2014年08月22日

晩夏 湘南


 湘南 C 市 ――
生まれ故郷の拠り所が菩提寺にしか無くなって、だいぶ経ちます。
たまに、小さかった頃の町の佇まいを思い出すと …… それは何故か暑い頃の記憶ばかりで。
今や、せいぜいお施餓鬼だのお盆等仏事にしか、出向かないからでしょう。


 町は現在様変わりして、小学生の頃しばしば連れて行かれた和菓子屋さんも移転された
ようです。
そこはお煎餅やあられなども美味しくて、母の贔屓でした。
古めかしい店構えに暗く高い天井。
葭戸に仕切られた一角が夏場 “ 甘味処 ” になり、そこで食べた氷水の記憶が妙に鮮明です。
とゆーより、そこ以外に氷水の好ましい思い出が無かったからか …… 。
そもそも、子供のクセに氷水が好きじゃなかったしね。
可愛くない子でした ( 苦笑 ) 。




   氷旗扁額大き老舗なり          かいう

   夏氷むかし名代の釜成屋

   氷水板天井の煤けたる

   天井に翼旋回やところてん

   海へ出る雄三通りレモン水

   浜晩夏ダイバーウォッチ波に寄る

   帰省とは近くて遠し防砂林




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ラベル:俳句 湘南 晩夏
posted by 美緒ママ at 00:11| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする
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