2018年06月12日

「 そうだ、逗子大師へ行こう !! 」  Gosyuin Traveller 125


 まだ六月だってのに、颱風ですって !?
入梅早々の梅雨前線が刺激されて、大雨注意とは …… ちょっと怖かったけど ( 苦笑 ) 。



 さて Gosyuin Traveller は前レポ 6 月 7 日を続けまして、逗子の
お寺へ訪拝です ♪ ────



 鎌倉で用件を済ませた後、もうひとつ目的のあった美緒ママ。
取り敢えずは腹ごしらえ …… 駅前の 『 EXCELSIOR CAFFE 』 でランチに
しました。
 その後鎌倉駅 12時 53 分発の横須賀線へ。 逗子駅 12 時 59 分着。
徒歩五分程で到着の ……



           高野山真言宗 『 黄雲山 地蔵密院 延命寺 』 様


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 はい、昨年参拝の 『 逗子大師 』 様 …… レポしたばかりですね〜 。
( あれからもう一度、伺っているのですが )



 この日はまず、『 辨天堂 』 の 『 厨子辨財天 』 様へ参じました。


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『 湘南七福神 』 のおひと方。 『 厨子辨財天 』 と称される “ 厨子 ” という言葉が当山に
由来することから、一帯の地名 “ 逗子 ” となったそうです。



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              『 逗子の地名発祥の寺 』 碑




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 それでは前回同様 階段上の 『 本堂 』 向拝参拝、後 『 会館 』 玄関へお邪魔。
すると、ご住職 ( ? ) 直々のご案内で 『 本堂 』 へ。
参詣者の誰も居ない広い空間を独り占めして、お参りさせていただいたのです。

 ── Unbelievable !!! ──

 須弥段には麗々しき 『 大日如来 』 様、左右をかためる 『 愛染 』 『 不動 』 の
両明王様。
手前に 『 弘法大師 』 ご尊像が端座され、厳かな “ 密教世界 ” が表現されています。

 暫し息を鎮めてから ( 暑い日中で全身火照っていましたので ) 、宝前へ焼香読経。
一年ぶりに拝したご縁に謝し、以降のご加護を祈願して。
ご本尊様、弘法大師様、お宗派の云々はお許し下さいますよね ? …… と他力本願に
お願い。
しかもこの参拝、もっと “ 不純な動機 ” があったんです ( スミマセン ! ) 。


 立ち去るのを惜しまれるような癒やし空間を、後ろ髪を引かれつつ辞して階を下り、
『 観音 』 様や 『 大黒 』 様のお像に掌を合わせ、玄関に戻って寺務所へ謝辞の
ご挨拶をしました。
そして御朱印をお願いしますと、丁寧なご対応。
加えて ( コレぞこの日のターゲット ♪♪ ) 新作のオリジナル朱印帳も希望。
すると、
「 はい、ありがとうございます。 最近これをお求めに大勢ご参詣いただきましてね 」
と、笑顔のご住職でした。
「 すぐご用意しますので、少々お待ち下さい 」
物腰柔らかなお振る舞いがお人柄を偲ばせるようで、また、昨年お会いした梵妻様なの
でしょうか …… 女性の方もにこやか。
こちらを参詣された諸ブログに 「 和やかな優しいお寺 」 と賞賛されるのがわかります。


 ちなみに新作の 『 オリジナル朱印帳 』 は密教の世界観 = 『 金剛界 』 『 胎蔵界 』 の
曼荼羅を梵字で表現した、洗練されたデザイン ☆☆☆


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          さすが、お札所巡りファンが見逃さないはずだわ〜 !



   そして御朱印 ……


       本尊 『 大日如来 』 様         七福神 『 弁財天 』 様

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          諸尊様、ご住職様、梵妻様、ありがとうございます !!


 加えて 『 健康御守り 』 も求め、13 時 45 分頃おいとました 『 延命寺 』 様でした。





 斯くして目的は恙なく果たされたのですが、美緒ママ、ちょっと欲張りました。
“ 逗子 ” と言えば、の注目スポットがまだあったんですよ〜♪
逗子銀座に構えると聞く 『 菓子 こよみ 』 さん ── 実は “ 件の 『 如意庵 』 様 ” へ
生菓子を納めておられます。
つまり 『 如意庵 』 ご住職 『 星野宗撤 』 様のお眼鏡にかなった菓匠 ☆☆
しかも、開業後まだ三年余 ? …… う〜ン、並ならぬ技量ですね ?
( さらに、ご住職もよくぞ開拓されました ! )

 とゆーことで、このチャンスを逃すまい、と ♪
JR 駅前へ戻って逗子銀座を進んでみると、あ、ありました !
簡素な和カフェ風の間口。 引き戸の内は売り場と、テーブル席にお客様。
奥から若めな女性が ( 奥様 or 店員さん ? ) ご対応。
売り場カウンターのテイクアウト分はもはや僅かでしたが、兎に角 Get !!
ムフフ、良い日だ〜 ☆☆☆


 意気揚々 JR 逗子駅に戻り、 14 時 12 分発 横須賀線 成田空港行きで帰途へ。

 
 その晩勿論新茶を淹れ、茶緒パパと賞味した 『 こよみ 』 生菓子 ── 『 わらび餅 』
『 あじさい 』 『 豆大福 』 。
大変美味しゅうございました ☆☆☆
( 喜び過ぎて写真を忘れたッ !? )

 また是非、逗子へ行きましょう !!




posted by 美緒ママ at 00:58| Comment(0) | 癒やし処 | 更新情報をチェックする

2018年06月10日

六月の彩  at bird


 去る 6 月 7 日 ( 木 ) 、雨去って曇りから晴れ。 梅雨の晴れ間は暑い !
日陰の 『 アジサイ 』 たちが心地良さそうです。



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 この日は午前中、鎌倉のネイルサロン 『 bird 』 、日程の都合で、少々早めの予約と
なりました。

 選んだカラーはパープリッシュ・グレイ。
日向では ……


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日陰に入ったらこんな色に写っちゃいますけど〜 !
前回のミルクココアよりは寒色系 ── ちょっぴりアジサイ色 ?



 今回も絶妙な色味をご紹介下さり、『 みかさ 』 さん、ありがとうございました ♪
また暫く、眼福に与りま〜す ☆☆☆




posted by 美緒ママ at 15:38| Comment(0) | 癒やし処 | 更新情報をチェックする

2018年06月09日

梅雨に入る  2018


 去る 6 月 6 日、二十四節気の 『 芒種 』 。
関東地方も梅雨に入ったそうですね。
しかしいきなりの夏日だったり、打って変わって急な雷雨に見舞われたり ……
お天気は気まぐれ !


 ベランダで雨に濡れて 『 ヘメロカリス 』 の蕾が色付きました。
今季は生憎一本のみですが、四輪は咲いてくれそう。 楽しみです ♪


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 母屋玄関先には 『 ナツツバキ 』 が沢山落ちていて、漸く開花を知りました。
そーゆー花なんです、高い所で咲くから見えなくて。


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 隣り合った青梅は、今年全く不作だったので ( 目視たったの三、四個 ! ) 、


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『 南高梅 』 を買って、茶緒パパの梅干し仕度が始まりました。
梅仕事はここ数年、当季の風物になっています。
茶緒パパ、感謝感謝 〜☆☆☆ 今年も上手く仕上がりますように !!



posted by 美緒ママ at 15:48| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

Gosyuin Traveller 81  A


 Gosyuin Traveller , 『 干支守り本尊八佛霊場 』 久里浜レポは逗子
訪拝へと続きます ♪ ────



 13 時頃 久里浜界隈の巡拝を終え、京急久里浜駅まで戻ると、時分時だったので
駅ビル内、イタリアン ・ レストラン 『 Dona 』 でランチ ・ ブレイクです。


 その後 13 時 49 分、京浜急行快特 泉岳寺行きで出発。
金沢八景駅にて 逗子線エアポート急行 新逗子行きへ乗り替え、 14 時 10 分発。
14 時 18 分新逗子駅着、徒歩にて向かったこの日の最終目的地、

 賑やかな市街地に構える ……


           高野山真言宗 『 黄雲山 地蔵密院 延命寺 』 様


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 『 逗子大師 』 と通称され、地元に長く親しまれた古刹様のようです。
『 山門 』 から真正面の 『 本堂 』 大階段を上って向拝へ着くと、何と入口は別 !?
順路案内に従って、左方の 『 会館 ( 寺務所 ) 』 玄関へ導かれました。
すると参拝客が出入りしておられ、受付より女性 ( 梵妻様 or 職員様 ? )がご対応。
「 右手から階段を上がりますと本堂内で、どうぞご参拝下さい 」 とにこやかに。


 お邪魔してみれば、広く立派なお堂内ですね !
暗めで厳かな雰囲気に、庶民的な町場のロケーションを忘れました。
真言密教ならではの賑々しさと、それでもどこかに町のお寺らしい親しみをおぼえる
雰囲気です。


 須弥壇にはご本尊 『 大日如来 』 様……お美しい〜 ☆☆
そして 『 弘法大師 空海 』 様 !!


 「 南無大師遍照金剛〜南無大師遍照金剛〜 」


ゆっくり参拝させていただきました。
さぁそれでは玄関へ戻り、御朱印をお授かりしましょう ♪
女性の方達、みな和やかにご対応下さり、癒やしのお寺でした。



   『 三浦半島干支守り本尊八佛霊場 』 第八番 辰巳歳守護本尊 『 普賢菩薩 』 様


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           『 新四国東国八十八ヶ所霊場 』 第八十番


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 ご揮毫の筆文字はご住職様でしょうか ? 雄渾なる筆致が誠に素晴らしい !!
墨の吸い取りに挟んで下さった和紙も、またお洒落で可愛らしくて、


        「 黄雲山 延命寺 幸運が訪れ増すように   合掌 」


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           小さなワンちゃんがまた、めっちゃキュート ♪♪♪


 本堂脇のこの 『 修行大師 』 様尊像に従う 『 四郎犬 』 や 『 九郎犬 』 のイメージ
でしょうか?


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              お大師様を導いたコ達なんですね?
            きっと特別な信頼関係にあったのでしょう。



 本堂の前庭では 『 地蔵菩薩 』様、 『 弁天堂 』様、 『 墓所 』 他、多々パワースポットに
掌が合わさります。

      真新しい 『 鐘楼 』 の清々しい美しさと、旧銅鐘の風格も興味深い。


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 ご本尊様、諸尊様、弘法大師様、お寺の皆様、ありがとうございました !!



 おいとまし、逗子駅 14 時 54 分発 横須賀線線 上総一ノ宮行きで帰途についたこの日
でした。




posted by 美緒ママ at 05:43| Comment(0) | 癒やし処 | 更新情報をチェックする

2018年06月05日

三浦半島干支守り本尊八佛霊場 1 .  Gosyuin Traveller 81  @


 六月に入って、もう五日になりました。
先月 五月を振り返ってみると、去年と全く違った過ごし方をしたなァ……と、我ながら
驚くばかり。
昨年平成 29 年は丁酉歳に当たったため、 4 月 28 日より 『 三浦薬師霊場 』 及び
『 三浦不動尊霊場 』 同時開扉の 『 大開帳 』 に盛り上がっていたのです。
で、そのご縁に肖ろうと、生まれて初めて “ 開帳札所巡り ” を体験したのでした。



 超久々の Gosyuin Traveller は、かの昨年 4 月 16 日 ( 日 ) へ遡り、
横須賀市久里浜のレポです ♪ ────


 『 大開帳 』 の下見を兼ね、『 三浦半島干支守り本尊八佛霊場 』 兼務の札所を巡ることに
しました。
まず JR 大船駅 11 時 18 分発の横須賀線 逗子行き。
乗り継いだ久里浜行きが 11 時 35 分発。 久里浜駅 11 時 55 分着。
そこから徒歩 20 分程の ……



