美緒ママ、思い返すと母親とは、趣味・嗜好のよくよく逆転した親子でした。
それは日常でも非日常でも。
オフの外出を嫌い、殊更家の中で満たされることを望む娘。
一方元気な頃の母は、職業婦人たる仕事と家庭の束縛が余程堪えたとみえて、時間と経済の許す
限りよく旅で発散していました。
国内なら、各地へ回数を重ね、海外へもしばしば。
人生この先も、飛行機になど乗りそうもない娘とは雲泥の差 !!
いきおい “ 土産品 ” は数々 …… 良くも悪しくも ( 笑 ) 。
昨日からのハワイ繋がりで言えば、母が幾度か訪ねたその南洋の島から、いかにも島らしい
土産品が 『 赤珊瑚 』 のピアス・イヤリングでした。
『 赤珊瑚 』 は、単純に区分けすれば珊瑚の上級品と聞きます。
これはちょっとしたアクセサリーだから、殊更高価とは思えませんが、朱赤のシンプルな雫型が、
華奢なゴールド金具に下がっていました。
色は綺麗でも、ちょっとそっけない ( 苦笑 ) 。
なので、実質なかなか出番が無かったのです。
それが長い時間を経て、魅力的なひと品に再生 ―― 別の流用パーツとの合体が、デザインを
生み出しました !!
★ 赤珊瑚 + エメラルド + K18 ・ ピアス ・ イヤリング

雫型珊瑚には以前から、 “ 実もの ” という見立てが浮かんでいたのです。
それを如何に表現するか … ?
まず、地金は色バランスの良いゴールドを選び、実ものには萼を付けました。
また母の古いペンダントを解体した余りメレ石 ―― 6石のマーキス・エメラルドを、葉っぱに
見立てれば ? …… 期待に違わぬ可愛い作品になったのです ♪
クラシカルな西欧アンティークのような ☆
それもこれも、美緒ママの思い付きに熱心に耳を傾け、具現化して下さった “ 癒やし処 ” =
ジュエリー 『 Chiku 』 さんと宝飾クラフトマンさんのお陰〜 ♪
女性の “ 夢を叶え ” てくれるプロたちへ、偏に 「 感謝感謝 !! 」 でーす ☆☆☆