2016年03月22日

今月の俳句学習  3 月第二週 ・ 第四週


 3 月 22 日 ( 火 ) 、 『 ランドマーク・プラザ 』 俳句教室、今期最終日となりました。
前回風邪で欠席したため、ほぼ一ヶ月ぶりの 『 桜木町 』 。
駅前の風は冷たいけれど、春の光が溢れていました。
 と、見上げた 『 動く歩道 』 入り口に大々と横断幕 !!

『 KU 〇〇 川大学卒業式会場 パシフィコ横浜 』

 えぇぇッ ? 我が母校じゃん !
ひゃ〜、こんなトコで式やるんだァ ?
いゃいゃ、時代が変わったのォ〜〜 !! …… と感心。

 そー言えば、華やかな “ 袴振り袖女子 ” がちらほら。
これから始まるのか、終わったのか?
…… ン十年前のアタシら、あーゆー華やかな恰好とかしたのかなァ ? …… ( 遠い目 ) 。

 いずれにせよ、ちょっと思いがけぬ感慨を得つつ、教室へ向かったのでした。


 さて本日、 2015 年度十月期の最終講座であります。
結社 『 鷹 』 同人 『 志田千惠 』 先生と 『 加藤静夫 』 先生お二人による講習、今期で
丸五年を経たそうで、来期より六年目に突入。
「 小学校で言えば、これから六年生ですが。いつも言っているように、俳句は一年やったから
次に上がれる、とか、六年生だからひと段落卒業、とゆーものではありません。初歩から何度も
繰り返し繰り返し、自身で習得していく終わりのない挑戦です。志す皆さんは、絶えずたゆまぬ
学びを続けていただきたい 」
といった意味のお言葉を、静夫先生より賜りました。
はい、毎回のご教示ですね。
肝に銘じます !!

 因みにこの講座、当初からの受講生もおられ、漸く一年に近付いたわたくしメはまだまだ
新米です。
静夫先生、そして千惠先生との貴重なご縁を大切に、当面お世話になるつもりです。
先生、教室の皆様、改めてよろしくお願いします。


 とゆー今日の首尾ですが。
最終日とあって、慣例通り “ 型・テーマ ” 自由の三句が宿題です。


 まず “ 要・添削 ” の一句 ……



   スニーカー紐とけやすしつくしんぼ          かいう



 添削案としては、季語を上五へ !
続けて 「 紐とけやすきスニーカー 」 と置いた方が納まりが良いのでは ? …… と千惠先生の
ご意見でした。
するとそのままの季語 「 つくしんぼ 」 では、 「 上五 」「 下五 」 共に体言とゆー
望ましくない形です。
故に 「 体言 + や 」 or 用言を含む季語を考えるべし ! …… が課題となりました。
精進いたします。


 続いては、 “ プチ手直し有り ” の句。



   クラクション贈る別れや鳥雲に          かいう



こちら、形と意味合い、季語の斡旋に問題は無いようでした。
が、 「 中七 」 の動詞 “ 贈る ” に気取りが見られる、とご指摘。
「 普通に “ 鳴らす ” で充分伝わりますよ 」 と千惠先生。
了解です !
思いを濃く込めすぎてもイケないんですねぇ〜。
難しいッ ( ため息 ) 。


 一方、専門的過ぎて “ 駄目もと ” に違いない、と諦めつつ出してみた句 ……



   犬の名を遠くで呼ばふ赤彦忌          かいう



 嘗て愛唱した歌人 『 島木赤彦 』 先生へオマージュ。
三月も末に近づく今頃は、二十七日の 『 赤彦忌 』 が偲ばれてならないから。
たぶん ( 学生時代に ) 生まれて初めて出会った一首、



  信濃路はいつ春にならむ夕づく日入りてしまらく黄なる空の色      赤彦



 この色彩の鮮烈 ! 身をもっては知らぬ春寒の厳しさや、信濃びとの待春の心。
実は 信州の血 ” 、わたくしメにもクォーター流れてるんよ〜〜 ♪
なので、知らず反応するのかしら !?
しかし実際暮らせるワケないじゃん、寒さも雪もからっきし駄目だ …… ( ガク ) 。

 そんな厳しき信州・諏訪で教職に献身し、 歌道 ” に一途に精進した 『 赤彦 』 先生の
忍耐の生涯。
知れば知る程、スゴさに頭が下がります。
その 『 赤彦 』 先生の絶詠と言うべき、



  我が家の犬はいずこへ行きぬらむ今宵も思いいでて眠れる      赤彦



この一首に辿り着いた時、日本の詩歌史上である意味地味な歌人が、忘れがたい一人と
なっていました。
失踪してしまった ( ? ) 愛犬を、生涯の最後に思いやる 『 赤彦 』 先生。
春の訪れをひた待つこの季節の度に、囚われる哀愁。
その気持ちを己が表現の最たる 俳句 ” に残せたら …… との願望を、無謀にも果たした
のです。

 思えば、絶詠を知るコアなファンにしか通じ得ぬ感傷だと、弁えつつ出句したのですが、
「 それはそれで、わかる人には通じるでしょう 」 と静夫先生のご了解を得ました。
また、 呼ばふ ” とゆー言い回しの必然性へ疑問も差し挟まれたのですが、一応及第の句
としていただきました。
まったく予想していなかったので、めっちゃ嬉しい〜〜 ☆
ありがとうございました !!




 ところで、病欠のため 欠席投句 ” させて貰った 8 日方ですが、実はちょっと手違い
有り。当日の選句扱いにならなかったのです。
一応先生方のお目は通していただけたので、結果報告のプリントに載りました。

 尤も、出来はイマイチでしたね ( 汗 ) 。
内、まぁまぁの一句が ……



   春風の幟の赤や古書まつり          かいう



「 ひとまず納得の出来る内容かと思います 」 と先生評あった上で、 《 型・その 1 》 にて



   春風や赤き幟の古書まつり



とゆー表現の仕方も有る、とのご意見でした。
熟慮いたします。

 いずれにせよ、俳句も 通じてナンボ ” の文芸ですから、意味の疎通が叶っていれば
まずは OK !
そこを第一のステップとして、一層励んで行くことを念じたいと思います。


 それにしても今日は、両先生より大変な宿題をいただきました。
来期最初歩の復習として、何よりも基本の 《 型 》 を百句〜二百句は作り続けること !!

 うわ〜、どこまで頑張れるかわからないけど、とにかく挑戦してみましょう。
先生方に見捨てられないよう、努力の春ですよ〜〜 ( 大汗 ) 。




posted by 美緒ママ at 23:46| Comment(0) | 俳句 | 更新情報をチェックする