             浄土宗 『 御霊山 満蔵院 正業寺 』 様


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『 干支守り 』 札所ではありませんが、 『 三浦不動尊霊場 』 の第十番に当たるので、
所在地を確認にお寄りしました。


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 札所は他に 『 三浦地蔵霊場 』 もご兼務です。 後年そのご縁に与れたら幸い。


 境内隣接に駐車場をご用意で、市街地の広くわかりやすい道路に面した至便な一刹です。


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 改めての訪拝を期しおいとま。 ありがとうございました。




 続いて駅方向へ戻る道すがら、出会ったのが古格有る神社様。



            『 久里浜 八幡神社 ( やわたじんじゃ ) 』 様


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    狛犬クン達に迎えられて ……


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 ご祭神 『 応神天皇 』 様に、奇しくもご当地へ伺ったご縁を謝し、以降巡拝の無事を祈願。
ありがとうございました。




 それでは順路へ戻って、次の目的地へ。



             浄土宗 『 亀養山 松樹院 長安寺 』 様


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         『 山門 』 内すぐに駐車場を設けた、現代風な佇まいです。



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 華やかな『 本堂 』。 向拝よりご本尊 『 阿弥陀如来 』 様へ拝しました。
外観にはエキゾチックな彫刻と石仏様。


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 また 『 不動堂 』は、 『 三浦不動尊霊場 』 第九番 ご本尊 『 火伏不動明王 』 様を奉安して
おられます。


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              改めてお目に掛かりますね ♪



             おや、こちらも 『 不動明王 』 様 ?


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 参拝後は庫裏にて、ご対応の梵妻様へ御朱印をお願いしました。


               本尊 『 阿弥陀如来 』 様


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 今回の 『 三浦半島干支守り本尊八佛霊場 』 兼用朱印帳 『 三浦半島開運めぐり 』 を入手。

                        午歳守護本尊 『 勢至菩薩 』 様


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『 勢至 』 様は衆生に智慧を施す菩薩と云われ 、 『 観音 』 様共々 主尊 『 阿弥陀如来 』 様
の脇侍を務めます。
あ …… 因みに午歳は美緒ママの干支で、お守りもいただいて参りました ♪

 梵妻様には来る 『 大開帳 』 のお話しも伺い、またの参拝を約しておいとましました。
諸尊様、梵妻様、ありがとうございました。



                      ──── To be continued .



posted by 美緒ママ at 23:45| Comment(0) | 癒やし処 | 更新情報をチェックする

2018年06月03日

鎌倉の名店


 また鎌倉ネタになりますが。
JR 駅近の中心エリアに詳しい方なら、ご存知かと思います。
嘗て小町通に風格ある店舗を構えていた、老舗の茶匠 『 枝村園 』 さん。
黒光りするような和風建築がどっしり風格を醸す、界隈の名店でした。
詳しくは存じませんが、数代に亘って繁盛して来られたのではないかしら?
仕事で鎌倉へ通っている間、折々お寄りしたものです。

 ひと頃、当代が店舗を移られましたが、小町の小道奥で営業を再開、古いご贔屓筋を
安堵させたことでしょう。
そーですね、本当に良かった ♪ 
私は全然 “ お得意さん ” じゃありませんが、 ( 仕事絡みで ) 小町に長く関わった一人
として 『 枝村園 』 さんの存続は嬉しい〜 ☆☆


 トラディショナルな静岡煎茶の香りと風味 ── なのかな ? とは思うけど、正直の
ところ良くわかってない …… ( 汗 ) 。
それでも、他所のお茶を同じように淹れた時気付いたりする。
嗅覚と味覚の記憶は今も間違い無く、 “ 滋味 ” を察知するのでしょう。
「 嗚呼、やっぱり 『 枝村園 』 さんと違う〜 」 って。



 そんなこんなの先月 17 日、凡そ一ヶ月ぶりの鎌倉。
JR 駅から小町通りの大混雑をすり抜け、小道へ曲がり、そのまた路地へ折れた先に、
老舗の名店がひっそり迎えてくれるのです。
若い頃評判のイケメンさんでいらしたご主人が、今なお男前な笑顔で応じて下さいます。
日本茶の清々しささながらの雰囲気も健在でした。

