2015年11月18日

福井の旅  C


 図らずも多忙で遅れまくってる旅レポ、大焦りです !
10 月 22 日 ( 木 ) 続き ――
10 時 50 分頃バスで到着した曹洞宗 大本山 『 吉祥山 永平寺 』 !!!
バスが乗り入れたのはインターネットで見たまま、素朴なお土産屋街です。
門前に観光バスの横付けする様がケッコー世俗的で、 「 へぇ〜 ? 」 なカンジ。

 けれど一歩寺域に踏み入れば、空気が変わります。

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清浄たる古杉や楓に埋もれる空間。

      可憐な観音様。

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 参道の正面奥に構える荘厳な 『 勅使門 』 はこの一山の象徴の如く、大抵の観光案内に登場
しますね。
だから、ここから入ると思うでしょ ?
いぇいぇ、さにあらず 、我々は入れません !
( “ 勅使 ” の門 ―― 昔の超おエラいさん用です )



 一般参詣者は左へ曲がって 『 通用門 』 より ( 券売機へ 500 円払って ) 『 吉祥閣 』
というお堂から伽藍内へ入場です。


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 そこで茶緒パパが気付きました ―― 「 予め 『 御朱印 』 頼んだ方がイイかも ? 」
勿論、本来は参詣が先でしょうけど。
団体さんで込み合うとマズいわね、こうした大寺院は ( 笑 ) 。

         早速、 『 永平寺 』 オリジナル朱印帳をお領けいただき、

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           「 祝 !! “ 御朱印 ” 第一号〜〜 ☆☆☆ 」

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 そーです、我々、当節流行りの 『 御朱印ガール 』 ならぬ 『 御朱印ジジババ 』 に目覚め
ちゃったんです ♪

 即ち “ 御朱印 ” とは、 “ 札所 ” 寺院を順拝し礼拝 ( 本来は読経 & 納経 ) し寸志を
納め、その証としていただくもの。
現代では、心を込めて諸仏に合掌・念じることで認められるようになったようです。
その証を拝受する帳面が、ご存じ “ 納経帳 ” 乃至 “ 朱印帳 ” 。

 で、その “ 朱印帳 ” を入手すること、からですが。
手始めは、やっぱり菩提寺の ……
「 大本山がいーよね ? 」
「 っつーと、近場なら鶴見の 『 総持寺 』 ? 」
「 あ〜、でも 『 ヘビちん 』 乗りたいし …… 『 永平寺 』 でしょッ ? 」

 …… って決まったこの旅プラン ( ちょっと動機がフジュン ? ) 。

 本当はその前に、極近の鎌倉の ―― 茶緒パパの母校 『 K 学園 』 と誼ある ―― 大どころ
『 建長寺 』 さんからって手もあったんですがね、一世一代の “ 御朱印 ” デビュー。
むろん 『 永平寺 』 さんも予てより憧れでしたし。
遂に遂に現場に踏み入ったのだ〜〜 !!


 と、ノンキに感動してる場合じゃない ! …… 拝観レポ行かねばッ ( 焦々 ) 。

 はぃ、参詣者はひとまず広間で、若いお坊さんの図解による伽藍解説と順路の注意事項を拝聴
します。その後、自由行動になるワケですが。
さすがに集団移動はスゴいんで、途中でやり過ごし、順路が空いてから動くコトに。


 隣接 『 傘松閣 』 の二階には、有名な 『 絵天井の大広間 』 。
百ン十畳の簡素な広間に、そこだけ華麗な折上げ格天井。

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    往年の著名画家百数十名の技がちりばめられています。


しかし他は、花頭窓や障子越しの光が美しい簡素な禅宗様式 ?

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 続く 『 山門 』 へと、回廊伝いに順路を進みます。
こちらは正真正銘、 “ 禅修行 ” への狭き門 !
修行僧を志す者がまず篩にかけられる難関。

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我々俗者は、その佇まいに謹んで浸らせていただきます。

左右に 『 仁王 』 像に代わる 『 四天王 』 像。

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    『 勅使門 』 内に当たる空間は、屹立する巨杉越しに差し込む光。 

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   『 鐘楼 』 を包む大気 ―― 幻の鐘の音を念じ、クリアな空気を深呼吸しました。


 振り返れば、斜面を段々に上昇していく堂宇。

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      一山の中段中心に位置し、御本尊 『 釈迦牟尼仏 』 を祀る 『 仏殿 』 。



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 神の山 『 白山 』 の背面に築かれたこの七堂伽藍は全て回廊によって繋がり、地面に一度も
降りることなく一巡出来ます。
回廊を巡り見上げ見下ろす、甍の重層。その密度と堅牢美、神秘と厳かさの集合体はさながら
“ 禅世界のテーマパーク ” !?
まるで秘密基地を探索するかに、ワクワク感がつのります ♪♪♪

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            修行僧の拭き掃除で有名な、長〜い階段回廊。



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                 石畳も美しい …… 。



         伽藍の最奥最上段に構える 『 法堂 ( はっとう ) 』 。

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            やがて順路は伽藍の最も奥まった、深層部へ !

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          開祖 『 道元禅師 』 の御廟所 『 承陽殿 』 。
          畏れ多くてあまり撮れませんでした …… ( 汗 ) 。

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          前庭


 引き返し、降りつつさらに拝観。
『 祠堂殿 』 と 『 舎利殿 』 ―― 信徒の供養・法要などが行われます。

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     前庭には 『 報恩塔 』 ( 納経塔 ) 。

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 六角という造形の美しさが景色に映えていますね。
信徒さん・参詣者さんの 納経 ” を祀る塔であることにも、胸打たれます。


 凡そ二時間じっくり浄域を拝観、浸りながらとても癒やされました。
帰りたくない、もっともっと居たいなぁ …… と思うばかりです。





posted by 美緒ママ at 23:15| Comment(0) | 旅行 | 更新情報をチェックする