2012年10月09日

忘れじの名菓 4


 気が付くと駅前で、大欅の葉が随分枯れ落ちていました。
道すがらのススキの穂も、美しく靡くようになって …… 。
知らぬ間に、秋は長けて行きます。

 暦の上の 『 寒露 』 を過ぎ、空気も冷ややか … な筈なんですけど、ところがところが
現代の陽気はそう簡単にいかず ( 汗 ) 。
冷える朝晩に比べ、日中の暑さに参ります ( はァ … ) 。

 とは言えこの季節、巷の注目はやっぱり “ 秋色甘味 ” ですかね ?
嘗てご縁あって、季節折々の口福に与っていた加賀の菓匠 『 福文 』 さん。
ご当主・福 貞夫氏の手による大変ナチュラルで趣深い茶席菓子 …… 思い出す色々。
季節の名菓が、今なお惜しまれます。
 就中、以前ご紹介の 『 鹿の音 』 と並び、秋と言えば !! の定番 『 栗蒸し羊羹 』 。
長らく、ご贔屓さんたちの楽しみになっていたに違いありません。
生地はもっちり …… 且つあっさりと、常の 『 栗蒸し羊羹 』 より軽く簡素な味わい。
それでいながら、風雅の土地 = 加賀ならではの品位が流石でした !


             101109_2258~020001.jpg

    ★ 大聖寺 福文製 『 栗蒸し羊羹 』 / 中村東洸作 『 鼠志野籠目紋銘々皿 』


           懐かしく思い出した、忘れられない美味です。



posted by 美緒ママ at 22:52| Comment(0) | グルメ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: