2018年04月15日
先月の俳句学習 3 月 第二週 & 第四週 …… and 2018
昨日 14 日、予定していた 『 藤田湘子記念 小田原俳句大会 』 出席を生憎の都合で
どたキャンしてしまいました。
未体験な会場の雰囲気に、少なからず興味はあったのですが。
世の中、ご縁があれば自ずと導かれるもの。 そういかないのはそもそもご縁が無かった ……
そう弁えることにします。
なお当大会、何ごともチャレンジ !! と投句した二句中、一句が思い掛けなく “ 選者別 ”
の選に入りました。
未知の選者の視点に触れるのは大事なんだなァ、と実感したところです。
さぁ、それでは三月の 『 ランドマーク ・ プラザ 』 俳句教室。
当月は平成 29 年十月期の最終月で、今回も “ 型の学習 ” を終えて、自由に詠むことに
なっているのですが。
大抵お定まりの不調〜 ( 爆 ) 。 成果ちっとも上がってませ〜ん !!
しかし、今のわたくしメには 『 加藤静夫 』 & 『 志田千惠 』 両先生が全てなので、
来期の精進を肝に銘じて !
第二週 3 月 13 日
この週は二句を “ 型 ” で、一句を自由な形で詠みました。
一句目、
キイボード打つ卒論や春の雪 かいう
“ 卒論 ” という語を季語の傍題ととらえるか如何で合否が分かれる、と静夫先生。
私自身もその点を確かめたかった。
すると静夫先生、 「 判断は選者によるが、自分であれば “ 季語 ” と捉える 」 と。
ならば、 「 春の雪 」 を使わない表現が求められますね ?
けっこう好きなテーマなので、鋭意推敲します !
二句目、
大股に踏み出す春の夜風かな
こちらは 「 具体的な景が全く見えて来ない 」 と千惠先生のご指摘。
「 大股 」 か否かは関係無く、何があったとか何処から歩き出したとか、を描くべき、と。
そーですね …… そういった背景を飛び越え集約した 「 大股 」 であり、ま向かう対象へ
「 夜風 」 を象徴化したのですが。
やはり “ 景色 ” が要りますか …… ( 大汗 ) 。
ちなみに、三句目は自由になりすぎて、初歩的な失態を犯しました。
改めて用心用心 !!
第四週 3 月 27 日
この日を以て、総仕上げとなります。
一句目は、
本門寺子院の松やうかれ猫 かいう
まず固有名詞の扱い如何を問われました。
よくある My Pattern なんですけどね ( 笑 ) 。
「 本門寺子院 」 などと厳かな情景に、一体何が出て来るかと思えば !! …… 興奮し捲ってる
猫の喧嘩 !?
“ フェイントめく俳諧味 ” として、静夫先生には受け取っていただけたようで、まずは成功 ?
とゆーか、ワザとくっつけたのではなく、正に “ 実景 ” を目撃したのだし。
他ならぬ 『 本門寺 』 様は、厳かなイメージと裏腹に日蓮宗のアグレッシブなエネルギーが、
“ 恋猫 ” の生命感を受け止め得る気がして !
その不思議な “ 引き合い ” 感を察して貰えたら嬉しいけど。
果たして ?
続いて二句目、
一族の墓群に隣る土筆かな
ここでは、 「 隣る 」 といった説明をせず、 「 墓 」と 「 土筆 」 だけを言えば良い、
とのご指摘、両先生よりいただきました。
じっくり再考せよ、ワタシ !!
また三句目は訴える内容そのものに問題アリ、 「 別のことを言いましょう 」 と先生方より。
マイナス ・ イメージの句を成功させるのは超々上級者ですね。
ン十年早い、か ?
とまあ、こんな幕引きでワン ・ クール終了。
在籍三年弱にして、あまり褒められた成績とは言えない ? ( 苦笑 )