2014年04月20日

シンギングの賛否


 本日4月20日、『 Byron Bay Blues Festival 』 のステージで、
ロベン・フォード先生の 『 A Day In Nashville 』 オーストラリア・ツアー
が終了します。
明日、次のツアー地 = 『 東京 』 へ出立でしょう ♪

 今回のツアーが携える最新 CD 『 A Day In Nashville 』 ――
そのレビューで、実は賛否が割れているんです。
往年のカリスマ・フュージョン・ギタリスト時代を讃えるギター・フリーク諸兄には、今作が
( 同系列上にある前作 『 Bringing It Back Home 』 と共に ) ひどく
凡庸な駄作に聴こえるらしくて。
その論旨は、まずギター・プレイに重きを置いていないこと !
確かに、往年の 1st ソロ・アルバム 『 ギターに愛を 』 のテンションや 『 Miles 
Davis 』 バンド期の “ 炎のプレイ ” 、ハード・フュージョン・ユニット 『 Jing
Chi 』 等に心酔した向きには 「 何やってんだ !? 」 モノでしょうか。

 ん〜、お気持ちは私もわかるけど。
じゃぁ、ロベンが今やりたい音楽が “ それら ” なのか ?
かの時点は、いわば過渡期ではなかったか ?
彼が磨かれていく途上の “ 通過儀礼 ” のようなものでは ?
そこでの精進は、ロベン流ブルース道を突き詰めるスキルアップであり、終着点ではない気が
する。あくまでも私には …… だけれど。

 私は、彼が生み出すものは概ねストレートに受け入れる類いのファンです。
特別 「 ギター “ 命 ” !! 」 とかじゃないし、そもそも弾けないし、奏法や専門知識も
無いし( 苦笑 ) 。

 彼が数年来のインタビューでよく語るように、 「 シンギングをもっと学ばねば ! 」 ―― と
心がけた結果が、近年の “ 歌もの重視 ” 傾向に表れていると思う。
 根源的には、1970年代初期に残されたCD音源 『 Discovering The 
Blues 』 から、憧れのブルース・シンガー 『 Jimmy Witherspoon 』 の
伴奏で活躍したピリオドの “ 歌うブルース・ギター ” を経て。
やっぱり 「 ブルースは歌ってナンボ ! 」 …… の “ うたごころ ” だと。

 ギターの音数を増やすも削ぎ落とすも、大前提に “ ロベン・フォードの本能のうた ” ありき !
であるように。
彼にしか無い美学・美意識が成すべきこと。

 勿論彼のシンギングは、彼のギターが自由自在に歌い上げる程巧みではない ( 汗 ) 。
しかしその上で、漂わせる “ おもむき ” ―― それがロベンの自然な “ うた ” 。
客観的な “ 上手さ ” でなくてイイ !!
どこかほのぼのなヘタウマさ ―― 無造作で気負いの無い率直さが、ツボなんですよ〜 ☆

 昨年のロベン、11月に出向いたデンマークで当地の 『 Nordkraft Big 
Band 』 と繰り広げた、すご〜くイイ感じなセッションがあります ♪

 YouTube映像から、格別な My Favorites をご紹介しますネ !!


☆ Moonchild Blues
http://www.youtube.com/watch?v=sz_fmKDDs


☆ You Upsets Me Baby
http://www.youtube.com/watch?v=Ii2s5CDiZc0


☆ Still Crazy After All These Years
http://www.youtube.com/watch?v=L5XwlwnUCAA




posted by 美緒ママ at 23:05| Comment(0) | 音楽 | 更新情報をチェックする
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