚きました !!
“ 銘 ” のつくような万年筆とご縁、なんて考えたことありますか ?


              141207_1631~020001.jpg

 黒いボディは普通に樹脂製だそーですが、施された金色の “ 雲鶴 ” 紋様がまさかの
“ 加賀本漆平蒔絵 ” ―― 漆器じゃないですか ?
へぇ〜〜ッ !
しかもペン先が “ 18 K ” ときた !
一般的には “ 14 K ” が主流らしいので。
実際手持ちの他の万年筆に、 “ 18 K ” ペン先は在りませんでした。

 文房女子、誠に有り難きシアワセでござります〜 ♪♪♪
こんな稀有なるお宝はございませんね ☆
他ならぬ義父上の “ 叙勲 ” 記念とゆー得難い思い出の品ですし。
事実ボディには、嘗て使い続けて擦れ消えてはいるものの、 『 叙勲記念 』 の文字と菊の
紋章が薄っすら残っていました。

 きっときっと大事に、末長く愛用させて頂きたいと念じます ♪
望みもしていなかった クリスマス・プレゼント ” かしらね ? ( はぁと )




   万年筆売り場に隣る聖樹かな          かいう




posted by 美緒ママ at 21:03| Comment(0) | 器・工芸 | 更新情報をチェックする
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