 折しも “ 新茶 ” の頃。
お勧めいただいた静岡 ・『 本山 』の新茶 ( この時初めて知ったのですが、いつもの
銘柄だとか ) 。


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『 枝村園 』 さん、美味しいお茶をありがとうございます。 またお伺いしますね。



 さてお次は、もう一つの目的地へ。
小道へ戻って真っ直ぐ、ひとつ十字路を突っ切った左手に煉瓦タイルのお洒落な
『 Zelkova Terrace 』さん 。
…… その一階中程に、我が名店 = ネイルサロン 『 bird 』 が。


 My ネイリスト 『 みかさ 』 さんのお出迎え。
気さくな鎌倉ビューティーの笑顔と洗練された物腰、店内の雰囲気も素敵 ♪♪


 この日のカラーは、 “ スキニー ” から少し “ ミルクココア ” へ寄せてみました。


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 こちらも誠に魅了されるお色味ですね。大好きです〜 ☆☆☆
次回もまたコレ ! …… ってお願いしたいくらい気に入りました。
けれどまた、微妙なニュアンスの違いを求めてしまうかもしれません。


 常に自分の目前に置かれ、人前にさらされる “ 指先 ” 。
きちんと整えられている安心感は少なからぬ余裕と、自信をもたらしてくれます。
『 みかさ 』さんに感謝 !!


 鎌倉の静かな小路の名店達は、掛け替えのない癒やしスポットと言えるのです。




posted by 美緒ママ at 00:02| Comment(0) | 癒やし処 | 更新情報をチェックする

2018年06月02日

六月です !


 六月と言えば ……
俳句のほんの端っこにでも関わる者としちゃ 「 知らなきゃモグリ !! 」 の有名句 ──



   六月の女すはれる荒筵          石田波郷




 “ 大正〜昭和の大作家 ” 『 石田波郷 』 師の代表作のひとつです。
心揺るがすエモーショナルな作風で名を馳せ、結社 『 鶴 』 を創設主宰された波郷師。
 その 『 鶴 』 同人諸氏に偶さかご縁を得た私は、波郷師の志をはじめ、それを継がれた
代々主宰方の教えのさわりを ( 僅かながら ) 聞き齧らせていただきました。


 が、それにしても、この句は難解 !!
“ 前書き ” によれば、戦中の焼け野原に生きる苦境 ・ 絶望感を象徴した、というように
受け取れますが …… 。
 まァ、「 俳句における前書きの是非 」 にここでは触れません。
よし “ 前書き “ の情報を得たところで、生憎 “ 戦中戦後 ” の実感は把握不能です !

 かの当時 …… ひとかどの暮らしをして来た妻女 ?
焼けて、今や骨組みのようになった住まいに筵を掛け、辛うじて雨露凌いでいる体か。
呆然と疲れ果てた、時代の有り様を表したようなのですが。

 しかしそうした景へ、 “ 句そのもの ” からは繋げられなかった。
六月という、多分梅雨ただ中のカァッと照る晴れ間。熱気とやりきれぬ湿度の中、
広げた莚で農作業に励む農婦でもあろうか ── と。


 こうした、作者と読者の落差をどうすれば良いのか ?

 実際は “ 前書き ” が有り、まして石田波郷なる超高名作家としての知名度 ( 来歴の
情報等 ) もハンパ無い。
そこで我々ごときとの比較はあり得ませんが、「 基本的に前書きは付けないこと 」
と教わる初学者には難しい !


 因みに某論旨による 「 名句には優れた鑑賞が定まっている 」 説も、同時に逆説あり。 
句の解釈とは結局読み手に丸投げされ、独り歩きするモノと弁えよ、とする考え方です。
作者自身の予想だにせぬ “ 読み方 ” が、時に発生する、と。


 …… などと伺えば、いゃはゃ、句作も鑑賞も益々難題となってくる “ ダメダメ俳句
学習者 ” でございました〜 ( ため息 ) 。



posted by 美緒ママ at 01:51| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする