2012年11月21日

フレグランス




   山茶花の長き盛りのはじまりぬ         風生



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 美緒ママが過去に、拙いながら学んで来た俳句。
その途上出会った、“ 憧れ = 心の師 ” と崇める名俳人のお一人が 『 富安風生 』 先生です。
これは先生の実にさりげない一句。
“ さりげな ” き癒やしの極地なれば 『 今井杏太郎 』 氏が筆頭ですから、比べればむしろ洒脱な
句柄と言えましょうが。
大正 〜 昭和の都市生活者の晩年の洒落気と、ふるさとを望郷する哀愁の共存。
生涯を公務官僚として全う、社会的にも大成され、挫折と無縁の春風満帆な来歴を想像させる
風生先生の、それでも表に見せぬ哀感が心底に流れているのでしょうか。

 それはサザンカの香のまにまに ?
改めて咀嚼するその味わい …… サザンカのひんやりした香気と共に。

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 ところで斯く言うサザンカの香りが、どんな成分で構成されているか ? は浅学にして
存じません。
でも私の大いなる記憶違いでなければ、My 最愛の薔薇 『 ヘリテイジ 』 に似ていなくも
ない ?
好きな花同士の、偶然の合致 ?
 
 『 ヘリテイジ 』 については、イングリッシュ・ローズ中代表的な芳香種と読み知って
いました。
しかし、よく表現される “ 爽やかなレモン香 〜 ミルラ香 ” が具体的にはわかりません。
それで白紙状態のまま、初体験したリアルな香り ―― それは衝撃のひと言 !!!
お世辞抜きに正真正銘 “ 私の欲しかった ” 香りではありませんか !?
正確には、私が求めて止まぬベスト・フレグランス ( 柄にも無く ? … 汗 ) にとても
近かった、とゆーような ?

 数年前、無念の廃番で入手困難となった商品 …… 言いようもない落胆に泣いたフランス製
フレグランス = Eau De Toillet 『 TENDRE POISON 』 by 
Christian Dior。
そっくりでは無いけれど、シトラス風の爽やかさやひんやりした甘さが似通うんです ♪♪♪


 あ、それにしても何で突然、『 Christian Dior 』 なんてどエラくハイソな
高級メゾン・ブランドとご縁が出来たんだろう ?
…… 我ながら不思議 !( 笑 )

 以前小物を買い求めたのをきっかけに、その美意識に惹かれ、たまに立ち寄るようになって。
すると “ 会員カード ” を持たされ、その年の暮れに早速 “ お誕生日プレゼント ” なる
サービスに与ったのでした ♪
その折のギフトが、件のオードトワレのスモールボトル。
偶然貰ったコレがツボったんですかねぇ ?( 苦笑 ) …… 未だ 『 Dior 』 引きずって
いるのは。


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      ★ Eau De Toilette 『 TENDRE POISON 』


 “ 優しい毒 ” とゆー蠱惑的な名を持つフレグランス ♪
美しい容器、そしてこれまで体感したことの無い清冽な香調、清々しいラストノート !
名称とは裏腹に、むしろユニセクシャルと言いたいクールな甘さです。
“ 偶然出会った ” のが、 まさに“ 運命の出会い ” に ☆
一生、これ以上の香りは要らない !! …… そう公言する感激でした。
こんなに香りに癒やされた時間は、初めてだったから。


 されどされど、 My favorites たちってとかく廃番になる !( ため息 )
う〜〜 、上手くいかないもんですわァ。
世の中の Second Best みたいな “ 癒やしのモト ” を、愛するせいでしょうか ?




posted by 美緒ママ at 22:28| Comment(0) | 癒やし処 | 更新情報をチェックする
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